『レッスンから...(9)」短い文を作ってみましょう。
Perugiaでこちらもご覧ください。私とイタリア語・レッスンの内容とスケジュールのご案内・自己紹介・アクセス・地図・お問い合わせと申し込みフォーム(青い文字の部分をクリックするとそれぞれのページをご覧になれます。)前回から、1週間程経ってしまいました。春はもう近くですが、気温が安定しない上に、北風が吹けば、まだまだ辛く感じます。これを読んで下さっている方は、如何お過ごしですか。さて、では、本題に入りましょうね。ここまでで、名詞と動詞というものを知りましたね。前回お伝えした通り、名詞と動詞の原形と一工夫で文章を作っていきましょう。一工夫とはVorrei という単語を使うということです。Vorrei...覚えてくださいね。3回唱えてみましょう。Vorrei(ヴォレイ) Vorrei(ヴォレイ)Vorrei(ヴォレイ)Vorrei~の形で、「〜が欲しいのですが。」「〜したいのですが。」という意味になります。つまり、〜 のところに、名詞または動詞を入れれば、「〜が欲しいのですが。」「〜したいのですが。」という文章になるのです。Vorreiも動詞です。でもその原形からスタートして説明すると、とても長い話になりますので、今の段階では割愛しますよ。日本語の表現で「...ですが。」にしています。その理由は vorrei を使うことでイタリア語でのニュアンスは「...したい。」「...が欲しい。」よりも、とても丁寧なものになるからです。この vorrei で 丁寧に、礼儀正しく、「お願い」または、「自分の要求」を相手に伝えることができます。 では、いよいよ 一つ 作文してみますよ。Vorrei とprendere とil caffè で、Vorrei prendere il caffè. 「コーヒーを飲みたいのですが。」という文章になるのです。いくつかの、動詞と名詞を下に一覧にしてみました。ここで眺められる動詞と名詞で更にいくつか文章を作ってみましょう。動詞andare 行く mangiare 食べprenotare 予約する comprare 買うcancellare キャンセルするaprire 開けるordinare オーダーする fare するusare 使う vedere 見るprovare 試すprendere 乗る・飲む・取るpartire 出発する avere 持っている名詞cappuccinoカプチーノ, bagnoトイレ, gelatoジェラート, paninoパニーノ, vinoワイン, succoジュース, conto会計,burroバター,cosmetico化粧品, negozio店,pennaぺん, pizzaピッツァ,cartina地図, carta,紙、地図scala階段, metropolitana地下鉄, moneta硬貨, giaccaジャケット, uscita出口, strada道, finestra 窓, carta di credito, treno 電車, autobus バス,dolce デザート, pesce 魚, latte 牛乳, giornale 新聞, pepe 胡椒, sale 塩,ascensore エレベーター,stazione 駅,caffè コーヒー, tiramisù ティラミス, tè 紅茶, prenotazione 予約, biglietto 切符Vorrei la cartina. 「地図が欲しいのですが。」Vorrei il burro. 「バターが欲しいのですが。」Vorrei comprare i cosmetici. 「化粧品を買いたいのですが。」Vorrei aprire la finestra. 「窓を開けたいのですが。」Vorrei ordinare. 「注文したいのですが。」「オーダーしたいのですが。」(レストランなどで。)Vorrei usare la carta di credito.「クレジットカードを使いたいのですが。」Vorrei fare la prenotazione. 「予約をしたいのですが。」Vorrei cancellare la prenotazione. 「予約を取り消したいのですが。」Vorrei provare la giacca. 「ジャケットを試したいのですが。」Vorrei prendere l'autobus. 「バスに乗りたいのですが。」Vorrei comprare il biglietto. 「切符を買いたいのですが。」(電車、バス、美術館などで。)Vorrei andare alla stazione. 「駅に行きたいのですが。」いくつか、例文を作ってみました。最後の文章だけは、vorrei、動詞の原形、名詞以外に 前置詞 "a"という要素が入っています。この前置詞で「〜へ」という意味を付け加えられます。上の例文では「駅へ」という意味を表現するのに使いました。a がalla になる仕組みは後で勉強しましょう。ですから、最後の文は、Vorrei andare alla stazione.で今は覚えてしまいましょう。今回は、vorrei と名詞と動詞の原形で文章を作ってみました。皆さんも、この組み合わせで、作文してみてくださいね。 次回からが、この回のことを土台に、ほんの少しづつ発展させていく予定です。ゆっくり、じっくり慣れていきましょう。 (断り書き)何事も詳細に勉強または研究すれば、かなり多くの例外のようなものがあります。このブログでそれらについて残さず、紹介すれば、分量が多くなります。その結果、私のブログの読者としてイメージしているイタリア語に関心がある方が、その分量の多さゆえに、イタリア語を学ぶのが億劫になってしまうかもしれません。この事を踏まえて、私は、このブログでは、敢えて、最初から、そのような詳細を、知る限り列挙するようなことはしていません。イタリア語を勉強している方、または専門家の方で「それだけじゃないじゃないか!💢」と思う方は、私がイタリア語について全てを書こうとしているのではないという事をご承知おき頂ければと思います。