《5/2/2016》《 361日目》 チリ サンペドロデアタカマ
アタカマツアーで仲良くなったスイス人マークと仲良くなっていろーーーんな話をしました。
印象に残った話を書き残しときます。パート3。
このシリーズ超続きそう。
ブログ進まぬ。笑。
*****
マークが旅から一時帰国したときのこと。
スイス人が皆あまりに早く歩くからびっくりしたんだって。
すごくわかります。
私も東京に一時帰国したとき、
人の多さに酔い、
人の歩く早さに衝撃を受けました。
新宿駅や東京駅で、あれだけの人がぶつからずにサクサク歩いている光景は外国人観光客も目を剥くそうです。
どこの国も、まーーーーあゆっくり歩いてますよ。
走ってるのなんて遊んでる子どもだけなんじゃないかと思うくらい、急いでる人なんてほとんどみかけない。
歩くだけじゃない、色んなものが、ゆーっくり。
レジ打ちも、お釣り用意する手も、発券も。
それでね、マークは一時帰国してから一週間もたたないうちに、何の違和感もなく周りと同じペースで歩いてる自分にふと気づいたんだって。
すごくわかります。
私も同じでした。
何なら、人を抜かしながら歩いてることだってあったよ。
社会の仕組みに取り込まれるのは。すごく簡単だ。
とマークは言いました。
社会の仕組みっていうのは、人の行動とか、経済活動とか、社風とか、すごく広義のものを言ってます。仕組みには良いものもあれば、悪いものもあります。
旅をしている間に考えてたことは、
旅をしている間のゆったりとした気持ちは、
いとも簡単に都会の喧騒に飲み込まれたいってしまう。
自分が生きていく環境に適応していくことは必要なことだと思う。
それに文化も国民性も経済力も全く異なる国と日本を比べて、あの国はああだったこうだった言ったって、ナンセンスだと思う。
日本人の真面目で細部までこだわる気質は、世界も認める素晴らしいものだから、それも大切にしたいと思う。
ただね、何かを得るために、個々人の多大な幸せの犠牲があるのだとしたら、それは不健全だよ。
社会の仕組みに取り込まれると抜け出すのは大変だと
マークは言いました。
例えば家を買ったら仕事をなかなかやめるわけにはいかないし、
それまでの付き合いなんかもあるし、
ずっと同じ服を着てるわけには行かないし、(いや、行かないのか?)
環境を変えるっていうのは、すごくストレスのかかることだし。
うん、わかる。
だから、社会も自分の暮らしも普通はなかなか変わらないんだろう。
行くとこまで行き着くと、革命や暴動が起きるんだろう。
個々人レベルでは、転職や引越しや、旅もそうかな。
人里離れず社会の中で行くていく=社会の仕組みに取り込まれる
とも、いえます。
悪しき社会の枠組みに取り込まれたくない。
けれど、
人と出会い、暮らし、お金を稼ぐ以上、社会活動の中での出来事なので、枠組みに入らなければ無理です。
ちょっと抽象的な話だったから、結論として、じゃたこうしましょうって言うのないんだけど、
それはおかしいって思える社会の仕組みがあったら、適応する以外の道も選択肢に持っておけるようにしたいなと、思います。
旅人の戯言かな?
愚かしいことを、言ってたなぁと思う日がまた来るかもしれないけど、今の気持ちを一応ここに残しておくよ。
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