道の駅富士
国道1号富士由比バイパス新富士川橋の東に位置する「道の駅富士」は、静岡県で最初に誕生した道の駅です。



 

レストランや、売店(上り線)があるほか、上り線の建物屋上に出ると、雄大な富士山を眺めることができる富士市の西の玄関口ともいえる道の駅です。


 

また、上下線をつなぐ地下道があるため、どちらへもアクセスすることができます。令和元年12月、装いを新たにリニューアルオープンしました。


 

富士山おふくろ食堂
店内で打つ自家製麺と、削りたてのかつお節を使用した料理が自慢の食堂。



 

2019年12月にリニューアルオープンした「道の駅 富士」上り線側本館内の食堂。



 

店内に自家製麺所を設置し、国産そば粉を100%使用したこだわりの蕎麦をはじめ、満足感のある各種定食が人気。



 

↑ ひつまぶしの食しかたと自慢の麺 ↓



 

新鮮なしらす、旬の魚、桜えびを使用したメニューもご用意。明るく広々とした店内で、誰でも気軽に利用出来ます。

 

 

食券
冷華そば・桜えびかき揚げ・トッピングのとろろ・ザルそば
 

ザルそばに桜えびのかき揚げ・とろろをトッピングした私のランチ

 

 

ザルそば
ざるそばが登場したのはもりそばが誕生した後のことであり、発祥は東京にあったとあるそば屋さんだと言われています。



ざるそば発祥とされるおそば屋さんは、これまで食べられていたもりそばとは異なるイメージを打ち出したいと考え、竹ざるに盛って「ざるそば」として提供。


 

このざるそばが人気となり、ほかのお店も真似して次第にざるそばが定着していったといわれています。


 

また、もりそばを食べるお客さんの「汁が底に溜まり最後までおいしく食べられない」といった当時の悩みを解決する手段として、ざるに盛る「ざるそば」が登場したという説もあります。

 

 

桜えびかき揚げ
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた静岡県の郷土料理。

生の桜エビに好みの野菜をまぜあわせて、衣を少なめにしてカラっと揚げます。



 

静岡県駿河湾は桜エビの国内水揚げ量が100%です。桜エビの量を減らさないよう、漁は3月下旬から6月上旬と10月下旬から12月の期間で、のべ30日から40日程度に限られています。



 

現在、主な水揚げ港である由比漁港で毎年5月に、「由比桜えびまつり」が催されており、数万人の来場者を誇っています。

 

 

トッピングのとろろ
粘り
とろろ芋はすり下ろすと特有の粘りを示すが、これはとろろ芋中の粘質物が磨砕によって細胞外へ溶出し、水和することによって発現すると言われる。

 

とろろ芋の粘質物については、マンナンとタンパク質からなると提唱されているが、その粘質物の構造や性状は十分に解明されていない。




生食
生で食べられる芋(デンプン性食品)は多くないが、とろろ芋に含まれる消化酵素であるアミラーゼの作用でデンプンの一部が分解され、とろろは生で食べても胃にもたれないとされる。

しかし、生食できる理由をデンプンの消化性に求めることは誤りだとする研究もある。



 

とろろを加熱調理すると、とろみのある食感がふわふわモチモチになり、風味が上がる。その柔らかな食感によりグラタンや落とし揚げ、また軽さが出るためお好み焼きのつなぎとしても用いられる。