《8/23/2015》《147日目》イタリア オルヴィエート
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やっとこさ列車のチケットを購入して
オルヴィエートの鉄道駅から、町の中心地へ向かう。
ケーブルカー1.3ユーロ。
老夫婦がいっぱい乗ってた。
オルヴィエートは日本でこそ知名度は高くないけど、ヨーロッパでは美しい街並みを持つ街として知られている人気スポットらしい。
たしかに納得のとても可愛らしい街を抜けて、インフォメーションセンターと宿に向かう。
町の地図とチヴィタ行きのバスの時刻表は手に入れた!
うまくコトが運ばなくて、少し落ちてたけど、街並みを見て回復してきた。
ここはきっと、とても素敵なところだ。
宿、あった。
ゴージャス!!
40ユーロ、、許す!!
スーパーで買っておいたコッペパンみたいなクロワッサンをリビングで食べていたら、ホテルマンのクリスティアーノがサクサククロワッサン、お客さんのスティーブンがチョコレートタルトをくれた。
ほっこりしてきた。
甘いものの力たるや。
人との触れ合いの力たるや。
気を取り直して、お昼前からスティーブンと街歩きに出かけた。
オルヴィエートの街は美しい。
中心のクロックタワーからは街全体が、見下ろせて眺めがいい。さっぱりとしたいい風を感じることができる。
芸術の街でもあるのか可愛らしいオブジェがある。
オルヴィエート出身のアーティストさんなのかな。
オンリーワンンのお店があちこちに。
街の中心、教会。ドゥーモ。
天井を見上げたときの教会に圧倒される感じがいい。
外の彫刻がすごく繊細だった。
聖書のシーンをストーリーに沿って描いているそう。
この街の最大の魅力は街並み。
夜の雰囲気ももうそれはそれは抜群。
治安も良さそうで、安心して歩けるのもいい。
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スティーブンは人をほっとさせる力がある。
いつも優しく微笑んでて、物腰も口調も柔らかくて、たまにふざける。
何だかうまくいかなくて何だかテンションが落ちてしまった私に癒しと元気をくれた。
呼応してふざける私。
博物館は力強い彫刻が多かったな。
アイス大好きスティーブン。
2ユーロのアイスを2人揃って1日に2個食べてしまった(。-_-。)
ブログで見つけて気になってたパロンバでトリュフカルボナーラ。
トリュフをその場でゴリゴリ削ってたっぷりトッピングしてくれる。
麺は小麦粉と水だけを使って練り上げているらしい。
15ユー。高い。。。!が、うまい。。!!!!
街を歩きながら、ごはんを食べながら、ホテルのロビーでネットをしながら色んな話をした。居心地がよかったなぁスティーブン。
スティーブンはアイルランド出身で、4年働いた後、仕事をやめて旅に出た。
スティーブンの故郷の街は、ずっと暮らしていくところじゃないと彼はずっと感じていたらしい。
だったらアイルランド内で引っ越せばいいじゃない?と思ったけど、新しいことをしたかったから旅に出たんだって。
フランス語とスペイン語と農業の知識をつけて、自給自足で、都会の喧騒に潰されずに生きている方法を身につけて、
それを人に還元しながら生きていきたいなぁと彼は言ってた。
アジアはずっと人が優しくて、困ったら助けてくれる人が必ず現れて、だけどイタリアは、他人になんて興味がないような空気が流れてる気がする。
アジアは、私がアジア人だから総じて居心地が良かっただけかとも思ったけど、青い目を持つスティーブンでも、イタリアは他人に興味を持たないなぁと感じると言ってた。
ヨーロッパやらEUやらというのは、あくまで概念で、それも経済的なくくりが主であって、普通に暮らす普通の人にとってはスペインはスペインだし、フランスはフランス。
ヨーロッパ一丸となって!!みたいな一体感は特段ないらしい。
そうなんだね。
ヨーロッパに入った
イタリア怖いヨーロッパ怖い
って、大きく括って、わくわくびくびくしながら「ヨーロッパ」編を始めたけど、
国は国だし、国の中にも色んな街があるし、街は人でできているし、
アジア人コンプレックスなのかなんなのか、変な力が入っていたのかなぁと思った。
自分の気持ちは、不思議なもので周りに伝染して返ってくる。
イタリア怖いヨーロッパ怖い
という感情は
さらにイタリア人の無関心を呼んでしまうよね。
ここ最近会ったイタリア人はつれない人だったけど、だからって怖いとか嫌な奴とか思うことなんてないんだ。
そういうことがあったなぁって。
それだけでいいんだ。
良いとか悪いとか好きとか嫌いとかに
無理やり何かに当てはめたり、白黒つけて、身構えようとしなくたっていいんだ。
それにどうあれ、何日か経てば、どんなことだって素敵な思い出になるのが旅の魔法だ。
しかも嫌なことがあったら必ず何かいいことが起こる。
いいことしかない時は、いいことばっかり起こる。
何度となくその旅の魔法に助けられてきたのに、落ち込んでるときはそういう旅の魔法を忘れてしまう。
東京駅で渋谷駅で、多分困ってるんだろうなぁという外国人旅行客を何度となくみたけど、声をかけたことなんてほんの数回だ。
日本に帰ったら、きっとすごくたくさん、私は声をかけると思うんだ。
これまでの旅で助けてもらえて本当にうれしかったし、たまに助けてもらえなくて本当に心細かったから。
できうる限り、日本に来てくれた人には、日本人はいいやつだったって思ってほしいから。
ヒッチハイクで乗せてくれる人は、自分もヒッチハイク経験者であることが多いように、
旅の恩はこうやって、気づかされてまわっていくのだろうな。
スティーブンと話していると自分の奥の方でもやもやしていた気持ちがの毒気が抜けて行く。
話してるうちに、自然と心の整理がついてくる。
コーチングを受けながら瞑想してるみたいだ。
「そうやって心を開いてフラットにて、怖がらないようにするためには、まずは自分ができうる限り自分を認めてあげて、できるんだって信じないとね。」スティーブンは言った。
本当にその通りだ。
無理かもしれないって気持ちは、いつだって行く手を阻んでくる。
完璧じゃない準備でも、うまくいくことはたくさんある。
人生は甘くないけど、悲観ばっかりしてたって楽しくないし。
人事を尽くさず天命を待つことがあったっていいじゃんね。
ヨーロッパでヒッチハイクが正直できる気がしない。
何となく、ヨーロッパ怖いから。
ヒッチハイク、久しぶりで感覚忘れちゃったから。
そう思ってたんだけど、
今も怖いんだけど、
「きっとできるから、できたら教えてね。」
「トライバーに向けて心に愛を持って、自分の最高の笑顔で車に手をあげたら車は止まってくれるよ」
そう言って、スティーブンは素敵な笑顔とヒッチハイクに便利なwebサイトを教えてくれた。
イタリアからドイツ。。。!
ヒッチハイクで行ってみようかな。。。!!!
スティーブン、一日しか一緒にいられなかったけど、すごい量の癒しと気付きと勇気をくれたよ。
たぶん同い年くらいだと思うんだけど、この物腰の柔らかさと、悟りようはなんなんだろう。
ありがとうスティーブン!!
まごついて行きたかった場所になかなか辿り着けなくて
予定外の高い宿に宿泊になって
でもそこにはスティーブンがいて
やっぱり悪いことって続かないね。
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最後まで読んでくれてありがとうございました(^^)貴重なお時間もらえたこと感謝します。
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