《9/22/2015》《176日目》スペイン バルセロナ
スペインといえば、天才建築家ガウディ!
ガウディの建築物は、ここバルセロナで見ることができます(・ω・)ノ
といえば、なんて言って
つい最近までスペインのどこの街で見れるのか知らなかったんだけどね。
ガウディことアントニ ガウディ1852年生まれ。そんなに昔の人じゃない。
今日はガウディな1日!!!(・ω・)ノ(・ω・)ノ
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最初にやってきたのは、サンバウ病院。
ガウディな日!!なんて言って、ここはガウディではなくてドメネク・イ・モンタネール氏の作品。
ここも世界遺産
驚くのはその規模と世界観。
こんなの、病院じゃなくて、街!!!Σ(・ω・ノ)ノ!
正面入り口からの外観も美しいけれど、その奥に想像以上に広くて、たくさんの建物群がある。
この病院の病棟数は27。
予定では48棟だったんんだけど、完成に至らなかったんだって。
その一つ一つがとても愛らしい。
色とりどりの屋根、アーチ、タイルの丸みと厚み。
バルセロナの他のどのエリアとも違っていて、作り手の意思が今も生きてるみたいだと思った。
ここが「芸術には人を癒す力がある」の信念をもとに作られた病院というのも頷ける。
内装が特に美しいのが事務管理文館。
天井のアーチや、ステンドグラス、飾られた絵画に、照明まで、ひとつひとつが美しい。
全体的に優しい色合いでほっとした。
二階の窓からの街(病院)の眺めはにはため息がでた。
今は建築物として公開されているだけなんだけど、こんな素敵な病院なら入院してみたい!
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次にやってきたのは、ガウディ建築のひとつ『カサ バトリョ』、バトリョさんの家。
ときの富豪バトリョが、同じくときの人気建築家ガウディに自宅の改築を依頼して出来上がったのがこのお家。
海をテーマにしたこのお家、細部にまでこだわりが詰まっていて驚きの連続。。。!
波や、海の生き物、海が見せるさまざまな表情が家のいろんなところに潜んでる。
生き物の背骨の丸みを建物に取り入れたりしてるんだよ、おもしろいよ、ガウディ。。。!!!
照明。これは波の模様なのかな、貝のうずまきかな。
この窓は亀の甲羅
手すりもすごーーく手になじむ形になっていて、
美しくて実用的。
屋根のテラスに続く廊下。
光と風を入れつつ、雨は入れない、でも窓じゃない。
どこも手を抜かないんだな、ガウディは。
言われてみれば、ああなるほど!ばっかり。
ありふれた知っているものなのに、家になった途端にこんなに新鮮になるって感動する!!
可愛いのに実用性がひそんでいて、わくわくする!!
見る方向によって色合いが変わるステンドグラス。
この丸いつかみどころのないシルエットも、優しい色合いもにくい・・!
いい年の男性がこんなにも優しく愛らしいものをデザインしたと思うと、なんだかふっと和むなぁ。
大きなドアじゃ空間の広さを調節するだけじゃなくて、光や風の通り道にもなってる。
エレベーター裏の吹き抜け。
光の当たり具合が高さによって変わっても、均等に青く見えるように、
微妙にタイルの色を高さごとに変えているだって。
このまるみのあるタイルも、ガウディがまず自ら模型を作ったんだって。
なんて、こだわりと発想!
こんな取ってひとつも、こだわって作ったんだろうな。
かわいいもの。
光や風の実用的な取り入れ方や、芸術的なその魅せ方見せ方へのこだわり。
ドア枠、窓枠、天井、手すり、ドアノブ、タイル、あらゆるところが優しく丸みを帯びていて、全体がとても優しい印象なっている。
もちろんただ丸いわけじゃなくて、その形に至るまで、ガウディは海や生き物、自然界からインスピレーションを得てる。
チケット大人1人20.50ユーロと安くはないのだけど、ここは大満足!
セットでついてくるオーディオ説明が、訪問者をわくわくさせるアイディアとわかりやすさがあって、すごーく良かった(^^)
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もうひとつの有名ガウディ作品『カサ ミラ』、 ミラさんの家。
全体図(模型)
こちらもときの実業家ペレミレさんが、ときの人気建築家ガウディに設計を依頼したもの。
自分の家と賃貸アパートを兼ねて建てられたもので、今もこの建物は賃貸物件としてオフィスやお店が軒を構えてる。
カサミラで特徴的だなぁと思ったのは、その屋上。
逆アーチ状に波打つようになっていていて、同じ高さのところがない。
階段だらけでくるっと回ると結構疲れる。笑。
あえてまっすぐにしないことで、建物のバランスをとっていて、しかも色んな間取りに対応できる革新的な発想だったんだそうです。
んー、よくわかんないけど!!
デザイン性と機能性を革新的な方法で融合したのがガウディ。
他にも、廃材を使ってタイル模様を描いていたり、当時としては革新的なリサイクル思考がガウディにはあったことも見所のひとつ。
バルセロナの建築基準を超えた建物で一時は取り壊しも検討されたけど、こんな芸術的な(&儲かる)ものを壊してはならない!って、例外処置が認められたんだって。
ガウディもすごいし、バルセロナも英断だったね!
気になる入場料はこちらも20.50ユーロ、オーディオ付き。
圧倒的なデザイン性を持つカサバトリョの後に入ると、若干の物足りなさがあるから、中に入るならカサミラを先にすることをおすすめ(^^)
当時の家具が残してあるので、インテリアを見る上では、バトリョより楽しいかな。
もし時間がないならバトリョがおすすめ!
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最後にやってきたのは、サグラダファミリア聖堂。
私、、、、何年か前まで、、
桜田ファミリーだと思ってました!!恥ずかしい!!!!\(◎o◎)/笑。
自分を入れて写真を撮ったのは、建物の裏側。
正面はこちらでした。ちょっと恥ずかしい。笑。
着工は1882年。
私が死ぬまでに完成しないだろうと前は言われてたけど、3Dプリンターやらの技術が進んだおかげで、ぐっと工期が短縮、今は2026年の完成を目指して工事が進められてる。
ガウディって女の子のハートをつかむのうまそう。
中に入ると、さすがはガウディの最大の名所、人でいっぱい。
チケット制で、人数制限はある程度しているはずなんだけどな。
人に辟易して見上げると天井は高く白く、繭のようなアーチでつながれてた。
天井を見れば視界に誰も人がいない。これはいい。
ステンドグラスから差し込む夕方の光はここでも美しくて、よく見ると文字が刻まれてた。
これが見れるなら、人が多くても夕方に来るのもありな選択。
私が大好きな教会の中の音響は、ここではシャッター音と話声がこだまするばっかりで、厳かさもない。
私も観光客なので、決して文句は言えないんだけどね。
サグラダファミリアの私の一番のお気に入りは、閉館間際。
30分前位から人の入りがずいぶんと少なくなる。
閉館教会本来の静けさを取り戻すと、圧倒的な存在感が際立つ。
観光場から、教会に変身していった。
ほら素敵。
結局のところ、朝イチか閉館前か、人の少ない時間がおススメです!
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今日のしめは、カタルーニャ美術館前での夜の噴水ショー!!ヾ(@°▽°@)ノ
のはずが、
今日はお休みだそうでやってませんでした!!ヽ(;´Д`)ノ
噴水は見れなかったけど、夜のカタルーニャ美術館のライトアップ、
美術館から見下せる街の景色はとても素敵だった。
雰囲気抜群でカップルがいっぱい!
できれば
私も
誰かと
見たかったですけどー???(゜д゜)
明日はグエル公園とピカソ博物館へ参ります。
あぁ、そして私はドバイに飛ぶのです。
19時間のトランジットののち、日本に帰るのです。
一時帰国だけど。
楽しみだけど。
あぁ、そわそわして落ち着かない。
帰りたいけど!!帰りたくない!!!
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