箸休め
日本料理(和食)の形態において主体となる料理の間に出される小品料理で、前後の料理の風味をより楽しむために出されるものである。

和食では、それぞれの料理を各々個別の食器に盛り付け、料理の数を「何皿」など食器の数で表すが、箸休めの場合は小鉢や小皿に少量盛り付けられたりなどする。

さっぱりとした酢の物のほか、茶碗蒸しや吸い物・漬物・和え物などといった淡い風味の料理が主であり、それ自体はコース料理の脇役的な位置づけにある。



 

↑ 箸休めのアイスクリーム ↓


 

日本人で初めてアイスクリームを食べたのは幕末の1860年(万延元年)、咸臨丸で渡米した遣米使節団であるとされている。

日本初のアイスクリームは1869年(明治2年)、遣米使節団のメンバーであった町田房蔵がアメリカへの渡航歴のある出島松蔵から製法を教わり、横浜の馬車道通りに開いた「氷水屋」で製造・販売した「あいすくりん」である。



 

揚げ物
日本では、一般に素揚げと衣揚げに分類される。素揚げは衣がない状態で揚げたもの、衣揚げは衣をつけて揚げたものである。



 

↑ 合わせマヨネーズ 抹茶塩 ヒマラヤ岩塩 ↓

 

 

↑ 抹茶塩 ヒマラヤ岩塩 ↓

オクラ
原産地や熱帯では多年草で、何年も繰り返し果実をつけるが、日本では越冬できないため一年草である。

角オクラは10センチメートル、丸オクラは15 - 20センチメートルくらいに成長した段階の若い果実を食用とし、日本でも広く普及している。大きくなりすぎると繊維が発達して食感が悪くなり、食品価値を失う。

 

 

衣揚げはさらに衣の種類や具材によってから揚げ、天ぷら、フライ、カツ、コロッケ、魚カツなどに分類される。このほかに揚げた菓子の総称である揚げ菓子がある。

 

 

フライ
フライはパン粉を衣として揚げたもの。主に原形のままの魚介類を揚げる場合を言う。

 

 

↑ 大葉巻きの海老フライ ↓

合わせマヨネーズ
マヨネーズに調味料や食材をプラスしてたのしむ「合わせマヨ」をご提案しています。

 

 

定番の「ツナ」や「みそ」「辛子明太子」などはもちろん、「甘酒」「枝豆」「パイナップル」「こしあん」「ポテトチップス」など、「こんな組み合わせがあったんだ!」と驚くような「合わせマヨ」もあり、その数、なんと100種類。

 

 

天ぷら
天ぷらは、小麦粉と卵を使用した衣をつけて揚げたもの。

 


 

↑ 人参 ↓



 

野菜の天ぷら。
精進揚げ
精進料理で使われる野菜の天ぷら。



青色太字表示は「料理民宿ないとう」で出た物ではありません。
 

素揚げ(人参の千切り)
素揚げは、衣がない状態で食材を油で揚げた料理や調理法。素材の色・形状を活かす揚げ方で、下ごしらえとしても行う。食材は野菜・魚類・肉類と幅広い。



 

から揚げ(鶏)
から揚げ(唐揚げ、空揚げ)は、小麦粉や片栗粉の衣を付けて揚げるもの。何も付けないで揚げる素揚げのこと



パコラ(ブレッドパコラ)
インドの食パン料理南アジアの天ぷら。野菜にヒヨコマメ粉の衣を付けて揚げる。


 

かき揚げ
小さく切った魚介類や野菜の天ぷら。
小麦粉を水と卵で溶き、青のりを加えた衣に食材につけて揚げたもの。板海苔を巻いて揚げたもの。


 

味の付いた衣を使う天ぷら。
フリッター  
洋風天ぷら。小麦粉と卵黄を牛乳か水で溶き、これに泡立てた卵白を加えた衣をつけて、魚・野菜・果物などを揚げたもの。衣が柔らかく、甘みを含んだものがある。



カツ
カツはパン粉を衣として揚げたもの。フライとの区別はあいまいだが、主に切った肉類を揚げる場合を言う。


 

コロッケ
コロッケはパン粉を衣として揚げたもの。基本的にはジャガイモを練ったものを揚げる。


 

魚カツ(白身魚)
魚カツはパン粉を衣として揚げたもの。魚介類を練ったものを揚げる。揚げかまぼこの一種とされることもある。



 

揚げ菓子(ポテトチップス)
揚げ菓子は、揚げた菓子類。スナック菓子に多くの種類がある。


 

海老しんじょう
エビ、カニ、魚の白身などをすりつぶしたものに、山芋や卵白、だし汁などを加えて味をつけ、蒸したり、ゆでたり、揚げたりして調理したもの。



 

お吸い物やおでんの具にしたり、直接薬味をつけて食べるなどする。エビを使ったものをエビ真薯、カニを使ったものをカニ真薯という風に呼ぶ。他に、鶏肉や鶉肉などを使ったものもある。


 

真薯(しんじょ)とは日本料理の一つ。「糝薯」「真蒸」「真丈」「新丈」といった表記もされ、「しんじょう」と呼ばれる場合もあるが、「しんじょう」は一般的な辞書には登録されていない。


 

烏賊の松前漬け
松前漬けは、北海道の郷土料理。数の子、スルメ、昆布を醤油で漬けこんだ保存食である。


 

「松前」の名前のとおり、松前藩(現在の北海道松前郡松前町周辺)の郷土料理が発祥である。


 

命名の起源については、北海道産であるマコンブの通称が松前昆布(「まつまえ」)なことから、昆布をもちいた料理には「松前」を冠して多くのネーミングがされたという(松前鮨・松前煮・松前蒸・松前巻など)。