トンコリ【アイヌ語:tonkori】トンコリはアイヌに伝わる伝統的な弦楽器で、通常は五弦である。五弦琴。
たにがき【谷垣】⇒たにがきげんじろう【谷垣源次郎】
帝国陸軍北海道第七師団歩兵第27聯隊に所属している兵士。
階級は一等卒。
ある目的の為に家族や故郷、
そしてマタギとしての生き方も捨て、
兵士となった過去をもつ。
秋田県の阿仁出身。
マタギの生まれで山や野生動物の習性に詳しい。
ぐんぷく【軍服】
軍人の制服。
アットゥシ【アイヌ語:attus】
アットゥシは、オヒョウ(シナノキが使われることもある)などの
木の内皮の繊維を織ったアイヌの織物。
衣服として作られることが多い。
アツシ、アトゥシ、アットゥシ織、アッシ織、厚司織とも表記される。
アイヌ民族の民族服であるアットゥㇱは、
靱皮衣の一種で、アイヌ語でオヒョウニレ(att)の木の皮(rusi)という意味である。
イラクサなどの繊維を用いて布や草皮衣(テタㇻペ=白いもの)を作る樺太アイヌや、
同じく草皮衣や魚皮衣を着ていた千島アイヌに対し、
樹皮衣であるアットゥㇱは主に北海道アイヌの間で作られた。
普段着として着るものには文様をつけないことが多いが、
晴れ着の場合には襟や袖などの部分に和人が持ち込んだ木綿の布を縫い付け、
さらにそこへ刺繍かアップリケを施す。
アシㇼパ
羆に襲われていた杉元佐一を助けた、アイヌの少女。
父親と因縁のある、
アイヌの隠し金塊の位置を記したという刺青の脱獄囚の話を杉元から聞き、
彼に協力することにした。
杉元を救って以来、彼からは「アシリパさん」と呼ばれている。
「レタㇻ」という白いエゾオオカミを友としている。
からふと【樺太】
樺太またはサハリンは、
ユーラシア東方、
オホーツク海の南西部にある島。
広義の日本列島に含まれる。
南北約948km、東西約160kmで南北に細長く、
面積は72,492km²で、北海道よりやや小さい。
樺太島、サハリン島ともいう。
おじ【叔父】
母の兄弟、および、おばの夫。
おじ【伯父】
父の兄弟。
あばしり【網走】
網走市は、北海道の北東沿岸に位置し、
オホーツク海の流氷で知られている。
天都山にあるオホーツク流氷館は、
流氷について学べる博物館。
網走市とその周辺にある湖は網走国定公園に属し、
濤沸湖の近くにある小清水原生花園は野草の保護地域。
北海道立北方民族博物館では、
先住民アイヌの文化や他の北方民族に関する展示が行われている。
あさひかわ【旭川】
古くからのアイヌの人々の営みと開拓の歴史によって、
今日の旭川の基礎が築かれた。
以来、交通の要衝・物流の集積地として発展し、
現在は、北北海道の拠点都市として、
医療福祉施設、教育施設、文化施設、公的機関などの都市機能が充実している。
また、産業では、我が国の食糧供給に重要な役割を担う稲作などの農業や、
食料品、紙パルプなどの製造業、
旭川家具をはじめとした木工、
機械金属などのものづくり産業が集積しているほか、
北北海道の交通・物流の拠点として、卸・小売業、サービス業などが発展している。
近年は、航空路線の充実により、外国人観光客が増加しており、
全国的に知られる旭山動物園や雪質が良いスキー場などに、
国内外から年間500万人を超える観光客が訪れている。
みっこく【密告】
こっそりと知らせること。 内通してもらすこと。
よどがわちゅうさ【淀川中佐】⇒よどがわてるちか【淀川輝前】
第七師団の軍人である。中佐。
フチ【アイヌ語:】
フチ(ふち)は、アシㇼパの祖母である。
本名はススポ(すすぽ)であり、
フチとはアイヌ語で「祖母」を意味する名称で、
周囲からはこちらで呼ばれることが多い。
しゅんらい【春雷】
春に鳴る、かみなり。
ごうほう【号砲】
合図としてうちならす銃・大砲。
さっぽろ【札幌】
北海道の中心地。
道央。碁盤の目の計画都市。
あばしり【網走】
網走は、北海道の北東沿岸に位置し、
オホーツク海の流氷で知られている。
天都山にあるオホーツク流氷館は、
流氷について学べる博物館。
網走とその周辺にある湖は網走国定公園に属し、
濤沸湖の近くにある小清水原生花園は野草の保護地域。
北海道立北方民族博物館では、
先住民アイヌの文化や他の北方民族に関する展示が行われている。
おかみ【女将】
旅館・待合・料亭などの女主人。おかみ。
みっぺい【密閉】
(容器の口や部屋の戸などを)すきまのないよう、ぴったり閉じること。
さっぽろ【札幌】
おたる【小樽】
小樽は石狩湾に面し、札幌市の北西に位置している北海道の港湾都市。
主にガラス工芸、オルゴール、酒蔵で知られている。
1897 年に建てられた旧漁業施設である鰊御殿では、
小樽市の歴史で漁業が果たした重要な役割をたどる展示がある。
小樽運河沿いにある 1923 年に造られた旧倉庫街は、
現在ではカフェやショップが並ぶモダンな地区に生まれ変わっている。
いえなが【家永】⇒いえながかの【家永カノ】
口元のほくろが艶やかな美女だが、
正体は「家永 親宣(イエナガ チカノブ)」である。
かつて同じ監獄にいた牛山辰馬が騙され熱烈な接吻をし、
白石由竹も気付かずに告白するほどの美貌の持ち主である。
偶然牛山辰馬、間を置かずに杉元一行がホテルを訪れたことで、
今度は牛山の強靭な体とアシリパの美しい瞳を狙うことにする。
だが紆余曲折あって殺人ホテルは崩壊。