【 大道芸あれこれ 】
ハプニング系パフォーマンス
予想しないような事件を巻き起こすのが
ハプニングで、観客を巻き込んでしまうから
大道芸的だ。
日本にはなじみが薄く、観客をからかったり
するので、心がおおらかでないと受け入れてくれず、
クレームをつけられやすい。
ハプニング系の芸人が車道に飛び出し、
運転手をからかい、タクシー業界から営業妨害で
えらく怒られることも過去に何度かあった。
営業が厳しい業界だからこれも無理もない。
観客の中で変な芸人が悪さをしたりもするが、
その中から洒落やエスプリを感じて漏れると
ありがたい。
C テレビドラマの放映最後に
「このドラマはフェクションで
実在する登場人物はいません…」
というクレジットが出るが、
大道芸として演じられるハプニング系
パフォーマンスはちゃんとした構成や
登場人物の役柄などが細かく設定されて
いる場合があり、その場の状況で
行き当たりばったりのアドリブ、
寸劇で行われるケースがある。
これがパフォーマンスと理解できない
人間が絡まられると困り果てたり、
感情露に激怒されたり殴りかかれて
しまうこともあるそうだ。
そのため、この様なパフォーマンスを
行いたいと運営サイドに申し出ると、
大概は真面目な人間には理解が示されず、
責任問題と管理できないので
NGと断られるケースが日本では多いらしい。
会場内を移動しながら行う
このパフォーマンスは、ある時は
派手な姿で道に迷った外国人観光客を
装ったり、テロリスト対策の特殊部隊の
一団が突如と現れたり、会場内にお忍びで
訪れたVIPと警護するシークレットサービス、
英国紳士がおもちゃの犬を連れて散歩していたり、
乳母車に乗った赤ちゃんが実は髭の生えたオヤジ
だったとか、想像を絶するキャラクターが
登場することがある。
堅物や崩した個性的なキャラクターが
会場内に神出鬼没に表れて観客と絡む光景は
笑いと感動、そしてハラハラ。ドキドキの
瞬間を垣間見ることになる。
ハプニング系パフォーマンスは現在では
ロービングパフォーマンスやウオーキングアクトと
呼ばれることがある。