生け花
水盤生け花に使う道具
一般的には、花切狭を使い、余分な枝葉を切ったり、花の根元を切ったりして茎の長さを調節するときに使います。



 

↑ くらしの植物苑休憩所内に展示されている変化朝顔の浮き花 ↓

 

根元の切り方は花材の種類や花留めの方法によって異なりますが、多くの場合、ななめ切りにします。

 


これは花材を花器の内側や剣山に固定しやすくし、花材が水を吸いやすくするためです。


 

生(け)花/活け花(いけばな)
草木の枝・葉・花を切り取り、花器に挿し、形を整えて鑑賞に供すること。また、挿したもの。立花(りっか) ・生花 (せいか)・自由花など、種々な様式がある。華道。挿花(そうか) 。



 

一番簡単なのが
フローティングフラワー(浮き花)です。


フローティングフラワー
花を飾る方法の1つに、器に張ったお水にお花部分だけを浮かべる、フローティングフラワーというものがあります。

 

自宅にあるお皿などを活用することが可能なので、どんな形状のお花でも飾って楽しむことができます。




あきらめそうな状態でも大丈夫
開花前につぼみが落ちてしまったり、枝や茎からお花の部分だけが落ちてしまったりすると、縦長の花瓶には飾れないですよね。

フローティングフラワーなら、お皿や平たい器に水を張ってお花を浮かべるだけなので、あきらめずに楽しむことができますよ。



 

落ちてしまったつぼみを浮かべて
花が咲く前に落ちてしまったつぼみも、お皿に浮かべれば飾ることができます。

木の上でずっと咲き続けられなくても、涼しげなガラスのお皿の上で鮮やかな色を堪能することができます。

つる性の植物は、お皿に浮かべれば葉や茎のそのままの形を楽しめます。

葉っぱだけでもお皿に浮かせて飾るのも可愛いですね。花や葉の種類によって飾り方を変えて眺めるのも素敵で、その可憐さがよくわかるアレンジです。



 

変化朝顔の名称
江戸時代に育まれた園芸植物の中で、変化朝顔には特異な名称がつけられています。
第一次ブーム(文化・文政期)の番付表にはその走りが見られますが、第二次ブーム(嘉永・安政期)に基本ができあがります。



 

それは葉の色、模様・質・形、茎の形、花の色・模様・花弁・咲き方・花弁の重ねを順番に記述し、必要に応じて付加してゆく命名法で、現在の遺伝学から見ても非常に理にかなったものです。


 

たとえば「青水晶斑入弱渦柳葉淡藤爪覆輪采咲牡丹(あおすいしょうふいりじゃっかやなぎばあわふじつめふくりんさいざきぼたん)」を見てみましょう。

 


 

まず始めに、葉についての記述です
青(葉の色)・水晶斑入(模様)・弱渦(質)・柳葉(形)に分解できますが、これは青葉の水晶斑入で、「渦」と「柳」の突然変異が入った葉であることを示しています。


 

次に、花についての記述です
葉の記述と同様に、淡藤(花の色)・爪覆輪(模様)・采咲牡丹(咲き方)に分解できますが、淡藤の地に覆輪が入った花色で、撫子のような花弁で、采咲という細かく切れた咲き方であることを示しています。
 

 

青/渦/龍葉/渦小人/紅/筒白/丸咲/あお/うず/しかばみ/うずこびと/べに/つつしろ/まるざき (渦小人)

 

 

葉は非常に硬く濃い緑色をしておりサボテンのようである。

 

成長が非常に遅く伸びても20㎝前後にしかならない系統。
 

 

★出現率4分の1 種は採れない。渦小人は、戦後出現した新しい変化朝顔