おちゃづけ【お茶漬け】

  主に米飯に茶をかけた料理のことである。

たくあん【沢庵】

  大根の漬物。大根を天日干しまたは塩押しして脱水し、

  糖類や塩等を加えた糠に漬けたもの。

  またはこれに糖類、果汁、みりん、香辛料、削り節、昆布等を

  加えて味付けした漬物。

しゅくばまち【宿場町】

  旅籠の集まりの宿場を中心に形成された町を宿場町と呼ぶ。

ひどろおやこ【日泥親子】

  日泥 父親  日泥 保 婿養子の父親。

     子ども 日泥新平。

わいろ【賄賂】

  職権を利用して特別の便宜を計ってもらうための、

  不正な贈物。そでの下。まいない。

うまきち【馬吉】⇒くすだ うまきち【久寿田 馬吉】

くすだ うまきち【久寿田 馬吉】

  元・日泥組の一員である。

にしん【鰊・鯡】

  にしん科の海魚。北海道など北方の海でとれる。

  食用、また肥料・油の原料などにし、用途が広い。

かずのこ【数の子】

  数の子とは、ニシンの魚卵および、

  ニシンの卵巣をそのまま塩漬けまたは乾燥させたもの。

しょうゆ【醤油】

  醤油は、主に穀物を原料とし、醸造技術により発酵させて製造する液体調味料。

  中国の醤を起源とする、東アジアの料理における基本的な調味料の一つ。

まつまえづけ【松前漬】

  松前漬けは、北海道の郷土料理。

  数の子、スルメ、昆布を醤油で漬けこんだ保存食である。

 「松前」の名前のとおり、松前藩の郷土料理が発祥である。

ながくらしんぱち【永倉新八】

  永倉新八とは、新撰組の二番隊隊長を務めた人物。

ぼしんせんそう【戊辰戦争】

  戊辰戦争は、王政復古を経て新政府を樹立した

  薩摩藩・長州藩・土佐藩らを中核とした新政府軍と、

  旧江戸幕府軍・奥羽越列藩同盟・蝦夷共和国が戦った日本の近代史最大の内戦。

ひじかた【土方】⇒ひじかたとしぞう【土方歳三】

ひじかたとしぞう【土方歳三】

  入れ墨を持つ脱獄囚の一人。

  新選組「鬼の副長」で知られた旧幕府の侍「土方歳三」。

  三十数年前の函館戦争にて戦死したと噂されていたが、

  網走監獄に投獄され静かに囚人生活を送っていた。

  後にのっぺら坊の策略に乗り囚人たちを引き連れ脱獄。

あばしりかんごく【網走監獄】

  網走監獄鏡橋。網走監獄庁舎。

  農園刑務所として自給自足を目指していた網走刑務所では、

  生活に関わるほとんどの物を囚人たちが作っていた。

  五翼放射状平屋舎房は、放射状に広がる独特な形をしている。

  少人数でも監視をしやすくするため。

  向かい合う房の囚人同士で互いの顔が見えにくいといった仕掛けもある。

  囚人の過酷な生活環境、極寒の網走を囚人たちが開拓した。

だつごく【脱獄】

  囚人が刑務所・牢獄(ろうごく)からぬけ出して逃げること。

ばらとぶんしょ【茨戸分署】

  現在の開拓の村、旧手宮駅長官舎をモデルとしている。

えじりまたすけ【江尻又助】

  茨戸分署の署長

ようじんぼう【用心棒】

  護衛や非常の場合のために、身辺に置く腕ききの者。

ほくちんぶたい【北鎮部隊】

  明治時代、北海道の開拓と防衛のために、

  旭川に設置された大日本帝国陸軍「第七師団」。

  道民たちは畏敬の念を込め、「北鎮部隊」と呼んでいた。

ちよこ【千代子】⇒もちづきちよこ【もちづき千代子】

もちづきちよこ【もちづき千代子】

  日泥 保の妾。