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前回の記事から一週間ほど間が空きますが、
その間のビシュケクでのゆるゆる滞在記や各種ビザ取得記は、まとめてupしたいと思います!
またバックデートでの更新になってしまう。。(>_<)
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最後に情報あります。
キルギス情報ニーズないかもしれないけど。。!笑。
※ビシュケクからクズルトゥーへの行き方
※西バスターミナルでのインターネット利用
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6日も滞在したキルギスの首都ビシュケクを離れて今日はイシククル湖に向かう。
長かったなー、ビシュケク。
まだまだいれるな、ビシュケク( ^ω^ )
イシククル湖はキルギスの東にある湖で、お決まりの琵琶湖の直すと7個分。海のように青くて、周りは山に囲まれてすごくきれいなところなんだって。
湖の底にはかつての都市が沈んでいて、でも背景はまだわかっていないなんてロマンもある湖。
水中都市ってロマンがあるよね。。。!!!大好き!!
万年雪の山や7000m峰の山もあって、山も山のある景色も大好きな私にはたまらないこと間違いなし。。!
しかもイシククル湖を東側に超えていくとカラコルという街があって、そこにはアルテンアラシャンという温泉郷&トレッキングエリアがある。標高3000mくらい。
トレッキング後のお風呂っていう最高の組み合わせがここでは楽しめる。。!
約二ヶ月ぶりの浴槽。。。。。。!!!!!!!!
水着着用はしなくてもいいらしい!!!!!
天国すぎる!!!
さらにさらに日曜日にはカラコルでアニマルマーケットが開かれていて、羊やらロバやら馬がマーケットに並ぶんだって!
なにそれすっっっっっっごくおもしろう!!
当初の予定では、イシククル湖の東の端カラコルまで一気に移動しようと思ってた。
でもビシュケクでお世話になった宿、南旅館で話を聞いてみたら、カラコル湖を眺めて過ごすだけでも、すごく素敵な時間が過ごせそう。
・塩湖があるクズルトゥー村
・サウナとお風呂あるカジサイ村
・湖に最も近くで眺められるアクテプク村
これが、ぜーんぶイシククル湖の南側にある。
もう想像しただけで癒される。。。!!!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
きっとどれもすごく小さい小さい村なんだろうな。
一般的には湖の北側が観光客向けなのだけど、あえてイシククル湖の南側を通ってカラコルを目指すことした。
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ビシュケクからバスに3時間半揺られて、クズルトゥー村に到着。


この道のりの景色も最高。。!
延々と山脈が続いていてた。
標高が高い山では雪がしっかり残ってて、かと思えば同じ山脈でも少し先を見ると山肌を覗かせてる山も。
渓谷を縫うように作られた道路もあった。
茶色い険しい乾いた山や崖もあったし、山というより小高い丘が青々草を茂らせてかわいく並んでたりもした。
景色は山だらけ渓谷だらけなんだけど、不思議なことに道はすごく平坦。
箱根みたいにジグザグで運転手のハンドルさばきがものをいう山路を登っていくようなことはない。
平地には牛と馬と羊が放牧されてた。牛に道路を譲りながら進むバスってすごく和む。
地平線がまっすぐ広がって、羊がぽつぽつと、だけど相当な数で、線に点を加えてた。
湖が視界に入ってきたら、本当に真っ青で海を見てるみたい!
手前が吸い込まれそうな水色で中腹がまっ青、奥は黒に近い深い青。
道路から湖までは数キロ離れていてたから、近くでみたらどれだけ素敵だろう。
ちょっとね、バスの内側に座ってたから写真とれてないのが本当に残念。。。(;_;)


バスターターミナルで買ったお菓子とパン。これも可愛いけど!
景色をもっと写真に残したかった。。!。・゜・(ノД`)・゜・。
もし万に一つもキルギスに行くことがあったら、どこも景色が素敵だからぜひぜひ窓側座ってね!
それにしてもよくここに道路が作れたよ。。
ちゃんとアスファルトで舗装されててバスの乗り心地は決して悪くなかった。
ロシア連邦時代に作ったのかな。浅い表現になっちゃうけど、すごいよ。
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特段バス停も何もないのだけど、乗るときに行き先を伝えておいたので、運転手さんがクズルトゥーで合図をしてくれた。
まあ、なんて何もなくて素敵なところ。。!!通りにはほんっとーに何もない。。!( ゚д゚)
この時点で夕方6時。
気温は体感15度くらい。でひんやりしてる。
5月のキルギスはすごく日が長くて8時になっても夕焼けが始まらない。
とはいえ、クズルトゥーの村から塩湖までは徒歩で片道3時間の距離。塩湖は明日にして寝床を確保することにした。
寝床=その辺の人の家を探す。
そう、この辺り、もとより観光地ではないから宿屋さんがないんです。
(塩湖のそばにはキャンプ場もあるけど、夏のハイシーズン以外は閉鎖)
そこでどうするかというと、一般家庭にお邪魔させてもらう。
お金をどうするかは、直接話して決める。
これを民泊って言うんだって。
安宿ドミトリーさえ今回の旅が始めてだった私には、民泊なんてもちろんはじめて。
いい人じゃなかったら、、、?!
とか
断られて野宿になったら、、、?!
家が全然なかったら、、、?!
なんて悪い考えも、少しは頭をかすめつつも、
この、なにもなーい、のどかーーな村ではソワソワする気持ちが全く湧き上がって来ない。
旅慣れた人と一緒にいたのも大きかったかも。
今日は南旅館で一緒だったかおりさんと一緒で、かおりさん日本と海外を行ったり来たりの生活をもう何年もしてるベテランバックパッカー。
道路から路地に入るとトタンで仕切られてお家がぽつりぽつりとかなり離れて建ててあった。
とりあえずは、最初に見つけた女の人に、宿を探してるんですって話しかけてみた。
したら、私の家に泊まっていいよ。って!!!!!!!!!!!
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
しかも学校で英語を教えている先生で、英語が通じた。
キルギスで英語が通じることなんてほっとんどないのに!
こんな片田舎で英語が通じるなんて!



一泊一人260ソム、520円でいいよって言ってくれて、ローカル感満載のお家に招き入れてくれた。
電気あり、ガス水道ネットなし。お水は10分歩いて山にくみにいってるんだって。


お手洗いも手作り感満載。。!
(この日はトイレットペーパーが切れていたらしく、プリント?の紙を渡してくれた∑(゚Д゚))

お世話になったお宅は
おばあちゃん、お母さん、息子2人、お父さんの姪2人の6人暮らし。

姪っ子のうち1人は恥ずかしがり屋さんで写真が撮れず。。
お父さんはロシアに出稼ぎ中。12月に帰って来る。中央アジアは賃金が、安いから主人不在のおうちが多い。
姪2人のご両親は亡くなってしまったから、この家に身を寄せているんだって。
お母さんは19の時に旦那さんに誘拐されて結婚したんだとか。
キルギスでは、男性が女性を誘拐して結婚するのが一般的みたい。
ある程度の年齢になったら女の人は結婚したいから誘拐されるのを待つんだって。
誘拐された時、お母さんが嬉しかったか怖かったか、聞きたかったけど、また今度話すねって濁されてしまった。
お母さんは旦那さんと楽しそうにメールを送りあっていて、いい顔で笑っていたから、きっと今は幸せなんだと思う。
どうして質問の答えが濁されてしまったのか。当時は複雑な気持ちがあったのかな。
***
民泊は、寝床を貸してもらうだけじゃない。



お宅によるけど、ここはお茶とお菓子とヌードルとパンをふるまってくれた。
6時の到着と同時にウェルカムティーだよっふるまってくれて、夜ごはんはお腹いっぱい出食べられなかった位。
キルギスをはじめ中央アジアは客人をもてなす文化があるそうで、どこもこんな感じよー、とかおりさんは言ってた。
手作りジャムとパンがほんっとーーにおいしかった!おいしすぎて手が止まらなかった。

おばあちゃんが器用に骨から肉をナイフではいで食べてたよ。この辺の人は肉ばっかり食べてるんだって。

この大きな鍋でお肉をゆがくそう。見てみたかった。。。!
牛や羊を一頭さばいて、村で分けるんだって。内臓も頭も料理して残すことはしない。
最後に残った骨は、子供のおもちゃにしてた。

キルギスの伝統的なおうちユルタ(モンゴルのゲルみたいに移動式のあうち)を見せてくれた。今は作り途中で完成したら人に売ってお金にするんだって。


あと!子供のかわいさが尋常じゃなかった。

こんな立派なふとんを用意してくれた。ふとんを二重にしいて、シーツもきちんとかぶせてくれた。寒くない?って何度も聞いてくれた。
インドでは洗ってあるか怪しいけど、臭わないからオッケー!くらいの気持ちで色んなものを受け入れてたから、
このおもてなしの心がとても染みた。
もう、癖になりそう!民泊もキルギスも!
明日は塩湖に向かって片道3時間のハイキング(^^)
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◾︎誰得キルギス情報。
誰が見るんだろうと思いながら、誰かのために、残しておきます。。!!
※ビシュケク~クズルトゥー(イシククル湖の南側の村)への移動
・西バスターミナルの建物東側から人が集まり次第カラコル行きのミニバスが出発。20人程度人を集めてた。
・カラコルムまでの途中の村で降りたい場合は、乗り込むときに運転手に村の名前を伝えれば、着いたら知らせてくれる。
・ミニバスと聞いてたけど、普通のマシュルートカ。私は519番マシュルートカだった。他もありそう。
・運転手がバスターミナルのそこかしこで客を集めているので、行き先を伝えればバスまで連れて行ってくれる。
・カラコル方面のバスにはイシククル湖の南まわりのものと、北まわりのものがあるが、クズルトゥーに行きたい人は南まわりに乗る。南周りのバスにはkapakoの表示あり。
・カラコルまで350ソム。クズルトゥーまでは300ソム。クズルトゥーは湖のかなり西側なので、ちょっと納得行かない料金設定。
2人で500ソムの交渉してみたけど失敗。
・料金はバスの中で事前支払う
・ビシュケク~クズルトゥーは、3時間半(3時間の地点で20分の休憩含む)
・休憩所には、トイレ、レストラン、売店あり。
・クズルトゥーに買い物できそうな場所はなし。
※西バスターミナルでのインターネット利用
・建物の東側にbeelineの建物あり。SIMカードの購入と、PCでインターネットが使える。freewifiはなし。
・1時間60ソム。
・読み込みはかなり遅い。
・yahoo Japan, gmail,Facebookはログインできなかったけど(20分待ってもログインできなかった( ;´Д`))mixiだけはサクサクログインできた!
・ネットの用事は市内で済ませて来ましょう。
おしまい。