こんにちはー\(^o^)/
レポートたまりすぎてそろそろまずい私です…
今回も今回とて、文学です(笑
田山花袋(の作品)について語ります。
こちらの渋いオジサマですね。
毎度のことながら写真はWikipediaさんよりお借りました。
はい、田山花袋といえば、有名どころは「蒲団」だと思われます。
国語の教科書や便覧を見てみてください。
田山花袋の欄には必ず「蒲団」がでているのではないでしょうか?
「蒲団」はざっくりあらすじを言ってしまうと、妻子持ちの文筆家、時雄が若く美しい女弟子に恋をして煩悶するというよくありがちな話です。
時雄=花袋のことで、「蒲団」は花袋の実生活を描いたものなんですね。
しかし、花袋の「蒲団」が高い評価を得たのはストーリー性によってではありません!!
みなさんは私小説というジャンルをご存知でしょうか?
小説の中でも、話の主人公が作者自身である場合は私小説に分類されます。
以前ご紹介した太宰治の「富嶽百景」などがそうですね。
太宰の作品は私小説が多いです。
実はこの田山花袋の「蒲団」は、私小説の走りだと言われているのです。
田山花袋以前にも、森鴎外が「舞姫」「ヰタ・セクスアリス」などで自身の生活を作品に投影させてはいますが、花袋ほどに赤裸々に踏み込んで描いてはいません。
まだ花袋が「蒲団」を発表した当初は私小説というジャンルが確立する前でしたから、ここまで私生活を全面に出した小説は当時の文壇に大きな衝撃を与えたとされています。
この点で後世にまで残る有名な作品となったのですね。
これは個人的に思っているだけなのですが、花袋は随分と女性の描写に優れているような気がします。
「細雪」の谷崎潤一郎、「伊豆の踊子」の川端康成と並んで、私の中の女性描写が上手い作家ナンバー3に入っています(笑)
彼の文章はただ綺麗というだけでなく、瑞々しい美しさが直に感覚に伝わってくるような表現がなされています。
ここも花袋を有名ならしめた点なのではないでしょうか。
花袋の「少女病」という作品にはたくさん女性が出てきます。
彼の優れてた女性描写は「少女病」で堪能できるかと思います。
これは一見の価値ありです!
「蒲団」も「少女病」も少々過激な内容となっておりますので、読まれる際は覚悟(笑)をなさって下さい←
