東海道どまん中茶屋

東海道五十三次のちょうどまん中に位置し、東西文化の中間点として物資と人々の往来や、秋葉山への参拝客で賑わう宿場でした。



 

武士や公家が宿泊・休憩する本陣が3軒、一般の旅人が宿泊する旅籠が50軒あったと伝えられています。


 

袋井宿の東の入口には、初代広重が描いた「東海道五十三次袋井出茶屋ノ図」をモチーフに建てられた「東海道どまん中茶屋」があります。


 

無料お休み処(東関道どまん中茶屋)
茶屋は市民やウオーカーの憩いの場となっています。茶屋内では地元の方々による湯茶等のもてなしをしています。


 

従是袋井宿東海道五十三次内


 

袋井宿
旧東海道の宿場で、東海道五十三次の宿場の数では江戸から数えても京から数えても27番目で中間点にあたる。


 

↑ 東海道の順路 ↓

 

 

往時の宿場再現図

東西文化の中間点として、物資と人々の往来や、秋葉山への参拝客などで賑わったといわれています。本町宿場公園、東本陣公園、東海道どまん中茶屋などの施設があります。

 

 

当初、掛川宿からは見附宿や浜松宿が次の宿場だったが、掛川~見附間が比較的長距離であり、また中間付近にある原野谷川が度々氾濫し交通が途絶したため、他の宿場より少し遅れて元和2年(1616年)までに整備された。

 

 

↑ 地域住民へのイベント情報 無料お休み処に有る石碑 ↓

 

 

現在の静岡県袋井市中心部にあたる。周辺に遠州三山をはじめ歴史ある寺や神社が点在し、それらのいわば門前町の形で栄えた。



 

↑ 雨に打たれた大賀蓮が ↓

 

 

大賀蓮
1951年(昭和26年)、千葉県千葉市検見川(現・千葉市花見川区朝日ケ丘町)にある東京大学検見川厚生農場(現・東京大学検見川総合運動場)の落合遺跡で発掘された、今から2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花したハス(古代ハス)である。


 

↑ 大賀一郎博士 千葉公園蓮華亭(れんげてい)内に博士の写真があります ↓

 

植物学者でハスの権威者でもある大賀一郎(当時・関東学院大学非常勤講師)が発掘品の中にハスの果托があることを知り、1951年(昭和26年)3月3日から地元の小・中学生や一般市民などのボランティアの協力を得てこの遺跡の発掘調査を行った。

 

 ↑ 写真は何れも、2010年‎7月‎5日撮影したものです ↓

 

調査は困難をきわめめぼしい成果はなかなか挙げられなかったが、翌日で打ち切りという30日の夕刻になって花園中学校の女子生徒西野真理子により地下約6mの泥炭層からハスの実1粒が発掘され、予定を延長し4月6日に2粒、計3粒のハスの実が発掘された。



 

大賀は5月上旬から発掘された3粒のハスの実の発芽育成を、東京都府中市の自宅で試みた。


 

↑ 東京大学検見川総合運動場の落合遺跡で発掘された 

 

東京大学大学院緑地植物実験所 ↓

 

 

↑ 実験所内部 ↓  

 

2粒は失敗に終わったが3月30日に出土した1粒は育ち、翌年の1952年(昭和27年)月18日にピンク色の大輪の花を咲かせた。
 

 

このニュースは国内外に報道され、米国ライフ週刊版1952年11月3日号に「世界最古の花・生命の復活」として掲載され「大賀ハス」と命名された。



 

月のほほえみ
東京大学名での品種登録第2号
緑地美人と同様に旧緑地植物実験所で育成され、生態調和農学機構が発足した2010(平成22)年に出願し、7年かかってようやく2016(平成28)年に品種登録されました。

 

 

アメリカ黄蓮に大灑錦(タイサイキン)を交配し、選抜した品種です。
花びらがクリーム色で、比較的大きな花を高い位置につけるのが特徴の早咲きの品種です。

花の色が穏やかな月の光のようであることが名の由来です。