いれずみ【入れ墨】

  針などで皮膚に傷を付けて墨・煤・朱などの色素で着色し、

  文様・文字・絵柄などを描く手法。

  また、その手法を用いて描かれたもの。

しゅうじん【囚人】

  法律によって刑務所に入れられている者。

  囚人とは、主として受刑者、被疑者、被告人など、

  刑事施設に収容されている者

とんでんへい【屯田兵】

  屯田兵 ―明治の礎・北海道開拓

  屯田兵とは、兵士を遠隔地へ派遣し、

  平常は農業を営むかたわら軍事訓練を行い、

  いざ戦争が始まったときには

  軍隊の組織として戦うことを

  目的とした土着兵のこと。

  屯田兵は、明治時代に北海道の警備と開拓にあたった兵士とその部隊である。

  1874年に制度が設けられ、翌年から実施、

  1904年に廃止された

じょうだん【冗談】

  ふざけて言う話。転じて、ふざけてする事。

きんかい【金塊】

  金のかたまり。

ざいあくかん【罪悪感】

  社会のルールや道徳的な規範から外れた行動を取った時に

  自分を責める感情のこと。

けがわしょう【毛皮商】

  毛皮を仕入れて売って生活している商人。

せんぷく【潜伏】

  人に見つからないように隠れひそんで、出て来ないこと。

  また、病気に感染はしているが、まだ症状が現れていないこと。

えもの【獲物】狩や漁でとれたもの。また、とろうとしているもの。

すあな【巣穴】

  巣穴は動物が居住に適した空間や一時的な避難所とするため、

  あるいは移動の副産物として地中に作る穴もしくはトンネルである。

  巣穴は捕食や風雨からの避難場所となるため、

  成果の中で穴を掘る動物は非常に多い。

ひぐま【羆】

  ヒグマは、クマ科に属する哺乳類である。

  ホッキョクグマと並びクマ科では最大の体長を誇る。

  また、日本に生息する陸棲哺乳類でも最大の種である。

ついせき【追跡】

  (逃げてゆくものの)あとを追いかけること。

かいたい【解体】

  ばらばらにすること。また、ばらばらになること。

  鳥獣(や人)の体を切り開くこと。

じゅうせい【銃声】銃の発射で出た音。

ひきょう【卑怯】

  勇気がなく臆病(おくびょう)なこと。

  また、振舞いが正々堂々としていなくて、いやしいこと。

ぬすっと【盗人】

  他人の持物を盗み取る者。どろぼう。

かくご【覚悟】

  悪い事態(に多大の努力がいるの)を予測して心の準備をすること。

  迷いを去り道理を悟ること。

ぼくさつ【撲殺】なぐり殺すこと。

しゅうちゃく【執着】

  ある物・事に強くひかれ、

  深く思い込んでどうしても忘れ切れないこと。

じゅうはちねんしきたんぱつじゅう【18年式単発銃】

  1880年(明治13年)に日本陸軍制式となった

 「十三年式村田歩兵銃」をもとに少しの改良を加え、

  1885年(明治18年)に開発された

  ボルト・アクション式(ボルトを手動で操作して弾薬の充填・排出を行う銃)

  ライフル。

  薩摩藩士で陸軍少将であった

 「村田経芳」(むらたつねよし)が

  設計したことから名付けられた。

 

  本銃の口径は十三年式と同様の11mm、

  装弾数が単発であることも同じ。

  一方、外観上は多少の差異があり、

  十三年式が遊底(ボルト)右側にボルトの抜け止め用部品がネジ止めされていたのに対し、

  本銃の「十八年式」ではマイナス・ネジ状の2本の抜け止め用部品を

  本体左側から挿し込む方式へと変更された。

  また、銃剣を装着したときに補強するための長方形のリブ(突起)が

  銃口部の左側面に追加されているのも特徴となっている。

 

  十八年式村田歩兵銃は、

  1889年(明治22年)に「二十二年式村田歩兵銃」が

  日本陸軍に採用されるまで生産され、

  1894~1895年(明治27~28年)の「日清戦争」でも

  主力小銃として使用されました。

フプチャ【アイヌ語:hupuca】トドマツの葉先

こうたい【交代】(人が)入れ代わること。代わり合うこと。また、代わりになる人。

とうし【凍死】

  外界の気温などが体温調節機構の限界を

  超えるほどに低くなり、

  その結果として循環機能や神経機能が麻痺(まひ)し、

  ついには死亡すること

だけん【駄犬】

 (純粋種でない、雑種の)つまらない犬。雑犬。

にへいてつぞう【二瓶鉄造】

  二瓶鉄造(にへい てつぞう)は北海道の猟師。

   1人で200頭を超すヒグマを狩り、

  山に入ればそこのヒグマが全て姿を消してしまうと言われ、

  毛皮商人たちは畏怖の念を込めて

  彼を「冬眠中の羆も魘される悪夢の熊撃ち」と呼んだ。

  獲物を横取りしようとする盗人たちを殺したため

  網走監獄に収監され、刺青の囚人の1人となった