どこを歩いてもキルギスの景色が好みすぎる@キルギス クズルトゥ | もしも会計士が財務諸表から離れて世界一周をしたら&その後

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仕事をやめて、世界一周の旅に出たときの記録と、その後の旅行の中で日々感じたことをつづってゆきます。
たまに旅人お役立ち情報があったり、なかったり。

《5/19/2015》《52日目》キルギス クズルトゥ~カジサイ

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今日はクズルトゥーの村はずれにある塩湖タズキョルに行った後、次の村カジサイに向かう。

塩湖までは14km、歩いて3~4時間の距離。公共の交通機関なんて当然ないから徒歩。

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ガイドもいないし、地図はスマホにダウンロードしてあるものの、うねった一本道が塩湖まで続いているだけで目印らしきものはなし。

一本道だから道なりに北東に進めば着くかな(・ω・)

という気持ちで出発。


思い返してみると、1カ国目のタイの序盤、市バスの何番にどこから乗って、目印は何で、そのあと××通りを西に進んで、、って
どこに行くにも緊張して調べて調べてなかなか宿をでられなかったけど、なんかずいぶん大雑把になってきたなぁ( -ω-○ )
これを旅慣れと呼ぶのでしょうか。

なんて思ったけど、単純にかおりさんがいるから安心してるだけでした。

一人じゃないって心強い。。!
でもなんだか旅人としてサボっている気がする。。!

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素晴らしい景色の中を延々と歩く。


最初は原っぱと荒れた畑の間のような平地。

道は舗装されてなくて乾いた土の道。ハイキングみたい。後はうねったり、少しでこぼこした坂道だったり。それでもやっぱりアップダウンが少ないからハイキングだ。


原っぱの奥に氷山があって、雲の合間から見え隠れする。

前をみても山、振り向いても山、横をみても山。

イシククル湖の水平線がみえることもある。

夏の上高地みたいな心地良い涼しさの中を歩く。


茶色い切り立った丘が並んで、の裏手に青々とした山、さらにその奥に氷山が見えることも。

丘では家畜なのか野生なのか、羊がの群れが草を食べてた。




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ドンキーは人馴れしてないのか、とことこ走ってよけて行く。足が短くって進みが遅い!なんて可愛いのドンキー!!



南旅館にいた旅人がドンキーを買って、イシククル湖を歩いて周るって話してた。
ドンキーはこの辺りだと60USドル位で買えるんだって。
こんな可愛いのとずっと一緒なんてすごく楽しそう。。!!
そういう人と違った旅っていいよね。





人が住んでいるエリアはある程度固まっているみたいで、1時間家を見ないときもあれば、15分に1軒くらいは見かけることもあった。
いずれにしてもご近所さんはとても遠くだ。
昨日泊まったおうちの姪っ子、アイセルカンちゃんが村の人口が3,500人にって言ってたけど、
村に学校一つしかなくて11学年で290人って言ってたし、1,000人に満たない村のような気がするなぁ。


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のぼり下りの少ないうねり道を進んで、お昼前には塩湖に到着。

途中10分だけヒッチハイクで時間が短縮できた。

あんまりにも自然に乗せてくれたのだけど、よく考えたら私は今日が生まれてはじめてのヒッチハイクだった。

ヒッチハイクってもっとこわいものかと思ってた。。!



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塩湖のまわりにはなーーんにもなくて、ただ青いしょっぱい湖が堂々とそこにあった。

普通の湖みたいに、中に小島が浮いてて、湖の周りには草も木も生えてた。
塩湖には小さな虫も泳いでて、鳥がそれをつまんでた。塩で枯れたり死んだりしないんだね。不思議。

言ってしまえば、しょっぱい以外は見た目は至って普通の小さな湖。

夏になると、体が浮く体験をしにくる観光客がいるらしいけど、今はオフシーズンなので、人っこ一人いなかった。

ちょっと水に入るには寒いしね。。!

つまるところ3時間かけてきたけど、ここでやることはない。
静かな湖のほとりで、何にも考えない贅沢な時間を過ごすだけ。

静かにゆっくり湖を見ながら過ごした。

こういう時間を楽しめるのも急がない旅の良さだなぁと思う。

正直、なんとなく、もう少しイベント性のあるものを想像していたのだけど、これはこれで楽しめてしまって、がっかりはしなかった。

イベント性を期待してしまったのは、
塩湖=ウユニ

のイメージが強すぎたんだろうね。


期待と違っても結果楽しめるたのは、やっぱりちょっとは旅慣れてきたのかな?


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夕方には民泊したお家にお別れを言って、次の村カジサイへのヒッチハイクをスタート。

カジサイまで行く車が見つからなくて、車を二台乗り継いだ。

ヒッチハイクで乗せてくれた車は、ただ乗せてくれただけじゃなくて民泊を受け入れているお家と、お風呂の場所を案内してくれた。

ロシア語もキルギス語も全くできなくても、ヒッチハイクってできるもんなんだね。。。

ヒッチハイク超楽しい!!って気持ちの高ぶりもなくて、自然に普通に車を止められた。

乗せてくれた車も子連れだから安心して乗っていられたし、何の気負いもなく、何の恐怖もなく、全く新しいことするって不思議な気分になる。

この土地では、ヒッチハイクが受け入れられているから、敷居が低かったのかもしれない。



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到着したカジサイは、村と呼んでいいのかと思う位こじんまりとしたところ。



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小さな商店があるだけクズルトゥより栄えているけど、とにかく静か。

日中はいつも最高のお天気で、夕方以降はいつも天気が悪い。

ここも山と湖に囲まれた静かな村だ。物音がほとんどしない静かな村だ。

たまに通る車がじゃりを踏む音を鳴らすけど、それ以外は風の音くらい。


教えてもらった民泊のお家へ行くと、すぐに部屋に招いてくれた。



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ここは一般家庭というより、もともと貸し部屋を用意しているところみたいで、一人200ソム、400円で鍵を渡してくれた。

今回はごはんやお茶はなくて、カフェに食べに行くスタイルみたい。

クズルトゥーで焼きたてパンをたらふく食べてからでてきたから、ビールだけ飲んで今日はごはんを食べないことにした。

キルギスはビールが安くて素晴らしい。720mlが100円くらいで飲める(^ω^)



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庭にヤギがいた。おじいちゃん顏でかわいい。


すっきりお風呂に入って寝たかったけど、お風呂は営業終了してた。
明日存分に汗を流してから、次の村アプテプク村に行くことにしよう。


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晴れたら、たったの二階建ての建物からこの景色。キルギスすごい。


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