【 アドラー心理学 】
目標を持てば
「やりたくない」は
乗り越えられる
何かと理由をつけて
「やりたくない」という人は、
本当はやりたくない理由を
自分で作っているだけかも
しれません。
・原因を考えるだけでは
問題は解決しない
「同僚とうまくいっていないから、
会社に行きたくない」
「嫌いな人がいるから、
学校は行きたくない」など、
行かなくてはならない場所に、
行きたくない理由を
つける人がいます。
このような考え方は「原因論」といい、
アドラー心理学では推奨されていません。
嫌な理由があるという原因を用意し、
だから行きたくないという結果を
導き出すのは、筋が通っているように
見えますが、問題の解決には結びつきません。
都合のいい、言い訳を作るだけの結果に
なってしまいます。
原因論で物事を考えていると、
たとえ解決方法を示されたとしても、
別の理由をつけて何もしないという
事態へ陥りかねません。
本当に必要なことは、
原因をあれこれ考えることではなく、
これから先をどうしていくかです。
・建設的な目標を持てば
解決法が見えてくる
原因論ではなく、
「目的論」で考えてみましょう。
過去に原因を求めるのではなく、
目的を持って行動すれば、
道は開けます。
「会社や学校に行きたくない」
という問題は目に見えているのですから、
次にやるべきことは「無理なく会社や学校に
行くために、どうするのか」
「苦手な人とうまく付き合っていくために、
どうすればいいのか」など、
目標を立てていく建設的に考えることです。
人は目標も何もない状態では
前へ進む勇気が起こりません。
しかし一度、目標を持ってしまえば、
自然と勇気が湧いてくるものなのです。
アドラー心理学では、
「勇気づけ」が重要視されています。
勇気づけとは、その人が困難に
見舞われたとき、問題を解決する力を
与えることをいいます。
嫌いなことを乗り越えるために、
解決策として目標を立てるのは、
自分に対する勇気づけの一種です。
中には「目標を決めたとしても、
それが間違いだった場合に困る」
と、目的を持つことを
拒んでしまう人もいるでしょう。
確かに、間違った目標を
選択してしまう可能性もありますが、
それもまた原因論に縛られて、
行動しない理由を探しているだけに
すぎません。
アドラーは、
たとえ間違った目標に向かてしまっても、
途中で変えられると説きました。
まずは、行動すること。
それができるのは自分自身です。
C 5月連休が終わるころになると、
せっかく入学した高校を中退、
辞めてしまう生徒さんが目立ちます。
本来は夢や希望を膨らませて
新しい学生生活を送るはずなのに、
実際は環境に馴染めなかったりして
辞めてしまうのでしょう。
とにかく覇気がありません。
ただ、将来のビジョン、
目的や目標を持たず、何んとなく
3年間高校生活を送れればいい様な
感覚で高校に入って来る様では
いけません。
本来、スポーツ推薦で入ったのに、
自分より遥かにレベルの高い
選手がいたとか、勉強のできる
優秀な生徒であっても、
学校の授業についていけない程の
学習レベルだったとか、理由は様々。
学校を辞めるのは簡単ですが、
その先、どんなことをしたいのか、
目的や目標、希望動機などを
持っていないと流されてしまう
だけです。
学校辞めても次の目標が定まらず、
無気力で抜け殻の様な生活を
送る様ではいけないと思います。