「裾分(すそわ)け」の丁寧語である。

他人から貰った品物や利益の一部などを、さらに友人や知人などに分け与えること。

「すそ」とは着物の裾を指し、地面に近い末端の部分というところから転じて「つまらないもの」という意味がある。

よって、本来目上の人物に使用するのは適切ではない。一方、お福分けは「福を分ける」意味であるゆえ目上の人物に使用しても失礼に当たらないとされている。

また、類義語に「山分け」があるが、この語には、一部ではなく均等に振り分ける意味が含まれる。


 

↑ ゆうパック不在連絡票 届けられた大和芋 ↓

 

 

大和芋
年末に、群馬県太田市に嫁いだクラスメイトから沢山の大和芋が郵送されて来ました。


 

不在だったため、同一番地の隣家に住む弟宅の郵便受けに「ゆうパック不在連絡票」が入っていたと届けてくれた。


 

21日、返礼と弔意を兼ねて同市の「開祖 今井館」に宿をとり、訪問しててまいりました。

 

 

↑ 昨年末にご主人他界の知らせが 藪塚温泉 ↓

 

 

藪塚温泉(やぶづかおんせん)
群馬県太田市にある温泉。やぶ塚温泉、薮塚温泉とも称される。

その昔「湯の入り」と呼ばれる薮塚の地に、里人が小さな社の岩窟から湧き出る湯を病を治す湯治場として使っており、この妙湯に馬が飛び込み一声高くいななくと雲と雨を起こして天に舞い上がった。

 

 

↑ 開祖今井間 ↓

 

以来、冷泉に変わっていたが、村の老人の枕辺に薬師如来が現われ「この水を沸かせば、万病に効く霊泉となる」とお告げがあったという伝説が残る。

天智天皇の御代行基上人により開いたと伝えられ、また新田義貞が鎌倉攻めの折、傷ついた兵士を湯治させたと言われている。そのため新田義貞の隠し湯と呼ばれている。

 

 

正式な開湯時期は不明だが、正中年間(1324年-1326年)発見と伝えられ、元文年間(1736年-1741年)に河内六郎平が官許を得て営業を始め、天明-文化の頃に殷賑を極めたが、文政期に衰退した。

 

 

明治初期には今井弥造、伏島今近蔵らが再興し、明治10年代には年間来客数が1万512人、末期には10万人に達した。1942年から1945年までは中島飛行機の社員寮となっていた。

 

 

頂いた大和芋を使った料理画像もご覧頂ききました。

 

 

とろろ汁
「とろろ汁」は自然薯をすりおろし、だし汁と味噌で割ったもので、麦飯にかけて食べる料理。

自然薯は「やまのいも」ともいわれ、長さ1.5メートル、直径3センチほどの大きさ。

 

本州、四国、九州の山野に自生するが、栽培をしているところもある。静岡県内の野生の自然薯は、主に中部地域が産地だが、西部地域、東部地域でも収穫される。


 

「とろろ汁」の歴史は古く、東海道五十三次の20番目の宿場町であった丸子(まりこ。現在の静岡市駿河区丸子地区)の名物で、スタミナがつく料理として旅人に人気があったとされる。

 

十返舎一九の小説『東海道中膝栗毛』や歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」、松尾芭蕉の俳句「梅若菜 丸子の宿の とろろ汁」にも登場している。

食習の機会や時季
自然薯の収穫時期が10月中旬から12月なので、秋から冬にかけてよく食される。
正月2日に食べ、1年間の健康を祈る地域もある。


飲食方法
自然薯をおろし金ですりおろし、すり鉢でよくする。そこに、だし汁と味噌、醤油を合わせたものを少しずつ加えて、さらによくすって、のばす。

できあがったら、ご飯にかけて海苔をちらして食す。地域によって、自然薯をすりおろし、すり鉢でするときに卵を加えたり、だし汁を加えるときに味噌と醤油を合わせるのではなく、醤油のみと合わせたりするところもある。

家庭料理として作られ、継承されているほか、飲食店でも提供されている。



鮪の赤身
赤身は、背側にあり、脂が少なく身は硬め、低カロリー、高たんぱくな部分です。



 

寿司店では、赤身は「マグロ」の名称で呼ばれることが多く、その値段は大トロや中トロと比べて安いですが、特有のどっしりとした重量感ともちっとした食感から常に人気を博しています。

また、脂分が少なく、水分とたんぱく質が多いので、結構ヘルシーとも言えます。

 

 

鮪の山掛け
生の大和芋をすり下ろし、とろろ汁にしてを鮪のぶつ切りなどにかけた料理を山掛といい、山かけ蕎麦や山かけうどんなど、とろろをかけることを山かけと呼ぶものもある。



 

↑ 擂り下ろした物と短冊切りした大和芋に鮪の赤身を添え一人前様に小分け ↓

 

 

とろろにはビタミンB1、ビタミンC、カルシウム、カリウムなどのビタミンやミネラルが豊富に含まれる。
 

 

↑ 御飯(我が家では玄米を混ぜています)に掛ける ↓

 

 

↑ 大和芋の食感を味わう ↓

 

 

豆腐と若芽の味噌汁。