ほくちんぶたい【北鎮部隊】

  第七師団のこと。北海道民が畏敬の念を込めた「第七師団」の呼び方。

だいにほんていこく【大日本帝国・大日本帝󠄁國】

  大日本帝国とは、大日本帝国憲法時代に使用された日本の国号の1つ。

  1890(明治23.11.29)~1947(昭和22.5.2)

りくぐん【陸軍】

  陸軍は、主に陸上において軍事作戦を遂行する軍隊の一種である。

  陸軍は海軍や空軍に対して陸地における作戦、戦闘の実施を担っている。

 

だいななしだん【第七師団】

  第7師団(だいしちしだん)は大日本帝国陸軍の師団の一つ。

  北海道に置かれた常備師団として北辺の守りを担う重要師団である。

  鎮台を母体に編成された道外の常設師団とは異なり、

  第7師団は1885年(明治18年)に

  北海道の開拓と防衛を兼ねて設置された屯田兵を母体とし

  1896年(明治29年)5月12日に編成された。

  補充担任は旭川師管区で、

  北海道内を旭川連隊区・札幌連隊区・函館連隊区・釧路連隊区と

  4つに分けて徴募に当たり、

  北海道の兵士で構成される建前であるが、

  北海道は人口が希薄であったために1万人の兵力は捻出できず、

  実際には東北地方出身の兵も加えられた。

  もとは4個歩兵連隊を基幹戦力とした4単位師団であったが、

  1940年(昭和15年)に編制が改正され、

  歩兵第25連隊(札幌)を樺太混成旅団に転出して3単位師団となった。

にちろせんそう【日露戦争】

  日本とロシアの戦争のこと。

りょじゅんこうりゃくせん【旅順攻略戦】⇒りょじゅんこういせん【旅順攻囲戦】

りょじゅんこういせん【旅順攻囲戦】

   1904年(明治37年)8月19日 - 1905年(明治38年)1月1日)、

  日露戦争において、ロシア帝国の旅順要塞を、

  日本軍が攻略し陥落させた戦いである。

  ロシアは、1896年の露清密約の後、1898年に遼東半島を租借し、

  旅順口を太平洋艦隊(後の第一太平洋艦隊)の

  主力艦隊(旅順艦隊)の根拠地とし、

  港湾を囲む山々に本格的な永久要塞を建設していた(旅順要塞)。

  日本は、予期される日露戦争に勝利するためには、

  日本本土と朝鮮半島および満洲との間の補給路の安全確保が必要であり、

  朝鮮半島周辺海域の制海権を押さえるために

  旅順艦隊の完全無力化が不可欠と見なしていた。

  また旅順要塞に立て籠もったロシア陸軍勢力(2個師団)は、

  満洲南部で予想される決戦に挑む日本軍(満洲軍)の

  背後(および補給にとって重要な大連港)に

  対する脅威であり、封じ込めもしくは無力化が必要だった。

  このため戦前より陸海軍双方で旅順への対応策が検討された。

  旅順艦隊を完全に無力化する方法として、

  大別して、旅順要塞の陥落、大口径艦砲による撃沈、

  旅順港永久封鎖が考えられた。

 

ほうてんかいせん【奉天会戦】

  1905年2月21日から3月10日にかけて行われた。

  日露戦争における大規模な会戦である

 (日露戦争において最後の戦闘は樺太の戦いとなる)。

  奉天は現在の瀋陽。双方あわせて60万に及ぶ将兵が18日間に亘って

  満洲の荒野で激闘を繰り広げ、

  世界史上でも希に見る大規模な会戦となった。

  しかしこの戦いだけでは日露戦争全体の決着にはつながらず、

  それには5月の日本海海戦の結果を待つことになる。

  参加兵力は大日本帝国陸軍24万人、ロシア帝国軍36万人。

  指揮官は日本側大山巌、ロシア側アレクセイ・クロパトキン。

 

げきせんち【激戦地】

 激しい戦闘が行われたところ。

だいそんがい【大損害】

 大きく利益を失うこと。 大きな損害。

しょうり【勝利】勝つこと。相手を負かすこと。

こうけん【貢献】何かのために力をつくして寄与すること。

どうみん【道民】北海道に住み暮らしている人々。

いけいのねん【畏敬の念】

  畏れ多く(おそれおおく)思うほどに相手を敬う気持ち。 

  人物だけでなく、圧倒的な自然や神秘的な現象などに

  対しても使われています。

りくぐんさいきょう【陸軍最強】

  大日本帝国陸軍で最強の師団は第七師団といわれる。

  第七師団は日清戦争後の明治29年に

  北海道の屯田兵制を再編した、対露の「北鎮」部隊である。   

  最強ゆえに常に最激戦地に投入された。

しだん【師団】

  陸軍編制上の単位。司令部を有し、旅団より大きく、

  普通は歩兵を中心に諸種の兵科から成り、独立して作戦できる。

しゅうじん【囚人】

  主として受刑者、被疑者、被告人など、刑事施設に収容されている者。

ぐんたい【軍隊】

  軍隊とは、国家の機関として組織され、責任ある指揮体系のもとで、

  国家の行為としての戦闘に、一定の権利義務をもって、

  公然と兵器を携えて従事する集団をいう。 

  国家の正規の軍隊は、国際法規・慣例上、

  交戦者(戦争に従事する権能を有する武装部隊)の資格を認められている。

だいいちしだん【第一師団】

  第1師団(だいいちしだん)は、大日本帝国陸軍の師団のひとつ。

  1888年(明治21年)5月に東京鎮台を母体に編成された。

  同時に第2師団から第6師団が夫々鎮台を改編して創設されたが、

  第1師団も含めこの時編成された6個師団が日本で最古の師団である。

  また、東京防禦総督が置かれるまでは、

  第1師団長が東京衛戍司令官とされていた。

  師団は衛戍地である東京近郊の警備を主任務としているが

  戦役にも参加し、

  日清戦争・日露戦争・乾岔子島事件・ノモンハン事件・太平洋戦争に参加。

じょうきょう【状況】

  その場のありさま。あることの動きとの関連においてながめられた、

  ある場面のありさま。

さつじんきょう【殺人狂】

  狂ったように殺人を犯す人

ちゅうちょ【躊躇】

  決心が定まらず(揺れて)ぐずぐずすること。ためらうこと。

しゅりょうごや【狩猟小屋】

  狩人が肉と皮となる獲物を捕るための拠点の小屋。

クチャ

  アイヌ民族が遠くへ狩りに行く際などに建てた仮小屋。

えんすいがた【円錐型】

  円を底面として持つ錐状にとがった型のこと。

とどまつ【椴松】

  トドマツ(椴松)は、マツ科モミ属の樹木である。

  樹高は通常20-25 m程度だが、

  大きいものでは35 mに達する場合もある。

 チタタㇷ゚【アイヌ語】

  我々で細かく叩いたもの

タシロ【アイヌ語: tasiro】 山刀

オハウ【アイヌ語】

  オハウ、魚や動物の骨で味付けされた、

  北日本のアイヌ民族の風味豊かなスープ。

  昆布は出汁に風味を加えるためにも使用されます。

  日本の伝統的なスープの大部分とは異なり、

  アイヌのスープには味噌や醤油を使いません。

  だし汁に 肉、魚、野菜、山菜などの固形食材を加えます。

プクサキナ【アイヌ語:pukusakina】

  ニリンソウ。山菜の一つ。

ヒンナ【アイヌ語:hinna】

  「ありがとう」「どうも、どうも」といった感謝の言葉

ていたいおんしょう【低体温症】

  低体温症とは、深部体温が35℃以下の状態を指し、

  32~35℃を軽症、28~32℃を中等症、

  20~28℃を重症と分類されます。 

  また、深部体温とは、体の表面や指などの体温とは異なり、

  脳や心臓など生命を維持している臓器の温度を指します。

 

たんどくこうどう【単独行動】他と無関係に、一人で自由にする行動。