八丈島郷土芸能 樫立踊り
「樫立踊り」は、江戸時代に流人や漂流者、江戸と八丈を往復した御用船の乗組員たちにより伝えられた各地の唄や踊りを、島人たちが八丈島ならではの盆踊りに綴り合わせたものです。



 

↑ 樫立踊り案内書 開演直前 ↓

 

 

踊りには「昔踊り」とも言われる「場踊り」と、若者に人気の「手踊り」があり、かつては中秋の名月や後の月見にも踊りました。

 

 

↑ 樫立踊り保存会の方々 ↓


 

樫立踊り保存会では、「樫立踊り」のほか、「八丈太鼓」など八丈島を代表する芸能を、御船預かり役の屋敷跡「服部屋敷」の舞台で披露し、島の伝統芸能を継承しています。

 

 

樫立踊り保存会では、「樫立踊り」のほか、「八丈太鼓」など八丈島を代表する芸能を、御船預かり役の屋敷跡「服部屋敷」の舞台で披露し、島の伝統芸能を継承しています。

 


ブーゲンビリア
オシロイバナ科ブーゲンビリア属に属する熱帯性の低木である。和名はイカダカズラ(筏葛)、ココノエカズラ(九重葛)である。



 

  ↑ 舞台にはブーゲンビリアが咲き誇っています ↓

 

原産地は中央アメリカ及び南アメリカの熱帯雨林。
ブーゲンビリアという名前は1768年にブラジルで木を見つけたフランス人の探検家ブーガンヴィルに由来する。


 

花の色は赤から白まで変化に富み、ピンクやマゼンタ、紫、橙、黄のものもあるように見える。しかし、実際の花はいわゆる花の中央部にある小さな3つの白い部分である。

色づいた花びらに見える部分は花を取り巻く葉(包葉)であり、通常3枚もしくは6枚ある。



 

インドのアーユルヴェーダでは、ブーゲンビリアの葉に含まれるピニトールが糖尿病に効果が有るとされ民間療法に用いられていた。



 

2015年、宮崎県宮崎市の宮崎空港ビルで栽培されているブーゲンビリアに従来品種よりも一回り大きい新品種が見付かり、既存品種のエリザベスアンガスが突然変異を起こしたものと推定され、空港ビル運営会社の初代社長岩切章太郎にちなみ、「エリザベスアンガス章太郎」と名付けられた。



 

鉢巻
鉢巻(はちまき)とは、主に日本において精神の統一や気合の向上のために用いられる、頭に付ける細長い布あるいは紐。頭の鉢(横周り)に巻くものという意味である。

鉢巻の歴史は古く、もともと日常的に身に着けるものではなく、歴史的には戦(いくさ)、神事、冠婚葬祭、病気など非日常の状態にあることを表象するためのものだったといわれている。



 

精神統一や士気の向上が必要な多くの場合に用いられるが、典型的な着用例としては運動会の選手や応援団員、入学試験に向けて勉強中の受験生などが挙げられる。

汗をかく状況であれば、流れる汗が目や首周りに入る前に止まるなどの効果が期待できる。頭からの流血も同様である。



 

鉢巻には一般的な鉢巻紐(棒鉢巻)のほか、最初から環状に結い付けてある結上鉢巻もある。

鉢巻紐の結び方としては、布を堅くよじってロープ状にした「ねじり鉢巻」、結び目を額に置く「向こう鉢巻」と呼ばれるものがある。

専用ではない手拭で代用する場合もある。


 

歌舞伎では役柄ごとに鉢巻の色や締め方に決まりがある。

例えば演目「助六」で主役の助六は江戸紫の鉢巻の上部を結んで輪にして右側で締めている。

また、病気や狂乱の状態をあらわすための「病鉢巻」は紫縮緬で左側で締めることで病体を表現している。



 

襷掛け
本来は主に和服において、袖や袂が邪魔にならないようにたくし上げるための紐や布地で、通常は肩から脇にかけて通し、斜め十字に交差させて使用するが、輪状にして片方の肩から腰にかけて斜めに垂らして用いる方法もある。

また、目印や宣伝などの用途として体にかける紐・布地のことも指す。

 

本来の袖をたくし上げる用途ではないが、目印として襷が利用される場合もある。
目印としての襷は洋装でも使用され、必要に応じて遠目にも目立つカラーリングが施される。

さらには幅の広い帯状の襷に大きく文字を記したものを身につけ、一種の看板として宣伝やアピールにも用いられる。

駅伝競走においては、各区間、各走者がバトンの代わりに襷を手渡し順番に身に付けながらリレーしていく。

襷は片方の肩からもう片方の腰の部分にかけて斜めに垂らして使用するもので、チームを識別する色や文字が記載される。


 

国会議員、地方議員などの選挙において、立候補者が自らの氏名を大きく記した襷を身につける場合がある。

これは一般には「選挙たすき」と呼ばれ、公職選挙法第143条の定める「選挙運動のために使用する文書図画」のうち「公職の候補者が使用するたすき」にあたる。

候補者の氏名入りの襷は使用法が公職選挙法で厳密に定められており、選挙期間中に候補者本人のみが身につけることができる。そのため、選挙期間外には公職選挙法に抵触しないよう「本人」という文字だけが記載された襷がしばしば用いられ、これは「本人たすき」と呼ばれる。

そのほかにはミス・コンテスト優勝者や商品の売子や興行における営業員、プロレスにおけるリーグ戦出場選手などが使用している。

宣伝に使われる帯としての「人に掛ける襷」からの派生として、レコード盤ジャケットに付属するタイトルや価格、宣伝などが書かれた帯を襷と呼称する場合もある。