スーツケースの破損
往路アテネから国際空港から、カイロ国際空港に到着後、ターンテーブルで手荷物を受け取りますが、スーツケースが破損していまた。
これは航空会社の扱いがぞんざいだからです。

もちろん預けられたスーツケースなどを丁寧に扱う航空会社もありますが、大半の場合は放り投げたり高所から落としたりと、丁寧に扱われません。

↑ 添乗員さんが応急処置を ↓
満席近い搭乗率のため荷物が多かったり、人員が足りず忙しかったり。様々な要因により、1つ1つ丁寧に扱っている余裕がありません。
仕方ないと思えば仕方ない...のかもしれません。

また「スーツケースは物を入れる容器」、「容器が壊れても仕方ない」という捉え方をする航空会社もあるので、難しいところではあります。

そんな中でも日本の航空会社・空港では、スーツケースや荷物はかなり丁寧に扱われています(100%とは言い切れません)。
日本がイレギュラーなだけなので、他国の場合は過度に期待はしない方が無難です。

壊れた時の初動対応
入国審査が終わってターンテーブルで荷物を受け取ったら、まずはキズや破れ・著しい汚れや破損などをチェックしましょう。

↑ バゲージラッピング ↓
破損していたり壊れやすい手荷物は受け付けて貰えないのでスーツケースラッピングのサービスを受ける必要が有ります。スーツケースの場合日本円で1500円程度。
送迎やツアー、レストランの予約などで時間にあまり余裕がない場合でも、海外に行ったら都度確認するクセを付けるようにしましょう。

というのも一度空港から出た後に破損があったと申告しても、「輸送中の事故ではない」と判断され、受け付けられないケースがあるからです。
何かしら異常があった場合、近くにいる空港係員に申告しましょう。

もし係員が付近にいない場合は、荷物受け取り所(バゲージクレーム) に行き、利用した航空会社の職員へ申告しましょう。

この際、航空券とクレームタグ(荷物の預かり証として受け取る半券)が必要なので、機内や飛行機から出てすぐに捨てないようにしましょう。
申告して破損が認められると、破損証明書(事故証明書)がもらえます。
補償は基本修理の対応となりますが、航空会社の都合等により現金での補償などの対応をされる場合もあります。

壊れた際の応急処置
申告したけど補償されない、どうしても壊れたスーツケースを使って旅行を続けないといけない。こういった時は応急処置でしのぎましょう。
ガムテープや布テープで固定・修繕するのが基本で、キャスターの回転や伸縮ハンドルの不具合はテープ固定だけでしのげることもあります。

万が一に備えて、ディスカウントショップ等で購入したガムテープや布テープは、1つ持参すると安心です。
持っていない場合は、空港係員にお願いすれば貸してくれることもあります。(絶対貸してくれる保証はありません)
伝えるときは"duck tape"、または"packing tape"と伝えましょう。

なお樹脂製のスーツケースで軽度の凹みに関しては、温風ドライヤーを当てつつ裏側から押すことで、ある程度直る場合があります。
ただし失敗して凹みが酷くなったり、凹みとは違う異常が起こる可能性があるので、行う際は自己責任でお願いします。

航空会社によるスーツケース破損時の補償範囲
航空会社による補償の範囲は、ざっと下記の通りです。
補償の範囲(あくまで一例です)
亀裂や破損による損傷が酷い
スーツケースのキャスターが丸ごとなくなった
ロック部分が壊れて鍵がかからない
大きな穴が開いて、中身がこぼれる
上記以外の破損の場合でも、補償の対象になることがありますので、やはり空港で申告はマスト。

逆に航空会社によっては、「壊れているけど使える範囲内だから」という理由で、補償してくれないケースもあります。
なお、補償の範囲外になるのは下記の通りです。
補償の範囲外(あくまで一例です)
飛行機に乗る前からの破損やキズ
擦れや小さいキズなど軽微な破損
側面に貼っていたシールの紛失
スーツケースに付けていたネームタグやストラップなどの紛失
万が一に備えて保険に入ろう
航空会社から補償を受けられなかった時の事を考えて、海外旅行保険は携帯品損害補償特約が付属しているものに加入しましょう。
携行品損害保険とは、スーツケースやスマホ、カメラやパソコンといった携行品が盗難に遭った・破損した場合に、修理費用などが補償されるという保険のこと。
ネットで加入できる安いプランの海外旅行保険の場合、この特約が付属しないプランもあります。加入前に必ず補償内容を確認しましょう。
保険会社に請求する際は、主に以下のものが必要です。
必要書類
破損証明書(事故証明書)
修理見積書または修理代領収書
破損箇所の写真


