砂漠で野宿@トルクメニスタン デルヴェゼ | もしも会計士が財務諸表から離れて世界一周をしたら&その後

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仕事をやめて、世界一周の旅に出たときの記録と、その後の旅行の中で日々感じたことをつづってゆきます。
たまに旅人お役立ち情報があったり、なかったり。



《6/21/2015》《85日目》トルクメニスタン デルヴェゼ~トルクメンバシ




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最後に旅人情報あります

※デルヴェゼ~トルクメンバシ 移動


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「兄貴、こんなところに女が寝てますぜ」


「こいつぁ珍しい。アジア人か?かっさらって隣町で売っちまおう。ゲヘヘヘ」















みたいなのが、万に一つもあるのかと思ってたけど、



そんなもんはなかった。


蛇もサソリも出なかった。







おはようございます!!


地獄の門から30mほど離れたところで野宿をしていました。

生まれて初めて野宿した。
それも砂漠で。
テントも寝袋もなく。

知らない人が見たら死体に見えたことでしょう(。-ш-。)


昨日、地獄の門に辿り着いた後、暗がりの中チャイハナに戻れる自信がなかったので、そのまま砂漠で一夜を明かした。


いやーほんとやればできちゃうもんだねぇ。




またお前トイレの話かよって声が聞こえてきそうですが、


砂漠の中だから、当然トイレなんてないじゃないですか。




なんか、さらに一皮むけた気がしたよね。




いやー、なんだろうね、
誰にも見られてないのに、超ソワソワするあの感じ。



ふ(。-_-。)



あ、地獄参りをしたいと思っているもの好き同志の方へ。

日中は40度超えでも夜はそこそこに冷えるので、夏場でも防寒着をお忘れなく。
寒くて寝れずに体育座りして一夜を明かした人もいるそうなので!!


※私は綿ロンT一枚、綿の布1枚、フリース1枚、(売り子曰く)カシミヤストール1枚

で、快適に寝れました。






なんとなく安心な気がして、小さな木のそばで眠ったけど、明るくなって見てみたらなんの安心感もないところだった。



ただここで寝っ転がってたのか私。笑。


砂漠で寝転んで見上げた空は綺麗だったな。








太陽の元、地獄の門は邪気が抜けた見えた。

これなら遠くからは気がつかないかもしれない。

昨日、あの東の山の向こうから、かすかに光る地獄の門を見つけたんだ。

30分くらいかな。盛大に通り過ぎたもんだ。







地獄参りをしているのは私だけかと思ったら、どうやらそうではなかったらしい。

テントに車、ばっちり用意してきてる旅行者みたい。

ちょっとどんな人たちか行ってみよう。



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朝ごはんご馳走になった笑。


テント泊をしていたのは韓国人三人。サム、ジュン、サヤ。
在トルクメニスタン 韓国大使館で働くスタッフさんだそう。

まさかこんなところで朝ごはんわ恵んでもらえるとは思わなかったなヽ(;▽;)ノ

砂漠に絨毯ひいて朝ごはんって何それおしゃれ・・・・!





*****



サムたちの車とヒッチハイクを経て、チャイハナに戻ってみたら、全部で20分くらいだった。
私が2時間かけて歩いた道のりは、車でこんなにもすぐなんだな。







ヒッチハイクではじめて大型トラックに乗ったけど、視界が高い。
運転席から外に出るときは、その高さにちょっとたじろぐくらい。

この大型トラックの運転手さんは、私が捕まえたものではなくて、道路を歩いてたら向こうから止まってくれた。
そんなこともあるんだねぇ。
ありがとう、アリシャーさん!

言葉が通じたら色々お話できるのに、残念だな。



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トルクメニスタンの滞在可能期間は5日。短い。

私は今日で3日目。
地獄参りを終えればもう満足、この国を出よう。

トルクメニスタンの次はカスピ海を渡ってアゼルバイジャンに向かう。


首都アシガバッドの観光もそこそこに、夜行列車に乗って、アゼルバイジャン行きの港があるトルクメンバシに向かった。


夜行列車は、過去最高の快適さだった。



なんてたって、カーペットひいてあった・・・!


充電までできる。。。!!

もしかしてちょっといい席だったのかな・・・・!!!!!


と、言うのも、チケット代が、25マナト(850円)だったんですね。

前情報は10マナトだったから、良い席だったのかなぁ、と思って。


でも私14マナトで列車乗れてしまったんですよね。


10マナトのつもりでチケットカウンターに行ったので、手持ちは14マナトのみ。

手持ちのお金を全部見せながら、

「手持ちが14マナトしかないから、両替してからまた来るね~」

アピールを窓口のおばさまにすると、


おばさまはめんどくさそうな顔しながら、お札を数えチケット私にくれたんですね。


んんん?!

よくわかんないけど、、、、


やった・・・!(*'ω'*)笑。






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チケット売り場に案内してくれたり、何かと世話をやいてくれた

(暇な)警察官のお兄さん。


トルクメニスタンには立派なおなかの人が多い。お金持ちの表れだね。

タジキスタンなんかみんなして細かったよ。

独裁国家の警官なんて汚職と賄賂の塊かと思いきや

普通に良い人でした。


ただね。

都会になると人のあたたかみが薄れてしまうのは致し方ないみたいで、今までの中央アジアの人の良さが際立った。

目があったらすぐそらす、重そうな荷物を持っていても特に関わらない、相席になっても話しかけない。

トルクメニスタンは旅行者が少ないから慣れていないっていうのも関係してるんだろうね。

地元の人との距離がぐっと開いた気がした。

また、いい人に会えるといいな。






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アゼルバイジャンに向かう船に乗るのはちょっぴり大変だったりします。

そのお話はまた明日・・・☆




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おまけ。


道すがらラクダいました。

野良ラクダ・・・・!!!!



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■旅人情報

※デルヴェゼ~トルクメンバシ移動


デルヴェゼ チャイハネ


↓ タクシー(ヒットハイクして捕まったのがタクシーだった)

   言い値30マナト 交渉後20マナト

   5時間くらい(時計見忘れ)


アシガバッド 駅 


↓  夜行列車

    17:30発 5時半着くらい(時計見忘れ)

    14マナト~25マナト(手持ちが少なくて、持ってるだけのお金を見せたら14マナトにしてくれたというミラクル)

 

トルクメンバシ 駅


↓   歩いてたらタクシーがタダで乗せてくれた。5分。

     駅で客引きしてるタクシードライバー言い値は10マナト。

     徒歩だと1時間くらいらしい。


トルクメンバシ 港