その最高峰、クロ・デ・ゴワセを飲んでみたいとおもいつつも、入手困難なうえ、あのサロンと並ぶとも絶賛されているものは、
流石に今の私では手が出ません。
そこで、昨日のディナーの供にはフィリポナがフランスの国内レストランやドイツ市場に向けて
プライベート・ラベルで造っているという
フィリポナ・ド・サン・マルソー・シャンパーニュ・ブリュットを選択。
インポーター変更に伴う在庫処分だったらしく、シャンパーニュにしては手頃な価格だったのがありがたい。
日常的にスパークリングを飲む私にはあまり高いのは贅沢すぎるので…。
さてさて適温に良く冷やして静かに眠らせていたそのシャンパーニュの個性はというと、
まず色はゴールド、泡はきめ細かくクリーミー。
個人的な好みではもう少し滑らかな感じが好きだけど、でも十分。
フルーティーで酸味もコクも十分。
口に入れてすぐは辛口でスッキリしてるなという印象だけど、すぐに柔らかいコクに納得。
ピノ・ノワールらしい味わいに、フレッシュでバランスがいい。
思ったよりも、グラスを重ねても優しい味わいでしたし、あんまり嫌いな人はいないんじゃないかなという感じ
因みに一度は飲みたいリストにアップされているクロ・デ・ゴワセはクリュッグのクロ・デュ・メニルとならんで、
シャンパーニュでただ2つだけの、単一畑を名乗れる最高の畑から造られる、ピノ・ノワール主体の伝統的なシャンパーニュなのです
