ノシべ 海が美しい昼の顔と猥雑な夜の顔。 | もしも会計士が財務諸表から離れて世界一周をしたら&その後

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仕事をやめて、世界一周の旅に出たときの記録と、その後の旅行の中で日々感じたことをつづってゆきます。
たまに旅人お役立ち情報があったり、なかったり。

《2018年12月9 日》マダガスカル アンバンジャ→ノシべ



アンバンジャに立ち寄ったものの暑さで戦意喪失した私、楽園と名高いノシべに向かいます!

アンバンジャからタクシーでアンキフィへ、アンキフィからはボート☆タクシーは5,000アリアリ、ボートは種類によりけりで10,000から20,000くらい。


まずはアンキフィへ向かいますよ、



このぎゅうぎゅうタクシーに乗って。





どうやってしめるのか
突っ張り棒あるし。


あーーーアフリカ。
なんでそんな詰め込んじゃうのよ。
そのボロボロの自転車をどうしようっていうのよ。
あーーーアフリカだわ。
こういう何気ない一コマがらくして、ごちゃごちゃとしてスマートじゃないのが出来の悪い子ほどかわいいの要領で心にじわりとしみるわ。

助手席に私、
後部座席には大人3人子供5人、
普通乗用車に運転手と合わせて既に9人

これでもまだ客引きを続ける。

そして、乗せちゃう。結局10人乗り。

AMAZING AFRICA。

4人目の方は体を斜めにして、体をねじり込みお尻が半分浮かせつつも絶妙なバランスをキープ。
5歳くらいの子供二人は後部座席の床に立ち乗り。

・・・私は助手席で一人座ってごめんね・・・?ちょっと申し訳ない気持ちになる。

いやいやいや、助手席に一人で座るって普通だよね!!



アンキフィにでは車が止まる前からあっという間にボートのチケット売りのおじさん完全包囲される。

ノシベノシベ!! Go NOW!!! GO NOW!!!!

と、すごい剣幕のおじさんたち。

俺の客だ、いいや俺のだと腕をひっぱりあったりしてる。

わぁ、すごい。こわい。ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ





激しいおじさんたちの勢いをいなして、何人かに値段をきいて、マイルドおじさんの15,000アリアリのボートにしました。

一番頑張ってて怖かったGo NOWおじさんは4万アリアリだった。強欲め。


ボートも人が集まったら出発制で、ここでも人待ち。市場で買ったライチ食べながら、おとなしく待ちます。
ライチおいしい。




ノシべはスピードボートで30分くらい。
あっと言う間の船旅でした。


港のそばにはタクシー乗り場があって、ちょっと歩くと路上のお土産売りが並んでる。



カメレオンがお出迎え♡

この手!!!この色!!この可動域めっちゃ広い目!!!

こんなひょうきんなルックスで鮮やかな色で、同時に恐竜っぽさもあって、しかもしっぽはくるくるで、色まで変えられちゃうって

もう奇跡の生き物です。

あー可愛い。
可愛いよカメレオン。

あー可愛い。
可愛いよカメレオン( ´∀`)


大好きだから2回言ったよ。


天然カメレオンではなくて、チップ払って写真撮るもので、普段は素通りなんだけど、カメレオンが可愛すぎて可愛すぎて素通りできなかった・・・!!!!



おおおおおおお、登ってきた!!!!!




さらに登っていく!!!!!




高いところ好きなのか、君は。


カメレオン、背中の部分はイグアナのようにかたくて、
お腹の部分はふにふにと、緩めの水風船のようなやわらかさ。

このサイズになると手の掴む力が強くて、爪もしっかり生えている。


よって、名誉の負傷。
悔いなし。




可愛いからもう一枚♡




ノシべの港は海汚かったけど、ちょっと離れたら楽園の気配を感じるきれいな海が広がっていました。


激暑で太陽がえげつなかったアンバンジャと違ってノシべはすごく気持ちのいい風が吹く。
日差しの強さを相殺してくれて、荷物背負ったまま悠々街歩きができました。






海らしいお土産屋に混ざって、日用品や子供のおもちゃが売られているごちゃごちゃ感がおもしろい。



ノシべの島の暮らしの中心は港付近で、観光の中心はアンバトゥルアカという西のエリアなのでそこまでトゥクトゥクで移動、15,000アリアリ。




これから1週間お世話になる、海の見える安宿 YLANG YLANG。
交渉後一泊50,000アリアリ。

だいきさんのおすすめは裏切らないなあ。
この人の情報ブログは本当にすばらしいわ。。





夕暮れが最高!
アフリカの夕焼けは日本の夕焼けより赤く見える。



それでだ。

マダガスカルに来てからどうもご老人が多いなと思ってたんです。
フランス人と思われるご老人が多い。

とくにノシべではご老人と若い現地人の組み合わせをよく見るなと。

夜になると、納得。



夜のノシべは、大人の街でした。

地球の歩き方の言葉を借りると、『猥雑』


そう、猥!!猥の雰囲気。

規模は小さいけど、完全に男の歓楽街。



バーが妖しく光る中、路上にはナイスバディを惜しげもなく強調した服装のお姉さまたちが立ち並ぶ。

お店からは大きめの音楽が鳴って、お店によってはライブをやっているところもある。


セクシーランジェリーをそろえたお店が電気屋もない海の街にあるわけですよ。





何やら相談するご老人たち。


マダガスカルはフランス人のsex tourismの地として人気のようです。


別に不潔だとか言う気はさらさらないのだけど、不思議なことに若い男子が全然いない

タイのソイカウにもナナプラにも往年の欧米人はいたけど若者もいたし、
アムステルダムの飾り窓にも若い人はいた。

ノシべ、若い人が全然いない・・・・!!!!

年の差カップルが夜ご飯の時に隣にいたんだけど、お姉さんは腰があいた服を着ていて、おじいちゃんがお姉さんの服からのぞく腰をずっとなでてるのね。

お姉さんは無表情で観光地価格のエビのパスタをもぐもぐ食べてて、

おじいさんも別に楽しそうな顔をしているかといえばそうでもなくて、

んんん?????と思う。

せめておじいさんが鼻の下をここぞとばかりに伸ばしてくれていたら、
男は生涯現役なんだな。って腹落ち?もするけど、なんかしっくりこない。

どうせなら若くてきれいな女性がいいんだろうとは思うんだけど、
それもはやだよね?! という年の差の方も多々いらして、
中には、そちらのお嬢さんは初潮を迎えていないのでは、、、という位の少女もいて、

幼女趣味?
もしくは私がとても失礼で実は養子なの??


私が70歳くらいになって、すごく安く若い男の子を買うことができるとして、買うかというとそんなことはありえない気がして、
男女差なのかなー、これ。


色々わからない、大人の男の猥雑な世界に触れるノシべの夜でした。