チロンヌㇷ゚【アイヌ語:cironnup】キタキツネのこと。

 

キタキツネ【北狐】

  北半球に広く分布するアカギツネの亜種。

  日本では北海道・樺太および周辺島嶼に生息する。

タヌキ【狸】

  タヌキは日本を含む東アジアに分布しており、

  国内には山地から都市にかけて広く分布している。

 

エゾフクロウ【蝦夷梟】

  北海道の森林に生息するフクロウで、

  昼間はほとんど活動せずに、

  夜になると鋭い爪でネズミや小鳥などを捕食する。

  渡りをしない留鳥です。

 

クンネレㇰカムイ【アイヌ語:kunnerekkamuy】夜鳴く神。エゾフクロウ。

イソサンケカムイ【アイヌ語:isosankekamuy】獲物 えものを出す神。エゾフクロウ。

 

ヒグマ【羆・緋熊・樋熊】

  クマ科に属する哺乳類である。

  ホッキョクグマと並びクマ科では最大の体長を誇る。

 

とらじ【寅次】

  剣持寅次(けんもち とらじ)は、

  杉元佐一の幼馴染であり、剣持梅子の夫である。

さいち【佐一】

  杉元佐一(すぎもと さいち)は日露戦争に参加した退役軍人。

  その鬼神のような戦いぶりから不死身の杉元の異名をとった。

  戦死した親友剣持寅次の妻、剣持梅子の眼病の治療費を稼ぐため、

  単身北海道へ渡って砂金採集を試みたが、

  刺青の囚人の話を聞いてアイヌの金塊探しを開始した。

  アイヌの少女アシㇼパや囚人のひとり白石由竹らと組み、

  同じく金塊を狙う鶴見篤四郎の第七師団と対立する。

うめこ【梅子】

  剣持梅子(けんもち うめこ)は関東の村に暮らす女性。

  幼馴染の夫・寅次を日露戦争で失った。

  杉元佐一とも幼馴染で、

  杉元が村を捨てた際には駆け落ちを望んだが、

  両親や杉元の勧めで寅次と結婚した。

 

じゅうじゅつ【柔術】

  柔術は、日本の古武道を代表する徒手武術。

  徒手あるいは短い武器による攻防の技法を中心とし、

  相手を殺傷せずに捕らえて護身として身を護ることを重視する。

けんどう【剣道】

  日本の武士が剣(日本刀)を使った戦いを通じ、

  剣の理法を自得するために歩む道を指し、

  剣道を学ぶということは、この剣の理法を学ぶこと。

みれん【未練】

  あきらめ切れないこと。

たんか【啖呵】

  鋭くて歯切れのよい言葉。