《4/30/2016》《 359日目》 チリ ビーニャデルマル
旅を楽しんでいる人は、いろーんなことをよく覚えてる。
こと遊ぶにしても、楽しむって本当に大切なことだなぁと思う。
楽しんで生きてる人の話は、聞いていて楽しい。
旅を離れて、日本の日常に思いをはせてみる。
日本人は頑張り屋さん気質のせいか、楽しむことを努力と比べて大事にしない傾向にある。
楽しくないなと思いながら、生きてたらおもしろくない人間になるよ。
一生懸命ゴリゴリに働いていた頃、知人にそう言われて、私は気分を害した。
私のやってる仕事はそんな簡単なもんじゃないんだよ!と。
やると決めたことをやり遂げるのは、自分にとって必要なことだと思ってたから、
つらかろうと、具合悪かろうと、踏ん張りどきには踏ん張ることが正しい行為だと思ってたから、
頑張りを否定されて、あまつさえつまらん人間呼ばわりされたと思って、すごく不愉快だった。
今も、当時の生き方が間違っていたとは思わないけど、
ああ、そりゃもう楽しんで生きた方が絶対にいいね。
と、今なら素直に同意できる。
同じことをやるのでも、楽しんでやってる人の方が、生き生きとしていて魅力的。
語る時の顔つきが、そうじゃない人と比べて全然違うもの。
それに、色んなことをよーく覚えてる。
遊ぶにしたって、旅するにしたって、惰性でやってる人と楽しんでやってる人じゃ、得られるものは全然違う。
仕事っていう責任感やら成長やら各種しがらみとは切り離し難い世界の中で、人生を楽しめと言われても、そりゃあ難しい。
現実問題も色々ある。
スティーブジョブスが、朝起きたときに人生を楽しめていないと思う日が3日続いたら環境を変えた方がいい。
というようなことを言っていた。
(たしか、スティーブジョブスだったはず、、)
働いてるときは、そんなこと言われましても、、、と思ったけど、
今はそうですね、と素直に思う。
仕事を楽しむって言っても、楽しみ方も色々ある。
しんどいときも踏ん張って、乗り越えていって、その繰り返しで自己肯定感ってのは生まれるもので、それも楽しみ方の一つだと思うし、
仕事はお金を稼ぐ手段と割り切って、プライベートを楽しむのも一つの手だし、
やってて楽しい仕事をして、生活は苦しくても、総合的に楽しいと思えるなら、そう腹をくくるのも一つの手だし。
他にもやり方はたくさんあって、まぁ、その人の価値観やスペックによりけりでしょう。
私は、楽ばっかして10年後に何の成長もない自分に絶望するのは嫌だから、たまにはサボりながらも向上心のある人間でいたい。
悲惨な老後を迎えるのは嫌だから、金銭面も考えて仕事や働き方を選ぶけど、毎日終電で帰らなくたって、細細やってけるお金は作れると思う。
たった13kgの荷物で生きていけるとわかった今、物質的な豊かさの重要性は低い。
楽しく生きていきたいって気持ちと
どんな風に生きていきたいかってぼんやりとしたビジョンは、
この旅で、もうできたんじゃないかな。
楽しんで生きるという思いが、
人に言われたり、
本で読んだりしたからじゃなく、
私の中にある。
今はね。
現実世界に戻るとあっという間に、その社会の流れに取り込まれる。
東京は怖いところです。
旅で思ったことを、大切に日本に持ち帰ろう。
ちなみに冒頭の写真はアフリカで買ったシンボルネックレス。
愛とか自由とか人生とか旅とか、色々あった中で、惹かれたのは〝知性〝だった。
考える葦でありたいです。
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