城塞都市内にあるモスク
城塞都市の歴史は古く、世界最古の町とされるパレスティナの都市イェリコでは、紀元前7500 年ごろには既に町を壁で取り囲んでいたと言われています。


 

古代から中世にかけての時代には、ヨーロッパを中心に多数の城塞都市が築かれました。


 

城塞都市には城壁・堀・塔というシンボル的な施設が存在し、それぞれに重要な役割があります。


 

城壁は外敵から都市を守るという役割のほか、都市計画の立案に大きく関係していました。その城壁の外側に巡らせた堀は、防御力を強化する役割を担います。


 

町の中に建てられた塔(主塔)は、城主の居住区や貴族たちの社交場として使われただけでなく、牢獄、食料の備蓄倉庫、監視塔など、都市や時代によって様々な役割をもっていました。

 

 

世界遺産
世界一美しいモスクと言われるムハンマド・アリ・モスク

 

 

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1857年に完成したムハンマド・アリ・モスクは、トルコのイスタンブールにあるアヤソフィア大聖堂をモデルに建てられたため、巨大なドームと鉛筆を彷彿させる2本の高いミナレットを持ち、エジプトのモスクとしては非常に珍しい外観となっています。

 

 

ミナレット
モスクに付属する高い塔。そこから礼拝の時が告げられる。
アラビア語ではマナーラといい、光または火をともす所の意。「光塔」と訳されることもある。


 

起源については不明であるが、シリア地方のキリスト教の教会に付設されていた鐘楼を転用したとする説があり、 また語源からシリア・エジプトの沿岸部にあった灯台や砂漠に立てられた目印の塔を起源とするとも考えられている。