【 アドラー心理学 】
「苦手な人」は
外ではなく自分の中にある
相手を苦手とするかどうかは、
自分自身次第。
受け取り方を変えられれば、
苦手ではなくなるのです。
・嫌いな理由を
大げさに考えていませんか?
あなたの身の回りに、
苦手な人はいますか?
その人の話し方や態度、
あなたへの接し方など、
苦手な理由もあるでしょう。
しかし、それはあくまで、
あなたの個人的な感覚に
すぎません。
物事の感じ方や受け取り方は
人それぞれです。
あなたが「嫌いな人だな」と
思っている相手は、
別の人から見ればとても好ましい
「いい人」だと思われていることも
あるのです。
相手への認識が悪い方向に
ゆがんでいることを、
アドラーは「基本的な誤り」と
呼びました。
あなたは苦手な相手に対して、
次のような誤った受け取り方を
していませんか?
たとえば、自分に対して
とてもつらく当たってくる人が
いる場合は、実はそれほど
嫌われていないのに、
大事のように感じてしまっている
だけなのかもしれません。
これは基本的な誤り方の
ひとつである「誇張」です。
誇張には
「自分が大勢に嫌われている
かのように考えてしまう」
というケースもあります。
どのような場合でも、
実際はどの程度なのかを、
冷静になって考え直してみましょう。
あなたに対してつらく当たって
くるという人は、実際は誰に対しても
そのような態度だという可能性が
あります。
大勢に嫌われているように感じる
場合は、本当に自分を嫌っていそうな
人が何人いるのか、数えてみてください。
実際はほんの数人だけかもしれません。
・小さなことを見落とさないように
基本的な誤りの中に
「見落とし」というものがあります。
これは、視野の狭さです。
他人から「嫌われているのでは?」と
感じたとき、その記憶を延々と
気にし続けてしまうことがあります。
そのせいで、特に嫌われていないという
事実を見落としてしまうことがあるのです。
もしかすると、相手があなたに
好意を示していたのに、
その瞬間を見落としていた
恐れもあります。
事実を見落とさないように、
注意深く接してください。
「本当に嫌いな相手ではない」と
思える瞬間を見つけられたとき、
あなたの中にあった歪んだ認識が
消え去り、自然に付き合える相手に
なるでしょう。
相手に対するイメージは、
あなたの認識によって変わります。
あなたの中にある「苦手な人」像を
変えることができれば、
苦手意識はなくなるのです。
アドラーの考え方
自分が苦手だと
思っている相手がいるとき
〇 「あの人は私に対してばかり、
いつも厳しい言い方をする」
✖ 「あの人は私以外にも
厳しい言い方をしている。
私が嫌われている訳ではない」
相手への「嫌いな相手」だという認識が
大げさになっていないか注意する。
相手への認識が変われば、苦手意識も解消される。