浜辺の困ったちゃんたち・・。 | 旅芸☆ナビ

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大道芸人バスカータンプの
旅と大道芸をテーマにした活動手記。



久々に秋田へ帰って来て訪れた
行きつけの某道の駅での出来事。

この道の駅、
日本海に面しており、リーズナブルな料金で
温泉に入浴出来るのがウリのひとつ。

で、温泉に入浴中の出来事。

広大な砂浜を目の前に露天風呂が楽しめるのだが、
なんと、当日露天風呂の真下にテントを張って
バーベキューを楽しむ家族連れの姿が・・・。

そして目の前の浜辺を
縦横無尽に暴走するジェットスキーが十数台・・・。

よく見るとライフジャケットを装着せず、
2~3人乗りの姿も見受けられる。

波の近くにテントを張り、
砂浜を4WDの乗用車の性能を過信しているのか、
トレーラーを牽引しながら力任せに走って
あちこちに足をとられてスタックする光景をクドイほど観た。

ここは遊泳禁止地域で、プライベートビーチでも無い。
車両も浜辺に乗り入れることが出来ない筈。
どうやら無断で勝手に砂浜に乗り入れている様だ。

車両ナンバーの殆どが岩手・盛岡ナンバーだった。

20年前から岩手ナンバーの車両を
秋田の海水浴場でよく目にすることが多くなった。

理由は盛岡などの内陸の人が三陸の海岸に赴くのが
難儀なことだとか、岩礁が多く、水辺での遊びに適さないとか、
太平洋の海水が汚れているとか様々な憶測が流れている。

いずれにせよ、
水質の好さと日本海に沈む雄大な夕日の魅力なのかもしれない。

震災の後、秋田の海水浴場や浜辺に
岩手から訪れる人々が更に増えた。

田沢湖でもジェットスキーを持ち込んで
豪快に疾走する姿を夏場に目にするが、
あれも大丈夫なのだろうか?

昔、秋田ナンバーの車両が東北自動車道を走っていると、
不慣れな走行をされるので、みんな怖がって、
避けて走ったそうだが、
現代の秋田では岩手ナンバーの車両が浜辺に進入して来ると、
恐怖を感じる。

しかし、モラルはしっかり守ってほしい。