昼餃子
2011年浜松餃子グランプリを受賞した、浜松餃王座の「初代しげ」の餃子がお楽しみ頂けますと言うのでオーダーしました。

 

餃子は、大きさや皮にも地域差があります。北・東方面へ行くに従い、大きく厚くなり、逆に西へ行くに従い、小さく薄くなる傾向が見られます。

 

その中間点の浜松では、丁度その中間の大きさ・厚さが今でも多い様ですね。

 

当時、それらの食べ物は、多くは屋台で販売されました。お店を構える資金も有りません。勿論浜松に於いてもご多分に漏れず、焼き餃子は屋台で売られておりました。

 

浜松駅周辺には、一大屋台村のようなものが出来たと聞きます。しかし、屋台で餃子を焼こうにも、当時はフライパンしか有りません。焼き餃子は水で蒸すという行程が有り、鉄板では焼けないからです。
 



ところが、味が評判になった餃子の屋台では、押し寄せるお客さんに対応する為には、一度に多くの餃子を焼く必要が有りました。

そこで考え出されたのが、円形に並べて焼くことだったのです。浜松餃子の焼き方の特徴である円形焼きは、その美味しさが全ての始まりだったのです。


 

そして、円形に焼いた結果、これを数人前に分けるのではなく、それそのものが商品となってしまいました。何故なら、あっさり味の浜松餃子は、いくらでも食べる事が出来たからです。

もやしの登場
さてここで、何人かの挑戦者が現れます。円形に焼いたが故に真ん中に出来る穴、これが気になって仕方なかった方。




そして、「お刺身には妻が付いているのだから、餃子にも何か有って良いのではないか?」という方など。

 

そこで、サービス心旺盛な浜松人の事、何かを付け合わせに、と考えた結果、これもまた容易に手に入れる事の出来た「もやし」に辿り着きました。これは画期的でした。


 

↑ 昼餃子定食 ご飯・若芽スープ ↓

 

 

浜松餃子にぴったりだったのです。あっさり味とは言うものの、やっぱり脂(ラードをたっぷり使った様です。

 

これも養豚業盛んであったが故でしょう)で焼いたものですから、食べている内に脂っぽくなります。
 

 

↑ 昼餃子定食 野菜サラダ・漬物沢庵 ↓

 

 

それを、もやしが綺麗にリセットしてくれたのです。 そして更に餃子が食べられた訳です。

浜松人が今でも、これでもかというくらい餃子を食べるのは、やはりこういう味のコラボレーションのお陰なのでしょう。

 

 

餃子のタレといえば「醤油・お酢・ラー油」の組み合わせが一般的です。
地域によって餃子のつけダレへのイメージはかなり異なります。

 

 

↑ 酢に胡椒を入れたタレ ↓



 

孤独のグルメ(テレビ東京)で
松重 豊さん演じる井之頭五郎が美味そうに餃子をお酢とコショウで食べる様子が紹介されていました。



 

数年前から人気が定着した「酢胡椒」など、自分好みのタレを合わせて楽しんでいる人も多いのでは。 美味しかったので是非やってみて下さい。

 

 

白胡椒
ホワイトペッパー(白コショウ、白こしょう、white pepper)
赤色に完熟した果実を収穫し、1週間ほど水に浸して発酵させた後、柔らかくなった外果皮・中果皮を除去したものである。

核(種子とこれを包む硬い内果皮)のみからなり外果皮・中果皮がないため、黒胡椒より辛みは弱いが異なる風味を持ち、魚料理やシチューなど素材の味が強くないものとの相性が良いとされる。

 

 

↑ 辣油に胡椒を入れたタレ 私の例 

胡椒

香辛料
コショウの果実には強い芳香と強烈な辛みがあり、最もよく使われる香辛料(スパイス)の1つであるため、「スパイスの王様(king of spice)」ともよばれる。

 

 

胡椒の辛さは、塩辛さとは異なる辛さである。
胡椒は肉料理、魚料理、野菜料理、スープなどさまざまな料理に使われ、またハムやソーセージの製造にも利用される。他にもソースやケチャップなどの調味料の原材料ともなる。

 

 

胡椒は収穫のタイミング(未熟果、完熟果)や乾燥方法、外皮(外果皮・中果皮)の除去などの違いにより、黒胡椒、白胡椒、青胡椒、赤胡椒の4種類に分けられる。


 

黒胡椒
ブラックペッパー(黒コショウ、黒こしょう、英: black pepper)完熟前の緑色の果実を収穫し、天日干しで乾燥させたもの。

青胡椒、緑胡椒
グリーンペッパー(青コショウ、青こしょう、green pepper)
完熟前の緑色の果実を原料とする。


赤胡椒
ピンクペッパー(赤コショウ、赤こしょう、pink pepper)
赤色に完熟した果実を収穫する。

 

 

↑ 洋辛子と醤油で食べる亀戸餃子 ↓

 

亀戸餃子は餃子以外は注文することはできない。ただし、ビールを筆頭に、日本酒・焼酎・中国酒・ソフトドリンクなど、飲み物は多くのメニューが存在する。
 



着席すると自動的に餃子2皿の注文が確定し、まずは1皿5つの餃子が置かれた後、客が食べ終わりつつある頃に、2皿目が提供される。

以降は希望に応じて皿が運ばれ、また3皿目を注文すると、もやしの皿がサービスとして出される。店全体では、1日あたり6000~10,000個超の餃子を販売している。



 

調味料としては、醤油、酢、ラー油に加えて、他の店と異なり、マスタードを置いている点に特徴がある。醤油や酢は料亭で用いられる高級品を用いているとともに、自家製のラー油を一か月で一斗缶2本分消費している。