リコーダーとピアノ
MOA美術館「黄金の茶室」を出たところで
「ミニコンサート」が開かれていました。



 

演奏会またはコンサートは、専ら音楽そのものを聞きにくる聴衆をターゲットとして音楽を演奏するイベントである。

ポピュラー音楽においては専ら、ライブとも呼ばれている。


 

生演奏でなくても、「フィルムコンサート」「ビデオコンサート」というように使われる場合もある。
 


 

音楽の演奏を含む物であっても、オペラ、バレエ、ミュージカル等のように、劇や踊りの付属物、伴奏としての性格が強い場合や、パーティなどで、余興、BGMとして演奏される場合は、演奏会とはみなさない場合が多い。

 

 

後藤 聖(リコーダー奏者) 
木管楽器の一種であり、リードを使わないエアリード(無簧)式の縦笛である。ザックス=ホルンボステル分類では、気鳴楽器の中の「内隙溝フルート」になる。


 

↑ 阿部羅 恵(ピアニスト) ↓

 

語源
リコーダーという名称は、古英語の to record(小鳥のように歌う)が語源だとする説が有力であるが、名称の由来について明確なことはわかっていない。


 

バロック時代に、小鳥に歌を教えるための「バードフラジョレット」と呼ばれる小型の管楽器が考案されていたことに関連があるといわれている。


 

発音原理
発音原理は、同じエアリード楽器であるフルートやオカリナと大きな違いはなく、エッジの付近における気流の乱れが振動源となり、管の内部の空気(気柱)が共振して音が発生する。


 

音孔を開閉すると、気柱の実効長が変わるので共振周波数が変化し、音高(ピッチ)を変えることができる。


 

フルートのような横笛では、歌口に吹き込む空気の束(エアビーム)を、奏者が自らの口唇によって調節しなければならないが、リコーダーはウインドウェイ(風の通り道)によってエアビームが一定に保たれるので、単に息を吹き込むだけで容易に音を出すことができる。


 

小学校低学年でも簡単に演奏ができるうえ、構造がシンプルなのでプラスチックを用いると安価に量産できることもあって、初等教育に用いられるようになった。

しかし、息の強さや気温によって音高が変動してしまい、その補正がフルートより難しい楽器なので、高い演奏技能を修得するには、やはり相応の才能と努力が要求される。


 

構成
一般的なリコーダーは、頭部管(とうぶかん、ヘッドピース)・中部管(ちゅうぶかん、ミドルピース)・足部管(そくぶかん、フットピース)の3つの部分から構成されている。


 

リコーダーはもともと継ぎ目のない1本の木から製作されていたが、17世紀後半に継ぎ目をもつ構造となり、音高の調整が可能になった。


 

リコーダーの各ピースは、保管時・携帯時は分解し、演奏時に組み立てる。組立時には、中部管(ミドルピース)のジョイント部分にグリスを少量つけ、回転させながら接続する。


 

頭部管の内面はほぼ円筒形であるが、中部管と足部管の内面は、歌口から遠くなるほど細くなる円錐台形になっている。