そげき【狙撃】

  狙撃は、目標を狙って撃つこと

アシㇼパ

  アイヌの少女。杉元佐一をヒグマから助けた少女。

わめい【和名】

  日本語の名前。

こせき【戸籍】

  戸と呼ばれる家族集団単位で

  国民を登録する目的で作成される公文書である

うめど【梅戸】⇒うめどかつのしん【梅戸勝之進】

うめどかつのしん【梅戸勝之進】

  梅戸 勝之進は、新選組隊士。

  慶応2年頃に新選組に入隊。

  慶応3年6月には、見廻組並御雇の格を受けている。

  天満屋事件では斎藤一を助けて重傷を負った。

  鳥羽・伏見の戦いには旗役として新選組に従軍。

  顔に生々しい刀痕が残っていたという。

  甲州勝沼の戦い後、斎藤一らと共に会津へ赴き駕籠役を務める。

てんまんやじけん【天満屋事件】

  海援隊士・陸援隊士らが京都油小路の旅籠・天満屋を襲撃して、

  紀州藩士三浦休太郎を襲い、新選組と戦った事件である。

さいとうはじめ【斎藤 一】

  斎藤 一は、武士、警察官。階級は警部。

  勲等は勲七等青色桐葉章。

  幕末期に新撰組で副長助勤、四番隊組長、三番隊組長、撃剣師範を務める。

  一時期御陵衛士に入隊。

  戊辰戦争では旧幕府軍に従い新政府軍と戦う。

  明治維新後警視庁の警察官となり、

  西南戦争では警視隊に所属して西郷軍と戦う。

 

きゅうち【窮地】

  追い詰められ、のがれようもない、苦しい立場。

こうろうしゃ【功労者】

  苦労の末、功績を残した者。 努力して手柄を立てた者。

きょうぼう【狂暴】

  正気を失ったようにあばれるさま。常識はずれに乱暴なこと。

くわじろう【鍬次郎】⇒おおいしくわじろう【大石 鍬次郎】

おおいしくわじろう【大石 鍬次郎】

  幕末の新選組隊士(諸士調役兼監察)。

  武州日野の大工のもとに住み込みで働き、

  この大工が名主佐藤彦五郎に出入りしていた縁で、

  彦五郎の剣術道場に通うようになる。

  元治元年(1864年)6月の池田屋事件後、

  近藤勇が9月から10月にかけて

  江戸に戻り隊士募集を行った際に新選組に入隊した。

  暗殺を主とした任務に付いたことから「人斬り鍬次郎」と恐れられたという。

 

こんどういさみ【近藤勇】

  江戸時代末期の武士。

  新選組局長。

  後に幕臣に取り立てられ、甲陽鎮撫隊隊長。

  勇は通称で、諱は昌宜。

  慶応4年からは大久保剛を名乗り、

  後にさらに大久保大和と改めた。

  家紋は丸の内に三つ引。天然理心流四代目宗家。

 

ひじかたとしぞう【土方歳三】

  土方 歳三は、幕末期の幕臣、新選組副長。

  蝦夷島政府陸軍奉行並。

  諱は義豊、雅号は豊玉、家紋は左三つ巴。

  新選組時代には、局長・近藤勇の右腕として組織を支え、

  現代では鬼の副長の通称が有名である。

 

あんさつしゃ【暗殺者】

  暗殺を生業とする人、暗殺を請負う人

しゅっせ【出世】

  世間に出て、人に知られるよい地位・身分になること。

ざんこく【残酷】

  人や動物に苦しみを与えて平気なこと。むごいこと。

ふくせい【複製】

  美術品などを原作どおりに再現すること。また、そうしたもの。

さんじゅうねんしきほへいじゅう【三十年式歩兵銃】

  三十年式歩兵銃または三十年式小銃は、

  1897年に陸軍で採用された日本のボルトアクション式小銃。

  近代的な国産連発式小銃として

  日露戦争において陸軍の主力小銃として使用された。

 

ふさつじゅう【不殺銃】

  相手を死に至ることをさせることがない兵器

しゃていきょり【射程距離】

  弾丸や矢のとどく最大距離。

めいちゅうりつ【命中率】

  射撃用語上は 「命中率」 とは、

  あくまでも発射弾数に対する命中弾数の割合 (比率)

ちめいしょう【致命傷】

  死ぬ原因となる傷。

  転じて、再起できないようになった原因。

あめりかどくりつせんそう【アメリカ独立戦争】

  アメリカ独立戦争は、

  1775年4月19日から1783年9月3日までの

  イギリス本国と北アメリカ東部沿岸のイギリス領の13植民地との戦争。

  現在のアメリカ合衆国ではアメリカ革命、

  アメリカ独立革命もしくは革命戦争と呼ばれる。

  一方、主にイギリスでは、「アメリカ独立戦争」と呼ばれている。

 

だいしちしだん【第七師団】

  第7師団は大日本帝国陸軍の師団の一つ。

  北海道に置かれた常備師団として北辺の守りを担う重要師団であり、

  北海道民は畏敬の念を多分に含め、「北鎮部隊」と呼んでいた。

ほうるい【堡塁】

  敵の攻撃を防ぐため土砂・コンクリートなどで造られた構築物。

まきしむきかんじゅう【マキシム機関銃】

  1884年にアメリカ生まれのイギリス人

  発明家ハイラム・マキシムによって開発された、

  世界初の全自動式機関銃である。

 

せいみつしゃげき【精密射撃】

  自己の集中力をコントロールして満足できる結果を

  ターゲットに残すという精神的な一面と、

  その集中力を競技中変わらず持続させる肉体的な一面を合わせもつ、

  武道にもつながる射撃。

  非常に細かい点にまで注意を払った射撃。

 

にかいどう【二階堂】⇒にかいどうこうへい【二階堂浩平】・

          ⇒にかいどうようへい【二階堂洋平】

 

にかいどうようへい【二階堂洋平】

  二階堂浩平の双子の兄弟。

にかいどうこうへい【二階堂浩平】

  日本陸軍第7師団に所属の一等卒。二階堂洋平の双子の兄。

  静岡県出身。双子ともに暴力的な性格で表情、行動に少し不気味な雰囲気を持つ。

  兄弟仲は非常に良い。

  土方歳三に善戦したり身体が不自由になっても

  健常者と違わないほど普通に動き戦えるなど、

  戦闘力や身体能力はなかなか高く、打たれ強さもある。

 

たにがき【谷垣】⇒たにがきげんじろう【谷垣源次郎】

たにがきげんじろう【谷垣源次郎】

  帝国陸軍北海道第七師団歩兵第27聯隊に所属している兵士。

  階級は一等卒。

  ある目的の為に家族や故郷、

  そしてマタギとしての生き方も捨て、

  兵士となった過去を持つ。

  秋田県の阿仁出身。

  マタギの生まれで山や野生動物の習性に詳しい。

 

とうそう【逃走】

  逃げ走ること。逃げ去ること。

そげきしゅ【狙撃手】

  標的から長距離を隔てて狙撃銃などの銃で

  狙撃を行う為に専門的な訓練を受けた要員である。

かんそくしゅ【観測手】

  狙撃手に同行して様々なサポートを行うのが観測手。

  軍隊では、基本的に狙撃手と観測手が共に行動している。

  観測手は、その名の通り狙撃ポイントから

  ターゲットまでの距離や風速、風向きを観測し、

  狙撃手へとフィードバックする。

しゅうい【周囲】

  まわり。物のまわり。取り巻いている物・人・環境

じょうきょうはあく【状況把握】

  現在どのような様子であるかを確認してよく理解すること。

  状況を把握すること。

けいびか【警備課】

  警察署において警備警察・公安警察を担当する課のこと。

やくわり【役割】

  割り振られた役目。

  また、役目をそれぞれに割り振ること。

にんち【認知】

  これこれだと認めること。

  法律上の婚姻関係によらず生まれた子を、

  その父または母が自分の子だと認める行為。

  外界を認識すること。

かぎづめ【鉤爪】

  動物の肢の先端において、根元から先にかけて内側に湾曲した爪

 

カパチㇼアㇷ゚【アイヌ語】鷲鉤。

 

ポイス【アイヌ語:pon_ su】 

  小さい鍋。小鍋。

ハイカンヌス【アイヌ語:haikannu su】

  中型鍋(炊事用具)

ス【アイヌ語:su】鍋

 

つるみちゅうい【鶴見中尉】⇒つるみとくしろう【鶴見 篤四郎】

つるみとくしろう【鶴見 篤四郎】

  越後の長岡藩(現在の新潟県長岡市)の生まれと語られている。

  最強といわれる日本軍第七師団(別名:北鎮部隊)に所属する陸軍中尉。

  北海道に軍事政権を樹立するため、師団内の造反派を率いて叛旗の準備を進めている。

  アイヌが密かに遺したと言われる大量の金塊を巡り、

  杉元一派や土方一派と対立する存在となる。

  日露戦争時には情報将校であったが最前線に駆り出され、

  203高地攻略作戦で淀川中佐の立てた無謀な作戦の陣頭指揮を執らされる。

  最終的には高地の攻略に成功し多大な功績を挙げるも、

  その過程において甚大な死傷者の山を築いてしまう形となった。

  その後の奉天会戦にて額に砲弾の破片を受け、

  頭蓋骨の前頭部および大脳前頭葉の一部を失う重傷を負う。

  以来、欠損した頭蓋骨を補うために琺瑯製の大きな額当てをしており、

  感情が昂ると額の傷口から時々脳漿(本人曰く「変な汁」)が漏れ出す。

 

おがたじょうとうへい【尾形上等兵】⇒おがたひゃくのすけ【尾形百之助】

おがたひゃくのすけ【尾形百之助】

  帝国陸軍北海道第七師団歩兵第27聯隊所属。

  階級は上等兵。鶴見中尉の小隊に属しながら、

  鶴見一派に対する造反を企てている。

たまいごちょう【玉井伍長】

  玉井芳蔵(たまい ほうぞう)は、第七師団の軍人である。

そうがんきょう【双眼鏡】

  双眼鏡とは、望遠鏡の一種で、

  二つの鏡胴 を平行にならべ遠方のものを両眼で拡大して見る光学器械である。

いろり【囲炉裏】

  農家などで、部屋の床(ゆか)を四角に切りぬいて、

  防寒用・煮炊き用に火をたく装置。炉。

ござ【茣蓙】

  藺(い)の茎を細かく編んだ敷物。むしろ。

えんまく【煙幕】

  戦争などで、敵の目をさえぎって、

  味方の状態をかくすために、

  幕のように広く放散させる煙の層。

 

しかく【刺客】

  他人をつけねらって暗殺する(役目の)者。

 

カムイ【アイヌ語:kamuy】神。

ウタラ【アイヌ語:utar】仲間。

タニガキニシパ【谷垣ニシパ】谷垣だんな。

 

たにがき【谷垣】⇒たにがきげんじろう【谷垣源次郎】

たにがきげんじろう【谷垣源次郎】

  帝国陸軍北海道第七師団歩兵第27聯隊に所属している兵士。

  階級は一等卒。

  ある目的の為に家族や故郷、そしてマタギとしての生き方も捨て、

  兵士となった過去をもつ。

  秋田県の阿仁出身。

  マタギの生まれで山や野生動物の習性に詳しい。

 

ニシパ【アイヌ語:nispa】

  裕福な人・ 金持ち・紳士・旦那様・旦那・主人・殿など、男性の尊称を表す言葉。

 

エブンキネ【アイヌ語:epunkine】

  ~を見張る。 ~を守る。~を司る。~を治める。

ワ ウンコレ ヤン【アイヌ語:un=kore yan

  私たちに ~して ください

ワ【アイヌ語:wa】~して。

ウンコレ【アイヌ語:un=kore】私たち。

ヤン【アイヌ語:yan】~してください。

リュウ

  犬の名前。北海道犬。

 

にへいてつぞう【二瓶鉄造】

  二瓶鉄造(にへい てつぞう)は北海道の猟師。

  1人で200頭を超すヒグマを狩り、

  山に入ればそこのヒグマが全て姿を消してしまうと言われ、

  毛皮商人たちは畏怖の念を込めて彼を「冬眠中の羆も魘される悪夢の熊撃ち」

  と呼んだ。

  獲物を横取りしようとする盗人たちを殺したため

  網走監獄に収監され、刺青の囚人の1人となった。

たんぱつじゅう【単発銃】

  弾薬を一発だけ保持し、

  発射するたびに弾を込めなおす必要がある銃。

さんじゅうねんしきじっぽう【三十年式実包】

  三十年式実包とは、

  村田連発銃実包に代わる新しい小銃弾薬として、

  1897年に三十年式歩兵銃と共に採用された弾薬である。

 

むらたじゅう【村田銃】

  村田銃は、薩摩藩・日本陸軍の火器専門家だった村田経芳が

  フランスのグラース銃の国産化を図る過程で開発し、

  1880年に日本軍が採用した最初の国産小銃。

  1880年3月30日、陸軍省は少将村田経芳作製の単発銃を軍用に指定した。

 

そうてん【装填】

  銃砲に弾薬を詰め込むこと。 たまをこめること。

 

こうかい【後悔】

  してしまったことについて、後から悔やむこと。