静岡市立登呂博物館
静岡市駿河区登呂五丁目にある登呂遺跡についての博物館である。



 

↑ 登呂博物館案内板 ↓

 

 

アクセス
JR静岡駅南口22番乗り場より
静鉄バス石田街道線「登呂遺跡」行き乗車約10分、終点下車

静鉄バス石田街道線「東大谷」行き「久能山下」行き乗車、「登呂入口」下車し徒歩5分




料金・開館時間
一般 - 300円(30人以上の団体220円)、5回分の回数券1400円、芹沢銈介美術館との共通券580円(30人以上の団体460円)



 

大学・高校生
 200円(30人以上の団体150円)、5回分の回数券930円、芹沢銈介美術館との共通券360円(30人以上の団体280円)


 

中学生以下
 50円(30人以上の団体40円)、5回分の回数券230円、芹沢銈介美術館との共通券120円(30人以上の団体90円)


 

開館
9時~16時30分

 


 

休館 
月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休館日




↑ 静岡市立登呂博物館 泥濘 ↓



 

↑ 史跡公園内の禁止し事項 ↓


 

稲架(はさ)
稲架掛けは、木や竹を使って組み立てた稲架()(物干しざおのような木組み)に刈り取った稲穂を掛けていき、太陽の光を使ってもみを乾燥させる乾燥方法です。


読み方は「はさがけ」で、数百年前から行われてきた、歴史あるお米の乾燥方法です。

現在は便利な農業機械が多く開発されており、乾燥工程も乾燥機を用いることで短時間かつ手軽に行えるようになりました。



一方、稲架掛けは多くの工程を手作業で行う必要があり、時間と労力がかかる作業になります。

機械を使わない稲架掛けは、稲刈りシーズンである9月の高い気温も相まって、非常に大変です。


 

後熟とアミノ酸の増加で美味しくなる
お米は、長い期間をかけてじっくりと乾燥させることで「後熟」と「アミノ酸の増加」の2つの反応が発生し、お米の美味しさがより引き出されると言われています。

後熟とは、収穫した作物を数日間放置することで呼吸による化学変化を起こさせる方法のことをいいます。


 

お米を後熟させるとうま味と香りが向上し、より美味しく感じられるようになります。

また、作物は乾燥させることでうま味成分のもとであるアミノ酸が増加することもわかっています。

 

お米も同じくアミノ酸が増加するため、じっくりと長い期間を掛けて乾燥させることで、うま味成分を感じやすくなるのです。