結論はまた次回。物乞いとの付き合い方。 | もしも会計士が財務諸表から離れて世界一周をしたら&その後

もしも会計士が財務諸表から離れて世界一周をしたら&その後

仕事をやめて、世界一周の旅に出たときの記録と、その後の旅行の中で日々感じたことをつづってゆきます。
たまに旅人お役立ち情報があったり、なかったり。

 《11/22/2015》《199日目》@エジプト アスワン

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今日ね、郵便局にポストカードを出しに行ったんですよ。
2時か3時だったと思うんだけど。


そしたら

「切手を売る係が午前中で帰るから、明日の朝来てね(^^)」

だって!

これまで度々、海外の人ha働かないなぁ。。と思う出来事に遭遇して来たけど、郵便局の郵便窓口が午前中のみっていうのには驚きました。

日本なんて土日もやってるじゃん。

テキトー大国インドだって3時か4時くらいまではやってたよ。

エジプト人もうちょっと頑張れよ。。。という気持ちと、

日本人働きすぎだよ。。。という気持ちが50:50です。

エジプトってさ、5000年とか3000年前は地球トップクラスの文明を築きあげてたわけでしょ。

日本で縄文土器作ってる頃、エジプトでは200mもあるピラミッド作ってるんだよ?

それがどうして今はこんな汚くて栄えきれない国になってしまったんでしょう。

ローマ帝国が強すぎたとか、イスラムの力とか色々あったんでしょうけど、

盛者必衰なんだなぁ。。


今日もナイル川岸には観光待機の船がずらりと並んで、客引きが乗ってけ乗ってけ猛烈アピール。

エジプト文明の衰退と昨今の観光不振は全然関係ないと思うんだけど、
なんか悲しくなってしまうなぁ。。


なんて、なんかもやもやしながら宿まで歩いてたら、5歳行かないくらいの女の子がとことこ私をついてきた。

バクシーシ!バクシーシ!
って言いながら。

ホームレスの女の子が、寄付をせがむの。

母親らしき女の人は、道端でティッシュを売ってる。

女の子は、裸足で、もうずっと洗っていなさそうな服で、まっすぐにこっち見て、バクシーシバクシーシ!ってずーーーっとついてくるの。

これもエジプト仕込みなのか、、とっても粘り強い。

あーーー。どうしよう。。。

結局、その子どもを振り切って宿に帰りました。

その子、すごく切実に見えたんだけど、手の届く位置にあったペットボトルをとったりポケットに手を伸ばすことはしなかったんだよ。

耳にしばらく、バクシーシ!って声が残ってしまったよ。


 
物乞いとの付き合い方って今だに決められない。


私は偽善でもやらないよりはマシだって思ってるんだけど、物乞いとかグローバルな貧困問題って何が善なのかわかんなくてね。

お金を渡しても渡さなくても正解じゃない気がする。

面倒見れない捨て犬は拾ってはいけないっていうのに近いかな。

別に面倒みてくれなんてあっちは思ってなくて、今日の食べ物のためのお金が欲しいだけなんでしょうけれど。

それに、エジプトの物乞には恵むのに、日本人のホームレスは素通りでいいのか?

インドの物乞いには与えなかったのに、エジプトでは与えるの?

とか、考えてしまう。


うまく言えないけど、

恵まれないカンボジアの子供たちのために学校を!

とかもね、その活動単体はいいと思うんだけど、
いやいや日本もこのまま労働人口が減少の一途を辿ると、なかなか未来は明るくないよ?
全人口の1/3で残り2/3の老人を支える時代が割と目前なのよ?
他国に恵んでる場合なの?

と、なんかこう、壮大な考え事になってしまうのよね。

問題を何でもかんでも同じ土台に乗っけて考え事をしてはいけませんっていういい例ですね。

なんか今日は硬い日記になってしまいまいました。

とりあえず。

次、物乞いのこどもがいたら、渡してみようかな。

やるかやらないかで悩んだら、やってみた方が残るものがあるものね。



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