あちこち記事が飛ぶわたしのブログですが
お許しください
今更ですが先月のカーニバルの続きを。
カーニバルの続きを書くといって書いてなかったので…
カーニバル初日は木曜から始まり、
その翌週の月曜日は薔薇の月曜日 Rosenmontag と呼ばれ
パレードが行われます。
この日は祝日ではないのですが、
ほとんどの企業は祝日扱いでお休みにするようです。
こんな風に山車からはお菓子が大量に観客に向かってばら撒かれます


コスメブランドbenefitの山車。
アイコニックのピンクのガウンに金髪のウィッグを付けた美女たちがお菓子をセクシーにばら撒きます。
よーく見ると美女に扮した男性もいるので、探して見てください。笑
カーニバル限定のハリボー。
ドイツなのでハリボーはかなりの確率でばら撒かれていました。
パレードではクラシカルなカーニバル的な山車から、
上のような企業の宣伝のもの、
その年の時事的なものを取り上げて皮肉ったものなど
本当に多種多様です。
その中でも群を抜いてびっくりした山車
アメリカの新大統領…トランプが自由の女神にクビを切られています。
さすがにブログには写真を載せられなかったのですが、
この山車の一つ前の山車
自由の女神がトランプに背後から犯されている山車でした…
メッセージ性はとてもよーくわかりますが、
子どもたちもこのパレードみんな見てるけどいいの!??!
思わず口にして突っ込んでしまうくらい衝撃でした。
なんていうかすごい国。。。
と思いました。。。
女神の顔、よく見ると傷や殴られた痕がありますね。
自由を侵そうとしても、
戦って絶対に自由を勝ち取るし、
自由を奪うことは決してできないというメッセージが込められてるのでしょうか…。
(写真は全て遠くからで上手く撮れなかったのでインスタからお借りしました。)
日本だとマスコミが騒ぎ立てて問題になりかねませんが、
こういうのをスマートに皮肉とユーモアをこめて
涼しい顔であっさりとやってしまうのが
さすが底意地の悪いヨーロッパ。
普段とてもクールでシャイなドイツ人が
カーニバルの無礼講に乗っかり、
不安定な情勢をパレードでネタにして、
強烈なユーモアで皮肉って陽気に笑い飛ばしてしまうのを見て、
文化と国民性の側面を
見せつけられたような気持ちになりました。
マスコミも日本のようにわざわざ取り上げて大騒ぎするような無粋なことはしません。
あくまでパレードの催しであり冗談なので、
冗談を真に受けてお祭りに水を差すようなことはしないんですね。
冗談は冗談として、真に受けず華麗にスルーする。
ドイツの国民としての余裕や大らかさを垣間見たような気がします。
付け加えると底意地の悪さも。笑
テロがあちこちで起こっていますが、
それでもパニックにならず毅然と構えて、屈しない姿は図太いを通り越して、気高さすら感じます。
パレードの近くや旧市街にはマシンガンを持った警察官たちが大勢うろうろしています。
旧市街も全ての車両は出入り禁止で、
旧市街の出入り口には警察官によるボディチェックと荷物検査が行われています。
これだけ人混みで混んでいるので、テロの標的になりますからね。
さらにバーやビアホールなどお店に入るにも
男性は男性のガードマン、
女性は女性のガードマンに
しっかりとボディチェックと持ち物検査をされてから入店します。
中はクラブ状態で、みんなビール片手に歌って踊ります

店内はカーニバルのディスプレイ。
ライトが可愛くピエロ仕様
沢山のスーパーマンたち。
みんなで飲んで歌って踊って、陽気に盛り上がってカーニバルを満喫しました。
カーニバルが終わるとイースターまで断食するのが、キリスト教の習わしなのですが、
今では断食する人はほとんどいないそうで、
大体が「自分の好きな食べ物を一つだけ、イースターまで口にしないで我慢する」
みたいなことを子どもたちはしているそうです。
ちなみに大人はしないらしいです。笑
ゆるーく宗教行事やイベントを楽しむところは、日本と近しいものがありますね。












