夕刻や晩に取る食事のこと。
「夕餉(ゆうげ)」、「晩御飯(ばんごはん)」、「晩餐(ばんさん)」とも呼ばれる。

 

一般に就寝する前の2~5時間程度の余裕を持って食べる傾向が見られ、これがいわゆる日没の時間帯=夕方に成るために夕飯といわれる。

 

日没後の夜間に取る食事は「晩飯」と呼ばれるが、夜間の活動時間が長くなった現代では、晩飯を「夕食」と呼ぶことも多い。
 

夜間、特に深夜帯に摂る食事は夜食と呼ばれる。夜食は通常、夕食とは別に摂取されるものであり、夕食とは区別される。

 

夕食の位置づけは文化圏ごとに異なる。

日本での夕食は、一日の中で質・量ともに最も充実した食事になることが多く、一日の食事の中では最も時間的なゆとりがある食事である。



 

ただし、禅宗においては昼食を主とすることで夕食を質素に済ませる。

平安時代の天皇は夕食を申の刻に食した(「寛平御遺誡」)が、江戸時代となると酉の刻暮六ツ(6時頃)に食すようになる。

 



寛平御遺誡(かんぴょうのごゆいかい)とは、寛平9年7月3日(897年8月4日)に宇多天皇が醍醐天皇への譲位に際して当時13歳の新帝に与えた書置。


一方、近世の征夷大将軍は申の刻夕七ツ半(5時頃)に食し、時に大奥で食べることもあった。



↑ 八寸完食 ↓


 

炊き合わせ
日本料理において煮物の調理法、およびその料理。「焚き合せ」「煮合わせ」ともいう。

複数の食品をそれぞれ別に煮ること、およびそれらを1つに盛り付けた料理。

 

柿の白和え
白和えは、豆腐、白ごま、白味噌の「白を和える」ことから名付けられた料理。

 

食材が白い衣をまとっているように見えることから「和え衣」と呼ぶこともあります。


 

家庭料理として親しまれてきた白和えですが、最近は栄養価の高さと食べやすさから、赤ちゃんの離乳食としても人気です。


 

↑ 柿の白和え 地魚の舟盛り完食 ↓

 

 

茹で栗
クリの実は人類史上において食料として古くから重用されてきた。固い皮をむくのが大変といった理由から、尻込みされることもありがちです。


ほんのりとした甘さを生かして石焼きにした甘栗、栗飯(栗ご飯)、栗おこわの具、茶碗蒸しの種、菓子類(栗きんとん、栗羊羹、渋甘煮、甘露煮など)の材料に広く使われている。
シンプルに、焼き栗や茹で栗にしてもおいしく食べられる。

50〜60度のお湯を使うと、つけておく時間を2〜3時間に短縮できます。



 

アクが抜けるうえに、鬼皮がやわらかくなってむきやすくなるので、皮をむいてから冷凍保存をするときにも大助かり。

虫に食われていたり、中身がやせていたりする栗は、水につけたときに浮いてくることが多いので、選別の目安にもなります。

栗をゆでるときは、弱火でじっくりと。塩を入れてゆでると、栗の甘みを引き出すことができます。

 


 

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固形燃料を使い、一人分の料理を出来立てアツアツをいただけるのがうれしいアイテム。
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