昨日から僕の元にちょっと変わったバイクが来た。


いつもお世話になっているマックスフリッツ が所有する

バイクで、2バルブR100Rの車体にR65のタンクと

スラッシュのシートが付いた「R100R/GS」とでも

呼ぶようなモデル。


つまり普通の100系のGSよりもかなりスリムに

仕上がっている車体で、実際にまたがってみると

僕のパリダカに比べ、ふた回りほどもコンパクト。


GS乗りとしては、見た瞬間に

「おお~このバイクちょっと乗ってみて~」

って感じの車両だ。


ちょうど最近、腰上オーバーホールしたとかで、

「慣らし運転が必要なんだよね~」と、

オーナーのSモータースBOSSが言うので、

じゃあ俺がやりますようってな感じで

ちゃっかり僕が借り受けたのだ。


しかもタイヤはしっかりとT63が装着されているから、

オフでの走破性も期待できる。


内緒でダートにも行っちゃおうかなぁ、なんて思って

いたら、その夜は東京でもかなりの降雪……。


おお、こいつの実力を試すには最高の

シチュエーションじゃね?


ってことで、しんしんと雪の降る深夜の

東京都心を、嬉々として走りまわる私は

やっぱりちょっとバカ?



旅具屋 店長のひとりごと

この坂、あがれんのか?



しかし、そのポテンシャルは高く、足つきがいいから、

けっこうな雪の中でも、そろりそろりなら、しっかりと

グリップ。でも下りはこわいよ~。


ビバ、ラッセルライド!


これならロシアの溶け出した凍土の道でも

大丈夫(ホントかよ)だから、大陸横断して

欧州までいくか!


そんな壮大な旅も実現してくれそうな、冒険野郎には

ビビっとくるバイクなのでした。


まぁ、この状況は特殊なので、次は、もっと普通の

インプレをしますね~。