杜若
桜が散ってしまった後の5月は新緑が真っ盛りの兼六園になります。
満開の桜や、紅葉、雪景色も良いですが、この新緑のシーズンも兼六園の魅力が引き立つ時期でもあります。
緑に包まれた園内の中でも一番のポイントは翠滝。
瓢池に注ぎ込むこの滝は兼六園内でも水量が多く、新緑に囲まれた荘厳な佇まいに釘付けになると、吸い込まれそうな感覚を覚えてしまいます。
紅葉滝とも呼ばれる翠滝は秋が有名でもありますが、やはりこの新緑の季節にもご覧いただきたいスポットです。

春の花が咲きそろう季節
緑ばかりが注目される季節ではありますが、GW頃にはツツジが満開を迎え、藤やカリンなども咲いています。
菊桜はこの時期も美しく咲き誇り見逃さないようにしたいものです。中旬頃からは水辺にカキツバタが咲き始め、緑色の風景に美しい紫の花を咲かせます。
エネルギッシュな緑色と可憐な花の色のコントラストを楽しむことができる。5月の兼六園の花々はやはり見逃せませんね。

イロハモミジの種
花期は春(4〜5月)。雌雄同株で、雄花と両性花をつける。若葉の芽生えと同時に、本年枝の先に複散房花序を出して、直径 4〜6ミリメートルの花を下垂してつける。

花色は暗紫色で、5個の萼片と、黄緑色もしくは紫色を帯びる萼片より小さい 5個の花弁をもつ。雄しべは8個つく。風媒花で花後に果実をつける。
果実は翼果で、長さ1〜2 cm 程度の翼があり、秋(10月ごろ)に熟すと風を受けて回転しながら飛ばされる。

冬芽は枝先に仮頂芽を2個つけ、枝に対生して側芽をつける。冬芽の芽鱗は8枚で外側の2枚が小さく、冬芽基部に毛や膜質の鱗片があるが、ない場合も多い。冬芽わきの葉痕は細くてわかりにくく、維管束痕は3個ある。

↑ 清掃スタッフ ↓
ヤマモミジとオオモミジは、本種の亜種とされることがある。オオモミジは、イロハモミジに似ているが全体に大きく、果序は下を向いたまま果実が熟していくのが特徴である。
公園設備の清掃は、清掃スタッフ(株式会社榮光社)が行っています。

時雨亭(しぐれてい)
加賀藩5代藩主・前田綱紀は、1676年(延宝4年に作事所を城内に移し、その跡に蓮池御亭(れんちおちん)を建て、その周辺を作庭しました。
これが兼六園の始まりです。6代藩主・吉徳は御亭を建て替えましたが、明治のはじめに取り壊されるまで、今の噴水の前にありました。
藩政後期には時雨亭とも呼ばれており、平成12年3月に現在地に再現しました。庭側の10畳と8畳、さらにそれに続く御囲は、残されていた当時の平面図により復元した部分です。

兼六園の中にあるお茶室
兼六園がつくられた当時の別荘で、廃藩の後(明治初期)、惜しくも取り壊されてしまいましたが、平成12年(2000年)に再現し、茶亭として使われているもので、常時、呈茶が受けられます。
亭内の見学は自由で、座敷に腰を下ろして庭園を眺めながら休憩することができます。

料金
抹茶730円(オリジナル生菓子付)、煎茶310円(和菓子付)

営業時間
9:00~16:30(最終受付時間16:00)





