神輿の組み立て
神輿庫(みこしくら)から出された神輿は、神輿の部位を外されて、錆び止などの手入れによって奇麗にして保管されています。

 

 

神輿庫は神社の神輿を保管するための専用倉庫です。
祭礼以外の期間、神輿を雨風や盗難から守る役割があります。

 

一般的な神輿は、本体を台に置くところから始めて、親棒を通す、脇棒やトンボ棒を組む、縄でしっかり締めるという順で進めます。

 

 

本体を設置    
安定した台に神輿を置き親棒(神輿を支える主な棒)を通す   。


本体の穴へ主棒を入れる。神輿本体の下を通る中心の長い棒です。全体の重さを受ける土台で、組み立ての基準になります。

 

 

脇棒(横方向の補助棒)を付ける    
横の棒を位置合わせする。親棒の左右に付ける補助の棒です。

 

 

トンボ棒(本数を増やす補助棒)を組む    
補助棒を重ねて固定する。親棒に直交または補助的に入れる増設用の棒です。

 

 

人数を入れやすくしたり、担ぎ方の型に合わせたりする役目があります。前後に複数のトンボを入れる形が示されています。

 

 

↑ 組み立てには安全に配慮しながらロープで確りこていします ↓

 

 

前棒(先頭側の補助棒)    
後棒(後方側の補助棒)    
前棒と後棒
トンボのうち、いちばん前といちばん後ろの棒をこう呼ぶことがあります。
進行方向の制御や、前後の担ぎ手の配置を整える役目があります。

 

 

↑ 鳳凰を飾り組み立てが終了 祭囃子屋台 ↓

 

 

神輿に付き従う囃子方が乗り込んで演奏する「祭囃子屋台」の山車は軽トラに設置

 

 

神輿の部位名称

神輿(みこし)
通常、神道の祭の際に、普段は神社にいる神霊が氏子町内、御旅所などへ渡御するに当たって一時的に鎮まるとされる輿である。

 

 

輿であるから通常は担ぎ上げて移動するものを指して言うが、それを台車(御所車、牛車)に乗せて曳くものなど別形態のものも指すことがある。

 



祭りによっては、御輿の巡行に山車、鉾、だんじり、などの屋台が随行することもある。


 

「御輿」は「輿」に「御」を付けたものであるが、さらに「御」をつけて「おみこし」と呼ばれる場合がある。


 

神が乗る輿であるので「御神輿」とも書かれる。

 

 

神社の神輿を一般に「本社神輿」(神社神輿・宮神輿)と言い、神社に本社神輿が1基のみ存在する神社もあれば、三社祭で有名な浅草神社のように1社で3基の神社神輿を持つ神社もある。