ヨーロッパに来てから思ったのは、
レストランはもちろんのこと、
日常的に生食用の生肉が普通にデパ地下やスーパーの精肉コーナーで売られているということ。
日本だと生肉を食べようと思ったら、
ユッケ禁止の法律の煽りを受けて
本当に限られた専門店にわざわざ足を運ばないと食べられませんが
わたしの住んでいるドイツではお店はもちろん、
家庭でも普通に生肉を食べることが日常の中に根付いています。
そもそもヨーロッパ人は日本人以上に生肉を食べることが大好き。
ヘミングウェイなど文豪を始め、オーソンウェルズ、パオーラモーリ夫妻などの俳優やまたエリザベス女王も訪れた言わずと知れたベネチアの有名バー、ハリーズバーでは
牛肉のカルパッチョが生まれ、
(カルパッチョはベネチア出身の画家の名前。薄くスライスされた生の牛肉の色彩がカルパッチョの絵にとても似ていたから名付けられたそう。
ちなみにハリーズバーはカルパッチョだけではなく、シャンパンカクテル ベリーニの発祥でもあります。)
話が逸れましたが、
パリを始めとした美食都市の高級レストランのメニューにはトリュフやフォアグラに並んで、必ず肉のタルタルが載っています。
ペコリーノチーズとトリュフ、クリームとバジル、ナッツの三種類。
どれも生肉の滋味深い味わいとねっとりした野生的な舌触りを、
存分に引き立てながらも洗練された味付けはとても官能的で本当に美味

前菜として定番の牛肉のレア燻製。
そこのお店ではお客さん全員がとりあえず席に着いた途端、スパークリングワインとこの牛肉の生燻製を頼んでました。
燻製させることによ旨味が凝縮され、独特な風味を漂わせます。
シンプルだけど今まで食べたことのないような薫りと味の止まらない美味しさにワインもぐいぐい進みます

ミラノとパリのように美食都市ではないドイツですが、
ドイツではmettという豚の生肉のタルタルがビアホールではビールのおつまみとして食べられ、
デパ地下やスーパーに普通に売っています。
豚の生肉というと、日本だと寄生虫の問題などで絶対食べないため、抵抗はあるかと思いますが、
ドイツのスーパーやデパ地下のお肉は日本のスーパーで売られているお肉よりもとっても新鮮。
と、いうのも精肉販売に関して法律でとても厳しく制定されているのです。
特にmettに関しては製造してから3時間以内ではないと販売できないというとても厳しいルールがあるため、
とても安全で新鮮で赤ちゃんも普通に食べているくらいなのだそうです。
赤ちゃんに生肉…日本では考えられませんが、そのくらい安全で菌が少ないんだそうです。
味はねっとりしたパテのようですが、あっさりしていて豚の臭みは一切ありません。
主人は普通のパテドカンパーニュとかよりもこちらの方が食べやすいみたいです。
100g大体1ユーロちょっと。
主人が会食や出張で不在の時は、
なるべくお鍋やフライパンを汚さずに楽することが第一。
日本だとお惣菜やお弁当、外で外食してもとても安いですが、ヨーロッパだと女一人の外食は量が多い上に高いです。
なので、
サラダとmettのワンプレートにワインかビールで夕飯を済ませます。
こちらのお肉は日本のものに比べて脂身が少なくあっさりしてるため、普通にステーキを一人500gとかぺろっと食べてしまえるものですが、
mettは100gでも生肉のため濃厚でお腹に溜まるため、
大体ビールと他の野菜とかと合わせても3ユーロくらいで夜ごはんが満足したものになります。
美味しい上に経済的


昨日は会社の送別会で主人がいないため
mettで夜ごはん。
今回は豚肉ではなく、デパ地下で牛肉のオニオンmettを見つけたのでそれを試してみました

トマトを切って、mettを盛り付け、ネギとベビーリーフを散らすだけなので
五分で完成❤
味はあっさり目のタルタルですが、オニオンの食感と風味が牛肉の旨味を引き立てて、美味しいです

手軽にタンパク質と酵素を、
野菜と合わせて一緒に摂れるので、
旦那が不在の日の主婦の強い味方です








