かっこいいツィンギーと激かわいいお眠りカメレオンをお届けします | もしも会計士が財務諸表から離れて世界一周をしたら&その後

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仕事をやめて、世界一周の旅に出たときの記録と、その後の旅行の中で日々感じたことをつづってゆきます。
たまに旅人お役立ち情報があったり、なかったり。




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《2018年12月7日》マダガスカル アンカラナ特別保護区 & レッドツィンギー


マダガスカル北部に絶景があるらしいよっていうんで、やって参りました!

ディエゴスアレスから100キロほど下ったところに、アンカラナ特別保護区なるいかつい大自然がございます。

ディエゴスアレスの街ではアンカラナへのツアーを取り扱う会社がいくつかあり、
各ホテルもお抱えドライバーを紹介してくれたりして、いらっしゃいませ観光客!体制が万全です。

ツアーはどうしてもお高いし、四駆のドライバーを街で探して、ガイドは保護区のエントランスでお願いするスタイルにしました。

アンカラナへの道すがら、レッドツィンギーに寄った後、アンカラナ保護区でトレッキング、夜は保護区のすぐそば(歩いて15メートル!)
のロッジで一泊した後、タクシーブルースで次の街、アンバンジャに向かう、という計画です。

ロッジに泊まっても、ディエゴスアレス帰っても車代金は同じなんだけど、同じ道を1.5往復することになるので
ディエゴスアレスには帰らないことにしました。

ツィンギーというのはとんがった石が連なったら景観のことだそうです。
雨などの自然の力で、ながーい時間をかけてとんがったもの。
縦にとんがって、針山のようになっているのがアンカラナのツィンギー。


ニッチな行き先にツアーを組んでるユーラシア旅行社が広告にツィンギーを起用してて、
その位、キャッチーでフォトジェニックでマダガスカルのアイコン的存在のツィンギーさんです。

どんなかっちょええお姿拝見できるか楽しみです!!

ノシハラの景観もツィンギーと呼ばれるそうなのだけど、あれは鋭い火山岩がゴロゴロと転がっていて、
針山感はなく、今日のツィンギーを私、とっても楽しみにしていました。


車のお値段、290,000アリアリ。
さらに、+入場料+ガイドで別途160,000アリアリ。
総額、15,000円の1日観光。うーん、一人旅はツアーや車のチャーターが本当に高くつくねぇ・・・(# ゚Д゚)



*ディエゴスアレスからレッドツィンギーは車で2時間、さらにアンカラナへは3時間ほど。
アンカラナはとても広くて、短いもので3時間、長いと2日かけて歩くコースが用意される。
レッドツィンギーとアンカラナを1日で回ると3時間コースが現実的なオプションとなります。
アンカラナだけなら、タクシーブルースで行くという手も可能です!節約派の人はぜひ頑張ってみて!



出発は朝5時で昨日夜なべしてブログ書いてたので、ガタガタ揺れる、道中2時間爆睡。

しっかり元気になったところで、



レッドツィンギーだよー!!(≧∇≦)



ここは渓谷になっていて、上から見下ろせるツィンギー。




サンゴのような、稜線のような、このなみなみ模様がツィンギー。

雨や風の自然の力で削られてできたすごく貴重な景色で、マダガスカルでしか見られないもの。

だから足跡以外は残さず、気をつけて歩いてね。

って注意書きがあったよ。




周りは砂漠のような荒野で砂がサラッサラ。
赤土なので、朝日に照らされてナミブ砂漠のようなきれいな色です。


マダガスカルの北部は鉱物が多い土地で土が赤いところが多いそうな。





靴はすなっすなになるから、ビーサンがおすすめ!



渓谷は上から見るだけで、別のエリアにはすぐ近くで見られるレッドツィンギーがあり、ドライバーさんが道案内をしてくれます。



柵の向こうになんかある!!!





・・・・なんか白くない....
?(・∀・)

そして割とこじんまりね・・・?



渓谷のツィンギーは山肌が赤くツィンギーは白っぽいものの、全体として赤が美しい景観だったのだけど、

朝日が当たらない方向にツィンギーがあるせいか、どうも白い、鍾乳洞のような印象。



なので、夕焼けモードで写真撮影することにしました。





ほーら赤くなった!!
思い出補正。\(^o^)/






しばらくこの写真を見ていれば記憶の中のツィンギーは赤いツィンギーに上書き保存されることでしょう。





ものすごーく、脆いツィンギー。
指でそっとなぞるだけで砂がサラサラと流れていく。まるで水で固めた砂の山みたい。
砂岩というより、ほんとうに砂。

こんなにも脆いからこの複雑な形が作られたのだろうね。




こんなにも脆いのに崩れずに残っているのは奇跡かも。



ドライバーさんGJ!!
いい感じの写真が撮れました(・∀・)

ツィンギーはマダガスカルの他のところにもあるけど、この赤いツィンギーはここだけ!

造形の複雑さは素晴らしいし、希少性はとっても高いのは納得で、一見の価値がある!

・・・んだけど、規模も色も控えめで、前期待が高めだったので、個人的にはちょっと期待はずれだったかも(´・ω・`)

レッドツィンギーのためのツアー単体もあるんだけど、アンカラナの道すがら立ち寄る位がちょうどいいかな。

んーーー。あちこち旅行に行って絶景慣れしてる弊害もあると思うんだな、これ。

人がきれい!っていうところ、そうでもないかも。。って言うと、自分が嫌なやつのような気がしてしまうのだけど、あーこんなものねって思ってしまうことがある。

絶景の過剰摂取とでも言いますか。
絶景慣れと言いますか。

そんな中カメレオンはものすごい胸を高鳴らせてくれたので、私の次のワクワクは爬虫類がキーなのか?!
私はどこへ向かってしまうんだ。。?と少々不安ですが、これからの地球と私の感受性の高まりに期待です。



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ツィンギーすっごいな!!

と、私を興奮させてくれたのは予想に反して、レッドではなくアンカラナの方でした。





すんごく広いエリアに針山のようなゴツゴツ石がこれでもかってくらい・・・・!!!!






すごく鋭利で太陽に照らされて黒光りするツィンギー、この奥に魔王の城でもありそう。

レッドツィンギーとは反対にすごく固くて、これだけ硬いものが風化でここまでの姿になるのにはとても時間がかかったんじゃないかな。





その広さには驚くばかり。
見渡す限り、ツィンギー!


私がアンカラナで歩いたのは3時間のコースで、もっと長いコースだともっと広いエリアに広がるツィンギーが見れるそう。

すでに見渡す限りツィンギーなのにもっと広いってどれだけの景色なんだろうね・・・!!





ツィンギーにかかる橋もすごくかっこよかった!







今日はめっちゃくちゃ暑くて日差しも殺人的だけで私の歩みはとても遅い。

ガイドのJJ、一人でずんずん進んでいってしまうんだな・・・。





巨大なこの穴、川3つの合流地点で雨季になると大きな渦を巻くそうな。


穴はすごく深くて、建物2〜3階くらいはあったかな。

今はカラッカラだけど、雨季にはすごいものが見られるんだろうね〜


保護区内は変わった動植物ももちろん豊富で、楽しめました。


枝長すぎ木。
これ、アンバー山にもいました。
年齢不肖とのこと。




キツネザル♡
ギュウッ、ギュウッと声がするので、近くにいるとわかります。
見上げると枝から枝を渡り歩いていたり、ぎゅっとしがみついてたり、目が合うとじっとこっちを見てくる。
可愛いーーーー♡




ピンクのチョウチョ!
これは珍しいー!!!!





と思ったら、めっちゃいる!!!( ゚д゚)





多すぎでは?!( ゚д゚)( ゚д゚)
ピンクのチョウチョの遭遇率、かなり高いです。




山カニ。
山に蟹っているのね。





シファカ再び。



M字開脚シファカ。笑。




この子、めっちゃかわいくないですか?
カメレオーン♡ではなくて、こちらはヤモリ!

東南アジアでもよく壁をひたひた歩いてるけど、こんなカラフルなのははじめてみたかも!

目がクリックリでかわいいな。




かわいいからもう一枚(^o^)





とてもよく見かけたリザード。
葉っぱの上をガサガサ元気に動いてました。

ぬらっとした皮がへびっぽい。





なにかにつけてでかい虫がでてきます。
そういえば、マダガスカルにはオオゴキブリっていうでっかい食用もされているゴキブリがいるそうだよ!



この日はとにかく暑くて、大変だったけど、おかっこいいツィンギーもかわいいキツネザルも見られて大満足。


気を良くした私は夜、ロッジの近くにカメレオン&アイアイ探しにでかけます・・・!!





もう、カメレオンが可愛くて可愛くて!!




寝顔!!
くるくるのしっぽ!
枝にきゅっとつかまる手足!!
大好き!!!



ナイトウォークは夜行性の動物を見るものかと思っていたのだけど、寝ているカメレオンが見れるとは・・・♡



しかも遭遇率高い。
30分歩いて、4匹。大量!!!


Aureliaのロッジで宿泊するときはぜひ、夜のカメレオン探しを!

アイアイや夜行性のシファカは見られなかったけど、もー大満足(*´ω`*)

ロッジにガイドさんが暮らしているので、夜歩きも一緒に行ってくれます(^^)/チップ制。


私は昼と同じJJにガイドをお願いしたんだけど、

手を繋いできたり、
大して足場が悪くもないところで腰支えてきたり、

うーんアウト!って感じだったので、女性の一人旅の方は気をつけましょう。

ジョウジルだかジョジェルだか発音しづらい名前で正確なのは忘れたけど、call me JJ
って言ったらその方です。

別れ際、マッサージはどう?って聞いてきたよ、、、。
怪しいマッサージなんだろうねそれ・・・。


しつこくないし特に困らなかったけど、気持ちの良いものではないよね。

昼はずんずん先に行くのに、夜は横を歩いてくれてたから暗いから気遣いなのかなって見直してたのになー
ただの下心とはなー(´・ω・`)


JJにはお帰り頂いて、1人ロッジで一息。

つくと壁にはヤモリがいて、ゴミ箱の縁をGに見えなくもない黒い虫が。



ベッドルームに虫がァァァあぁ!!ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ


ていう大きなリアクションをすることは一切なく、

大自然のロッジだからなぁ。ワイルドだなぁ。

とだけ思って、蚊帳をおろして虫コナーズスプレーして、10時の消灯とともにおやすみなさいませ。



ちなみにこんなロッジ。
水シャワーのみだけど、日のあるうちなら浴びてるうちに慣れれる水温&気温でしたー!