梅雨入り
関東甲信が6月7日ごろとなっています。今週続々と梅雨入りしてもおかしくないころですが、今年は梅雨前線の北上がまだ先になりそうで、梅雨入りが遅れそうです。



 

梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。

なお、この梅雨入りの発表は速報値です。秋に再検討され、見直されることがあります。


 

雨と紫陽花
アジサイ


 

雨が似合うのには、理由があった
アジサイは葉からの蒸散が多い

 


 

アジサイの開花日を当日線で結んだ「アジサイ前線」は例年、5月末の九州南部から始まり、しだいに北上します。

 

それが梅雨入りの時期とも重なるため、アジサイは雨が似合う花とされますが、次のような理由もあるのです。
 

 

↑ ランタナ ↓

 



アジサイは葉が大きくて数も多いため、水分が葉から発散する蒸散(じょうさん)が多く、鉢植えの場合は毎日の水やりが欠かせません。


 

地植えの場合も空梅雨で地面が乾くと元気がなくなるので、水やりが必要になります。


 

ちなみに、中学理科で「蒸散」の実験にはアジサイが使われます。アジサイの枝を水の入った試験管に挿して、葉のある枝と葉がない枝で水の吸い上げ量の違いを比べるというものです。


雨が大好きな「水の器」
ところで、アジサイは英語名で「ハイドランジア」といい、「水の器」という意味です。

アジサイはいつも体内に水をたっぷり蓄えていることから名付けられたようです。雨が降ると生き生きして見えるのも当然です。


 

しかし、アジサイは雨と同じように日光も必要とします。「雨が好きだから“日陰の植物”と思い、鉢植えのアジサイを日陰に置いて育てると花のつきが悪くなります。

よく日の当たるところで育ててください。雨と相性のいいアジサイですが、育てる際は注意が必要ですね。出典: ウェザーニュース。


水滴
滴を形成する最もシンプルな方法は、小さな直径の管を垂直に立て、下端から液体がゆっくりと流れるようにする、というものである。


 

ぶら下がった液体が一定の大きさを超えると、不安定になって、自然に滴となり、したたり落ちる。


 

滴はまた、蒸気を急激に冷やし圧縮することによっても、あるいは多めの液体をスプレーすることによっても形成できる。

水と空気とでは屈折率が異なるため、雨つぶの表面上で屈折と反射が発生し、虹が発生する。