ナゴルノ・カラバフって何だ。@ナゴルノ・カラバフ ステパナケルト | もしも会計士が財務諸表から離れて世界一周をしたら&その後

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仕事をやめて、世界一周の旅に出たときの記録と、その後の旅行の中で日々感じたことをつづってゆきます。
たまに旅人お役立ち情報があったり、なかったり。

《7/10/2015》《104日目》ナゴルノ=カラバフ

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まずは、昨日書けなかったお話、ナゴルノカラバフとは何ぞやというお話から。


「ナゴルノ・カラバフは、アゼルバイジャンの西部にある自治州だった地域。 アルメニア人が多く居住しており、ナゴルノ・カラバフ共和国として独立宣言し、ナゴルノ・カラバフ戦争となった。現在は事実上独立しているが、アルメニア以外に独立を承認している国はない」

恥ずかしながらNAVERから引っ張ってきました。

ソ連時代は「自治州」となっていたけど、ソ連が崩壊してアゼルバイジャンとアルメニアの間で
取り合いになってしまった「国」が、ナゴルノカラバフ。

アルメニア系が多数派なので、住民はアルメニアへの帰属を求めたけど、
アゼルバイジャンはそれを良しとしなかった。
ほんの2,30年前に戦争をしていた場所。


というのを、事後的に私は学びました。

ジョージア トビリシの宿で、ナゴルノカラバフはいいところだとおすすめされて、

自称国なんておもしろそう!(*´▽`*)
っていう軽い気持ちでカラバフに行くことを決めたんだ。


自然を楽しむのも
人との触れ合いを楽しむのも
旅ですが、

異国の地を訪れて、
そこで起きた戦争について無知でいて、
しかもその戦争は自分が生まれた後に起きた最近のことで、
その中で、わーい、自然がきれいだー!ってパシャパシャ写真を撮っているのは

違いすぎるだろう。


と、

後から反省しました。

文化人への道のりは遠いです。

この記事は7月26日に書いているのですが、
トルコがイラクを空爆しています。

なんでそんなことが起きているのか、自分の言葉で説明できる自信がありません。

文化人への道のりは遠いです。



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そんなナゴルノ・カラバフ。

国なので、国境もあるし、イミグレもあるし、ビザも必要。

なのだけど、ビザは入国した後に首都 ステパナケルト市内で取得が可能。
入出国のときに、パスポートの提示はするけれどスタンプは押さないし、
通貨もアルメニアのものだし、アルメニアの中の市に来る感覚でした。

国境超えをヒッチハイクで行けるってすごいよね。
乗り継いだからタクシーになってしまったんだけど、
ステパナよりも国境手前の町で宿取るならヒッチハイクで国境超えられたな。




イミグレでアルメニアとナゴルノカラバフの国旗が並んでいたのが印象的だったな。


あ、あとね、アルメニア時間を採用していた。
自動補正の時計だとアゼルバイジャン時間が表示されてて、
本当にここは微妙な立ち位置なんだなって思った。


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ナゴルノカラバフにはいくつか見どころになる街がある。
首都、ステパナケルト。
廃墟と滝の街、シューシ。
修道院と猛禽類の石造があるガンザサル。などなど。


自称国というから、バチカン市国みたいに小さいところかと思いきや、
なかなか広い。
公共交通機関のバスがそんなに頑張ってくれないから
メジャーどころ以外はまわるのが難しそう。






ナゴルノって山がちなって意味なんだって。
確かに移動のときは山がちだった!
うねうね道で酔いながら頑張って撮った写真たち。



今日は、行けるものなら、ステパナケルトしないとシューシくらい
行っておこうかと思ってたんだけど、


いい風が吹くんですよね。ナゴルノカラバフ。
アルメニアと同じく、人の温かさと気候の良さが完璧マッチ。
これはのんびりしたくなっちゃうな。

少し前まで戦争してたなんて信じられないな。

そんなこんなで、完全に日曜日の朝スイッチがオン(´・ω・`)


ゆっくり起きて、卵焼いて食べて、気づいたら昼。

みたいなゆるーい過ごし方をした。

昨日はもりもり動いたし、安息日があってもね、いいよね。
うん。



今日はステパナケルト観光とビザ取得の日に使用!




3,000ドラム払って、5分でビザゲット。とっても簡単だ。
行きたいエリアはビザ取得時に申請して、別途許可証に記載してもらわないといけない。
後日、加筆してもらうことも可能だって。

実際に警察にチェックされた日もあったから、ここはしっかり気を付けないといけないところ。

建物内には観光名所を示した写真付きの地図があって、
行きたい場所が増えちゃう、罪なビザセンターでした。

気になったところすべて許可証に書いてもらったのに、
のんびりしちゃって、全然カラバフ見きれない罪な私でした。



午後、夜はゆるゆるステパナケルト観光。

















なんだかアートなオブジェクトがいっぱいあります。
山の中の片田舎だと思っていたけど、立派な街でびっくり。



こんな立派な建物もあるし、大学もあるんだって。


絶妙なセンスの遊園地があった。
こわい・・・。



ステパナケルトと言えば、これ!
We are the mountainなるおじいさんとおばあさんの木製像。

私がカラバフに行きたい!っと思ったきっかけはこのシュールなモアイ像のせいだった。
中心地のはずれの丘の上にあるこの木像。
ぽつんと作られたというより、不時着でもしちゃった感じだ。

シュールすぎて、、あがり切らぬテンション。。(´・ω・`)




観光地化も進んでいるのか、オッシャレ~なカフェもあった。
高くて断念。



夜景もそこそこ綺麗。
明るくても星が見えたから、空気のきれいなところなんだろうな。


ステパナケルト市内には戦争博物館もある。
時間切れになってしまったから、
シューシに行ったときは、博物館にもきちんと行こう。



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