※この記事にはPRを含みます。

 

名前が美しい宿

宿の名前を読むだけで、
もう少し旅が始まっている。

 

 

月、林、水、音、花、雲、雨、苔、時。

その言葉を見ただけで、
部屋の窓や、湯けむりや、夜の静けさまで、
少し想像してしまうような宿があります。

 

今回は、たびぐらふが
「名前が美しい」と感じた宿をまとめてみました。

名前から旅を選ぶ。

そんな少しだけロマンチックな宿選びも、
たまにはいいかもしれません。

 

※画像は宿の名前や雰囲気をもとに作成したイメージビジュアルです。実際の外観・客室・景観とは異なる場合があります。

 

今回の“名前が美しい宿”リスト

01|坐忘林
02|黒川温泉御処 月洸樹
03|谷川温泉 別邸 仙寿庵
04|水の音
05|雨情草庵
06|花の雲
07|石苔亭いしだ
08|季の湯 雪月花
09|かみのやま温泉 名月荘
10|時音の宿 湯主一條

 

01|坐忘林

北海道・ニセコ|座って、忘れる、林の静けさ

 

 

まず惹かれるのは、この名前。

坐忘林。

座って、忘れる、林。

 

たった三文字なのに、
もう少し深い森の中へ入っていくような感じがあります。

何かをしに行くというより、
何かを忘れに行く宿。

 

忙しさとか、通知とか、予定とか。

そういうものをいったん置いて、
ただ静かな場所に座る。

名前だけで、そんな時間が浮かんできます。

 

ニセコの森の中で、
少しだけ自分の輪郭が薄くなるような滞在をしてみたい。

“泊まる”よりも、
“静けさの中に身を置く”という言葉が似合う宿です。

 

 

02|黒川温泉御処 月洸樹

熊本・黒川温泉|月の光と樹影に包まれる

 

 

月洸樹。

この名前は、字面がとてもきれいです。

 

月。
洸。
樹。

夜の森に月の光が落ちて、
木々の影が湯けむりの中でゆっくり揺れる。

名前を読むだけで、そんな場面が浮かびます。

 

黒川温泉という土地の雰囲気にもよく似合います。

にぎやかな観光地というより、
少し奥まったところにある、夜の気配が濃い温泉地。

 

ここでは、昼よりも夜に泊まりたい。

部屋の灯りを少し落として、
月を眺めながら、何もしない時間を過ごす。

名前の中に、もう滞在の温度まで入っているような宿です。

 

黒川温泉御処 月洸樹

黒川温泉御処 月洸

 

 

 

03|谷川温泉 別邸 仙寿庵

群馬・谷川温泉|山の静けさにひらく、隠れ家の別邸

 

 

別邸 仙寿庵。

この名前には、少し背筋が伸びるような品があります。

 

仙人の“仙”。
寿ぎの“寿”。
そして、庵。

山の中にひっそり建っていて、
長く静かに続いてきた場所のような響きがあります。

 

“ホテル”というより、
誰かにそっと招かれる別邸。

大きく看板を掲げるのではなく、
山の気配の中に静かにある宿。

 

谷川温泉という名前も、すでに美しいです。

谷川の音、山の霧、露天風呂の湯気。

その中に“仙寿庵”という名前が置かれると、
急に物語の場所みたいに見えてきます。

 

ここでは、少し早起きして、
朝の山を眺めてみたい。

言葉が少なくなる旅に似合う宿です。

 

 

04|水の音

神奈川・箱根|水の気配に、ほどけていく

 

 

水の音。

とてもシンプルなのに、
耳に残る名前です。

 

宿の名前として読むと、
ただの“水”ではなく、
流れる音、湧く音、落ちる音、満ちる音まで聞こえてくる気がします。

 

箱根の宿にこの名前がついているのもいい。

山の中の水。
温泉の水。
木々の間を流れる水。

いろいろな水の気配が、
ひとつの名前にまとまっている感じがあります。

 

ここでは、景色を見るというより、
音を聞いて過ごしたくなります。

湯の音、風の音、誰かの足音。

 

名前が大げさではないからこそ、
泊まる時間の静けさが想像しやすい宿です。

 

 

05|雨情草庵

京都・夕日ヶ浦温泉|雨の情緒が、いちばん似合う


雨情草庵。

これは、かなり好きな名前です。

 

雨。
情。
草。
庵。

しっとりした言葉ばかりが並んでいて、
晴れの日よりも、少し雨が降っている日に泊まりたくなります。

 

旅先で雨が降ると、
予定が少し崩れてしまうことがあります。

でも、この名前の宿なら、
雨も旅の一部として楽しめそうです。

 

外に出るより、部屋で過ごす。
景色を眺めるより、雨音を聞く。
急がず、何も足さず、ただ静かにいる。

 

“雨情”という言葉には、
雨の日の寂しさだけではなく、
雨だからこそ出てくるやわらかい感情がある気がします。

名前だけで、もう一泊したくなる宿です。

 

 

06|花の雲

静岡・伊豆高原|花の気配に包まれる、小さな宿

 

 

花の雲。

この名前は、少し夢みたいです。

 

花なのに、雲。

地上に咲いているようで、
空に浮かんでいるようでもある。

はっきりした輪郭より、
ふわっとした気配の美しさがあります。

 

伊豆高原の森の中にある宿として考えると、
この名前はとても似合います。

木漏れ日、花の香り、少し湿った土、
部屋付きの露天風呂から見る緑。

 

ここでは、しっかり観光するよりも、
花の中を少し歩いて、
そのまま部屋に戻るくらいの旅がよさそうです。

名前にある“雲”のように、
少し浮かんだ気持ちで過ごしたい宿です。

 

伊豆高原温泉 全室露天付客室の隠れ宿 花の雲

 

 

 

07|石苔亭いしだ

長野・昼神温泉|石と苔の余白に、泊まる

 

 

石苔亭いしだ。

この名前は、渋いです。

 

石と苔。

派手な言葉ではないのに、
静かな庭の湿度や、長く手入れされた場所の時間が浮かびます。

 

“いしだ”とひらがなで続くところもいい。

硬すぎず、やわらかすぎず、
古い旅館の品と親しみが同時にある感じがします。

 

石の上に苔が生えるには、時間が必要です。

すぐにできる美しさではなく、
ゆっくり積もっていく美しさ。

 

そんな名前の宿では、
こちらも少しゆっくりした気持ちで過ごしたくなります。

温泉に入って、庭を眺めて、
石と苔の余白に身を置く。

大人の旅に似合う名前です。

 

 

08|季の湯 雪月花

神奈川・箱根強羅|雪と月と花、その名の余韻

 

 

雪月花。

王道だけれど、やはり美しい名前です。

 

雪。
月。
花。

日本の美しいものを三つ並べた名前。

少し整いすぎているくらいなのに、
それでもやっぱり惹かれてしまいます。

 

季の湯、という前置きもいいです。

季節の湯。
季節ごとに違う景色の中で入る温泉。

 

春なら花。
冬なら雪。
夜なら月。

いつ泊まっても、
名前のどこかに触れられそうな宿です。

 

箱根強羅という場所も、
この名前の少し華やかな雰囲気に合っています。

近場の週末旅でも、
名前の余韻だけで少し特別な旅になりそうです。

 

 

09|かみのやま温泉 名月荘

山形・かみのやま温泉|名月を待つ、山の宿

 

 

名月荘。

この名前には、夜の静けさがあります。

 

名月。

ただの月ではなく、
“名月”と呼びたくなる月。

月を見るために、
少しだけ時間を整えるような響きです。

 

山形・かみのやま温泉という土地も、
この名前と相性がいい気がします。

山の空気が澄んでいて、
夜になると遠くの灯りと月が静かに見える。

 

ここでは、派手な予定を入れすぎず、
夕方から夜にかけての時間を大切にしたい。

食事をして、温泉に入り、
部屋やテラスで月を待つ。

 

名前の通り、
月を眺めるための余白がある宿として気になります。

 

 

10|時音の宿 湯主一條

宮城・白石|時の音に耳をすます温泉宿

 

 

最後は、時音の宿 湯主一條。

“時音”という言葉が、とてもいいです。

 

時計の音ではなく、
その場所に流れている時間の音。

廊下を歩く音、湯の音、木造の建物が少し軋む音、
遠くから聞こえる人の気配。

そういうものまで含めて、
“時音”なのかもしれません。

 

湯主一條という名前にも、
長く続いてきた温泉宿の芯のようなものがあります。

新しさではなく、
時間が残っていることの美しさ。

 

ここでは、きれいな景色を探すよりも、
宿の中に流れている時間を感じてみたい。

廊下を歩いて、湯に入り、
灯りのついた建物を少し遠くから眺める。

 

一日の終わりに、
「今日はゆっくり時間が流れた」と思えそうな宿です。

 

 

名前の美しさで宿を選ぶ旅

宿の名前は、予約ページの中では
小さな情報かもしれません。

でも、名前が美しい宿には、
その宿が大切にしている空気が少しだけ出ている気がします。

 

坐忘林なら、忘れるための森。

月洸樹なら、月と木々の夜。

水の音なら、耳で味わう温泉。

雨情草庵なら、雨の日の情緒。

雪月花なら、季節の美しさ。

 

名前を読むだけで、
泊まる前から旅の景色が少し始まっている。

そういう宿を選ぶのも、
旅の楽しみ方のひとつだと思います。

 

もちろん、実際に泊まるときは、
アクセスや料金、食事、部屋タイプ、温泉の有無なども大事。

でも、最初のきっかけが
「名前がきれいだったから」でも、
それはそれで、とてもいい旅の始まり方です。

 

次の旅は、条件検索だけではなく、
宿の名前に惹かれて選んでみるのもいいかもしれません。

名前を読むだけで、
もう少し旅が始まっている。

 

そんな宿を、たびぐらふの
“いつか泊まりたい宿リスト”に入れておきます。

 

※宿泊情報や施設内容は変更になる場合があります。最新情報は各施設の公式情報・予約ページ等をご確認ください。
※掲載画像はイメージビジュアルです。実際の外観・客室・景観とは異なる場合があります。

 

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手紙を書きたくなる宿

旅先で、誰かに一通。
あるいは未来の自分に一通。

※画像は宿の雰囲気をもとに作成したイメージビジュアルです。実際の外観・客室・景観とは異なる場合があります。

旅先で、ふと手紙を書きたくなることがあります。

スマホで送ればすぐ届くのに、
わざわざ紙に書いて、封をして、
誰かに届けたくなる時間。

あるいは、今すぐ誰かに送るわけではなくて、
未来の自分に向けて一通だけ残しておきたくなる夜。

そういう気持ちは、
たぶん日常の中ではなかなか出てこない。

静かな部屋。
窓の外の景色。
温泉のあとに少しだけぼんやりする時間。
本を読んだあとの、言葉が残っている感じ。

今回は、たびぐらふが
「ここなら手紙を書きたくなりそう」と思った宿をまとめてみました。

手紙を書くために泊まる、というと少し大げさかもしれません。

でも、旅先でしか書けない言葉ってあると思います。

いつもの部屋では照れくさくて書けないこと。
忙しい毎日では、自分でも気づかないまま通り過ぎてしまう気持ち。
もう会っていない人に言いたかったこと。
数年後の自分に、今の自分が残しておきたいこと。

そんな言葉を、そっと書けそうな宿を選んでいます。

今回の“手紙を書きたくなる宿”リスト

01|The Ryokan Tokyo YUGAWARA
02|三谷温泉 平野屋
03|心を整える宿 風景館
04|創業大正十五年 蓼科 親湯温泉
05|城崎温泉 泉翠
06|セトレ マリーナびわ湖
07|ランプライトブックスホテル名古屋
08|TUNE STAY KYOTO
09|B・B・C長湯 長期滞在施設と林の中の小さな図書館
10|富士屋ホテル

01|The Ryokan Tokyo YUGAWARA

神奈川・湯河原|文豪気分で、ひとりの時間にこもる

まず気になるのは、湯河原の静かな宿。
湯河原という土地自体に、どこか“書く人の時間”が似合う気がします。

温泉に入って、少し身体がゆるんで、部屋に戻る。
そこでスマホを見るのではなく、便箋を一枚出してみる。

何を書くか決めていなくても、
「今の自分は、何を残しておきたいんだろう」と考えられそうな宿です。

誰かに送る手紙でもいいし、
送らないままノートに挟んでおく手紙でもいい。

旅の夜に、少しだけ文豪ごっこをしてみたい。

 

02|三谷温泉 平野屋

愛知・蒲郡|未来の自分に手紙を書きたくなる

ここは、今回のテーマにかなり合う宿だと思います。
今の自分から、少し先の自分へ手紙を書く。
そんな旅が似合いそう。

未来の自分って、近いようで意外と遠い。
半年後の自分も、一年後の自分も、きっと今とは少し違う場所にいる。

だからこそ、旅先で一度立ち止まって、
「今、何を考えていたか」を残しておくのはいいかもしれません。

うまくいっていること。
まだ迷っていること。
そのうち笑って読めそうなこと。

温泉宿の夜に書く未来宛の一通。
ちょっとロマンがあります。

 

03|心を整える宿 風景館

長野・山田温泉|絵葉書みたいな景色から、一通

名前からして、もう少し惹かれます。
“心を整える宿”。
その言葉だけで、旅の目的が半分決まる感じがします。

山の宿で書く手紙は、街で書く手紙とは違う気がします。
少し言葉がゆっくりになる。
余計な説明が減る。
「元気です」とだけ書いても、ちゃんと意味があるような気がする。

絵葉書を選んで、短い文章を添えるだけでもいい。
長い手紙じゃなくても、旅先の空気が少し入っていれば、それだけで届くものがあると思います。

ここでは、誰かに近況を知らせる一通を書きたくなりそうです。

 

04|創業大正十五年 蓼科 親湯温泉

長野・蓼科|本の余韻で、少し長い手紙を

本がある宿では、文章が少し長くなる気がします。
誰かの言葉に触れたあと、自分の言葉も少しだけ出てくる。

蓼科の静けさ、本のある空間、温泉。
その組み合わせは、手紙を書くにはかなり強いです。

ここでは、短い絵葉書というより、
便箋を何枚か使う手紙を書きたくなる。

最近読んだ本のこと。
旅先で思い出した人のこと。
これからどうしたいか、まだ言葉になりきらないこと。

書いているうちに、自分の中の考えが少し整理されそうな宿です。

 

05|城崎温泉 泉翠

兵庫・城崎|温泉街の夜に、静かな一通

城崎は、歩く時間が似合う温泉街だと思います。
外湯をめぐって、川沿いを歩いて、部屋に戻る。
そのあとの静けさに、手紙を書く時間が似合いそうです。

志賀直哉『城の崎にて』の印象もあって、
城崎という土地には、どこか“自分の内側を見る”空気があります。

すごく明るい手紙ではなくて、
少し落ち着いた、でもちゃんと温度のある手紙。

「今日、城崎にいます」
それだけで始まる一通を書いてみたい。

温泉のあと、眠る前に机に向かう。
それだけで、かなりいい夜になりそうです。

 

06|セトレ マリーナびわ湖

滋賀・守山|湖を見ながら、言葉を少なくする

海ではなく、湖というのがいいです。
琵琶湖の大きさは、海のようでもあり、でも少し静かで、余白があります。

ここでは、長い手紙よりも、短い手紙が似合いそう。
たくさん説明するのではなく、景色に少し任せる感じ。

「今日は湖を見ています」
「思ったより、何もしない時間がよかったです」

そんな数行だけでも、ちゃんと届く手紙になる気がします。

誰かに送るというより、
自分の気持ちを湖のほうへ一度置いておくような滞在をしてみたいです。

 

07|ランプライトブックスホテル名古屋

愛知・名古屋|本屋の灯りで、夜更かしの一通

都会の中で、手紙を書きたくなる宿もあります。
ここは“旅先の静けさ”というより、夜の本屋の灯りが似合う宿。

眠る前に本を選んで、少し読んで、
その流れで誰かに短い手紙を書く。

旅先の長い手紙というより、
深夜にふっと書くメモのような一通。

名古屋の街の中にいるのに、
本とカフェと部屋の灯りで、少しだけ自分の世界にこもれる。

仕事帰りやひとり旅でも使いやすそうで、
かなり現実的に泊まってみたい宿です。

 

08|TUNE STAY KYOTO

京都・京都駅周辺|旅の途中で、誰かに近況を

京都で書く手紙は、少しだけ特別になりそうです。
旅の途中、駅の近くに泊まって、次の日の予定を考えながら便箋を出す。

観光をたくさん詰め込む京都も楽しいけれど、
夜に少しだけ立ち止まる京都もいい。

「今日はここまで歩きました」
「思っていたより、ひとりの時間がよかったです」

そんな近況を、誰かに書きたくなる。

ここは、長くこもるというより、
旅の途中で一通だけ書く宿として気になります。

 

09|B・B・C長湯 長期滞在施設と林の中の小さな図書館

大分・長湯温泉|林の中で、便箋を何枚も使う

名前がもう、かなりいいです。
長期滞在施設と林の中の小さな図書館。
これだけで、手紙を書きたくなる宿として十分すぎるくらい。

ここでは、短い絵葉書ではなく、
便箋を何枚も使う手紙が似合いそうです。

林の中で本を読んで、温泉に入って、また部屋に戻る。
そういう生活に近い旅の中で、少しずつ言葉が出てくる。

誰かに宛てるというより、
しばらく会っていない自分自身に書くような手紙。

いつか数日間こもって、何通か手紙を書いてみたい宿です。

 

10|富士屋ホテル

神奈川・箱根|クラシックホテルで、きちんと一通

最後は、クラシックホテルで書く手紙。
富士屋ホテルには、ちゃんと便箋を広げたくなる空気があります。

歴史のある建物に泊まると、
自分の時間も少しだけゆっくり流れる気がします。

ラウンジで本を読んだり、館内を歩いたり、
部屋で静かに過ごしたあと、机に向かう。

ここでは、少しきちんとした手紙を書きたい。
近況報告でも、お礼でも、未来の自分宛でもいい。

メールではなく、紙で残したくなる一通。
そんな旅の締めにしたい宿です。

 

手紙って、少し不思議です。

書いているときは、誰かに向けているようで、
実は自分の気持ちを確かめている時間でもある。

旅先で見る景色。
眠る前の静かな部屋。
温泉のあとの少しぼんやりした頭。
本を読んだあとに残る言葉。

そういうものが少しずつ混ざって、
ふだんは書けない一文が出てくることがある。

旅先で、誰かに一通。
あるいは未来の自分に一通。

そんな時間を過ごせる宿を、
たびぐらふの“いつか泊まりたい宿リスト”に入れておきます。

次の旅は、観光地をたくさん回るのではなく、
一通の手紙を書くために泊まってみるのもいいかもしれません。

書いた手紙を送ってもいいし、
送らずに持ち帰ってもいい。

旅先でしか出てこない言葉を、
少しだけ残しておけたら、それだけでいい旅になりそうです。

※宿泊情報や施設内容は変更になる場合があります。最新情報は各施設の公式情報・予約ページ等をご確認ください。
※掲載画像はイメージビジュアルです。実際の外観・客室・景観とは異なる場合があります。

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“何かに似てる”宿に泊まってみたい!

※画像は各宿の雰囲気をもとに作成したイメージビジュアルです。実際の外観・景観・客室とは異なる場合があります。

宿を探していると、たまに
「ここ、何かに似てる」と思う場所があります。

地中海の白い村みたいだったり、
英国の寄宿学校みたいだったり、
妖怪小説に出てくる古い家みたいだったり。

本当にその世界へ行けるわけではないけれど、
ひと晩だけ、別の物語に泊まることはできるかもしれない。

今回は、たびぐらふが
「何かに似てる!」と思って気になった宿をまとめてみました。

旅行って、ただ移動するだけじゃなくて、
いつもの自分とは違う気分になれるのが楽しい。

海外の街に迷い込んだみたいな宿。
映画のセットみたいな宿。
絵本や小説の中に入ったみたいな宿。

そんな“見立て”で宿を選ぶと、
旅の計画だけでちょっと楽しくなります。

今回の“何かに似てる”宿リスト

01|志摩地中海村
02|ヴィラ サントリーニ
03|ブリティッシュ・ヒルズ
04|会津芦ノ牧温泉 大川荘
05|NIPPONIA 播磨福崎 蔵書の館
06|白浜温泉 ホテル川久
07|変なホテル舞浜 東京ベイ
08|ホテルヨーロッパ ハウステンボス
09|鬼怒川温泉 あさや
10|銀山温泉 仙峡の宿 銀山荘

01|志摩地中海村

三重・志摩|地中海の白い村みたい

白い壁、青い海、路地、テラス。
ここは名前の通り、日本にいながら地中海の村に迷い込んだような気分になれそうな宿。

海外旅行に行きたいけれど、今すぐは難しい。
でも、少しだけ異国の空気を吸いたい。
そんな日に、この白い村の中で一泊してみたいです。

朝、まだ人が少ない時間に路地を歩いて、
「ここは三重なんだけど、三重じゃないみたい」と思いたい。

 

02|ヴィラ サントリーニ

高知・土佐|ギリシャの島みたい

白い建物と青い海の組み合わせは、やっぱり強いです。
ここは“高知にあるギリシャの島”みたいな気分で泊まってみたい宿。

何か特別な予定を詰め込むというより、
白い壁に反射する光を見て、海を見て、ゆっくり夕方になるのを待つ。

旅先で少しだけ非日常を浴びたいとき、
この「白と青」の世界はかなり気持ちを変えてくれそうです。

 

03|ブリティッシュ・ヒルズ

福島・羽鳥湖|英国の寄宿学校映画みたい

石造りの建物、重そうな扉、雨の似合う道。
ここは、英国の寄宿学校映画や古い英文学の世界みたいに楽しめそうな宿。

いつもの旅行というより、
“違う学校に入学する日”みたいな気分で行きたい。
トランクを持って、少し緊張しながらチェックインする感じ。

夜は紅茶を飲みながら、
自分の人生とは少し違う物語に入り込んでみたいです。

 

04|会津芦ノ牧温泉 大川荘

福島・会津|和のファンタジーの湯屋みたい

階段、灯り、温泉、和の空間。
ここは、現実の旅館でありながら、少しだけ異世界の湯屋みたいに見える宿。

旅館に着いた瞬間、
どこかで物語の幕が上がるような感じがしそうです。

きれい、というより、舞台っぽい。
泊まるだけでなく、空間の中を歩きながら、
自分もその世界の登場人物になった気分を味わってみたいです。

 

05|NIPPONIA 播磨福崎 蔵書の館

兵庫・福崎|妖怪小説の古い家みたい

ここは、今回の中でもかなり好きな“少し怪しい”枠。
ただ古民家に泊まるというより、妖怪小説の中に入っていくような気分で泊まってみたい宿です。

本、古い建物、夜の静けさ。
それだけで、何かが出てきそうな気配があります。

かわいいだけの旅ではなく、
少し不思議で、少し怖くて、でもちゃんと落ち着く。
そんな旅にしたいときに気になります。

 

06|白浜温泉 ホテル川久

和歌山・白浜|海辺の宮殿みたい

ホテル川久は、ちょっとやりすぎなくらいの非日常を楽しみたい宿。
海辺に突然あらわれる宮殿みたいで、普通のホテルステイとは違うテンションがあります。

こういう宿は、少し照れずに楽しみたい。
“今日は豪華な場所に泊まる日”と決めて、館内の空気ごと味わう感じ。

美術館のようでもあり、宮殿のようでもあり、
ちょっと映画のセットみたいでもある。
旅の記憶にかなり残りそうです。

 

07|変なホテル舞浜 東京ベイ

千葉・舞浜|ちょっと未来のホテルみたい

ここは、少しポップな変化球。
情緒系の宿が続く中で、急に“未来のチェックイン体験”みたいな方向に振れるのが面白いです。

旅って、きれいな景色だけじゃなくて、
「何これ?」と笑える瞬間があるのも楽しい。

舞浜の前後泊としても使いやすそうなので、
物語の世界へ行く前の、ちょっと不思議な入口として泊まってみたい宿です。

 

08|ホテルヨーロッパ ハウステンボス

長崎・佐世保|ヨーロッパの街角みたい

ここは、旅先そのものが一つの舞台みたい。
ヨーロッパの街角にあるホテルに泊まるような気分で楽しめそうです。

夜、街の灯りを見ながらホテルへ戻る時間。
朝、少しきれいな服を着て外に出る時間。

海外旅行の完全な代わりではないけれど、
“今日はヨーロッパっぽい夢を見に行く”くらいの軽やかさで泊まってみたいです。

 

09|鬼怒川温泉 あさや

栃木・鬼怒川|巨大劇場みたい

あさやは、静かな隠れ家というより、
“大きな劇場に泊まる”みたいな楽しさがありそうな宿。

吹き抜け、灯り、温泉、食事。
旅館なのに、どこかショーが始まりそうな華やかさがある。

たまには、落ち着いた宿ではなく、
少し大きくて、少し派手で、ちゃんと旅気分が盛り上がる宿に泊まりたい。
そんな日に候補に入れたいです。

 

10|銀山温泉 仙峡の宿 銀山荘

山形・銀山温泉|雪の絵本の村みたい

最後は、雪の絵本の中に入り込むような宿。
銀山温泉は、名前を聞くだけで少し物語っぽい場所です。

夜、灯りがともる温泉街を歩いて、
冷えた体で宿に戻る。
それだけで、旅の記憶としてかなり強そう。

ここは“どこかに似てる”というより、
その場所自体が物語みたい。
冬にいつか泊まってみたい宿です。

 

宿を選ぶ理由って、
便利さや価格だけではないと思います。

「ここ、何かに似てる」
「この世界に少しだけ入ってみたい」
そんな直感で選ぶ旅も、かなり楽しい。

地中海の村みたいな宿。
英国映画みたいな宿。
妖怪小説みたいな宿。
海辺の宮殿みたいな宿。

ひと晩だけ、別の物語に泊まる。

そんな宿を、たびぐらふの
“いつか泊まりたい宿リスト”に入れておきます。

次の旅行は、
行き先から決めるのではなく、
「どんな世界に泊まりたいか」で選んでみるのも面白そうです。

気になる宿があったら、
週末旅や記念日旅の候補にしてみてください。

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