お別れ@ジョージア クタイシ | もしも会計士が財務諸表から離れて世界一周をしたら&その後

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仕事をやめて、世界一周の旅に出たときの記録と、その後の旅行の中で日々感じたことをつづってゆきます。
たまに旅人お役立ち情報があったり、なかったり。

«7/24/2015»«118日目» @ジョージア クタイシ



今日から久しぶりに1人行動!
まささんとお別れだ。

まささんはジョージア バトゥミ経由でトルコに、私は再びジョージアのトビリシに向かう。


まささんとはエレバンでの2回目の再会から約三週間、一緒にジョージアとアルメニアを旅をした。
一ヶ月前にアゼルバイジャンのシェキの道端で会った時には、こんな長い付き合いになるなんて思ってもみなかった。


道なき道をかきわけて、トゲトゲ草で足にいくつも傷を作った。
見晴らしの良さそうな丘を見つけては登って、時にはあえて下って、素敵な気配がするところには、気が赴くまま足を進めた。
たくさんの修道院や自然や街並みの中で美しさかっこよさに感動して、その姿を写真に残そうと色んな角度で写真を撮った。
毎日暑くて、私はアイス、まささんはコーラを買って、奪ったり奪われたりした。
いろんな人にお茶や食事をご馳走になって、道やバスを聞いて、値段交渉をした。可愛い子供やおばあちゃんにときめいた。
ラベルの可愛いビールを探したり、ごはん代わりにウェハースでお腹をごまかしたり、夜に飲み過ぎて2人揃って朝寝坊をしたこともあった。


まささんは自分が惹かれる景色をかぎとってはまっすぐ向かって行って、感動を言葉で態度で無意識のうちに表現する。
その姿を見ていたら、1人で旅をしている時よりもずっとずっと世界が素敵に見えた。
1人だったら行けなかった道から、たくさんの発見とわくわくがあった。

感受性は年齢と共に失われていく、見たいものは早く見なければ見たいものではなくなってしまう。
旅に出る前にそう思っていたけれど、私は勘違いしてたみたいだ。
私より一回り年上の無邪気なお兄さんは、私より何倍も何倍も旅を楽しむ術を持っていた。

一緒に旅ができて本当に良かった。
一緒に旅ができて本当に楽しかった。

トルコにも着いて行きたいけど、
そしたらきっときっと楽しい旅になるけど、
私は私の、まささんはまささんの旅をしなくちゃいけない。

旅に別れはつきものだ。

このお別れはとても寂しいけれど、バトゥミ行きのバスを見送りながら私は涙ぐんでしまったけれど、


それだけ別れるのが惜しい人と出会えたことは、とても幸せなことなんだ。

どうかこれからもお互い素敵な旅ができますように。
素晴らしい景色を見て、あたたかい人たちに出会って、おいしい食事にありつけて、笑顔の絶えない旅になりますように。

私は私で、感動と冒険がいっぱいつまった素敵な旅をしていくよ。



またね、まささん!

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これからコーラは自分で買うよ!





明日は!!!
トビリシ蚤の市とハマム!!!



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