長瀞への途次 小江戸川越
小江戸とは「江戸のように栄えた町」「江戸時代を感じさせる町」といった意味合いで使われる、

 

↑ 小江戸川越へ ↓


 

都市の比喩的な表現。代表例としては、川越()(埼玉県川越市)、佐原()(千葉県香取市佐原)、栃木()(栃木県栃木市)が挙げられる。


 

都心から30分。江戸の情緒を今に残し、明治・大正・昭和・平成の4つの時代を体験できる、埼玉県川越市。


 

歴史的建造物や文化財、四季折々の自然、美味しいグルメに可愛いカフェ。


 

そんな小江戸川越のレトロな町並みわ散策しようと立ち寄りましたが、駐車場が満車で諦めスルーしました。

 

 

 

五千頭の龍が昇る聖天宮
聖天宮(せいてんきゅう)は、埼玉県坂戸市にある、台湾系道教の宮である。


 

敷地は約2万6000平方メートルで、中庭を囲んで本殿、前殿、鐘楼などが配され、道教建築として日本国内最大である。


 

台湾人貿易商の康國典(こうこくてんにより、難病治癒の記念として建立され、1995年に開宮した。略称・通称は「聖天宮」。


 

聖天宮は、道教の最高神である三清道祖(元始天尊、道徳天尊、霊寶天尊)と道教の神々を祀っている。


 

道教は中華圏では三教の一つ(他は儒教と仏教)であり、日本国内における道教の宮は、歴史的に華僑が多い長崎市や神奈川県横浜市などに見られるが、埼玉県では珍しい。


 

聖天宮の敷地は約7,000坪ほどあり、関帝廟や媽祖廟などの日本にある道教の施設の中では最大級の規模である。


 

由緒
聖天宮建立の由緒について、境内の案内には次のようにある。

聖天宮は「康國典大法師」が建立されました。



 

大法師は若くして大病を患いましたが、「三清道祖」に祈願し、7年の闘病生活を経て病が完治されました。


 

大法師は感謝の気持ちを抱き、他の多くの人にも「三清道祖」にすがれる様にお宮を建てることにした。建立地を探していたところ、坂戸のこの地にとお告げがありました。


 

『東上沿線新聞』などの取材によると、1920年代に台湾の新北市の板橋に生まれた康國典は中国大陸でのビジネスで財を成した。


 

40代半ばに大病にかかったが、三清道祖を祀る台北市の指南宮での願掛けにより完治したことから、神様へのお礼のための宮を建てようと思ったという。


 

台湾ではご利益があった際には感謝の気持ちを示すため、廟(小規模な道教の施設)を建てる風習があるが、生家などに設けるのが普通で、海外にこのような大きな施設を建てるのは珍しい]という。


 

現在康國典法師は亡くなり、子息の康嘉文法師が聖天宮を管理している。また近年、聖天宮は正式名称を「五千頭の龍が昇る聖天宮」へと改めた。

 

 

聖天宮の神椑(シンプェー)御神籤
聖天宮の線香と寿金(神紙)
聖天宮では、一般客の見学・参拝を受け入れている。

 

境内では神椑(ポエ)を使ったポエ占いや、35センチメートルと長い線香を使った祈願、寿金の焚き上げなど、道教式の参拝を体験できる。


 

↑ 前殿内に二本ある双龍柱 ↓

 

聖天宮では道教の様式に沿って参拝することを推奨しており、希望すれば常駐する説明員から、道教式の参拝作法について説明を受けることができる。




日本の一般的な神社仏閣の参拝との違いには、次のようなものがある。

願掛の際には正座して、住所・生年月日・氏名の自己紹介に始まり、願い事を具体的に事細かく伝える。線香が長いのは、願掛けの途中で火が消えないためである。


 

↑ 神椑(シンプェー)御神籤 ↓

 

供物を受け付けているが、台湾での習慣に従って参拝後に持ち帰り、食べることによってご利益があるとされる。

 

 

おみくじは台湾流で、半月形の木板「シンプエー」2枚を床に投げ、表裏で異なる陰・陽が対にならないと、おみくじを見ることができない(陰・陰は「引き直し」、陽・陽は「許可待ち」)。


引き終わった後は台湾では持ち帰るものとされるが、聖天宮では境内の柱に結びつけても良い。

 

 

↑ 大人200円 子供100円↓

 

 

御朱印は無い(参拝記念のスタンプがある)。


一方、個人的な理由で建てられた宮であり、また宣教・布教を目的にしているわけではない]として、道教の布教活動等は行っておらず、檀家もないという。

 

↑ 一対の神椑(シンプェー)を床に落としその形状で占う ↓

 


聖天宮の来訪者のほとんどは、珍しい道教の建築物を見たり参拝を体験したりするために訪れる日本人で占められている。




聖天宮では台湾出身者たちの拠り所になることは目指していない。近辺には台湾系の店やの台湾人コミュニティもない。


 

また、管理人の法師曰く、台湾から日本に来たのなら日本の観光地に行くだろうとのことである。


 

境内には中国語の案内は無く、公式ウェブサイトも日本語のみである。

境内には飲食店はないが自動販売機があり、タピオカミルクティーや豆漿、皮蛋、鳳梨酥などの台湾の軽飲食類と、お守りなどが販売されている。

 

 

↑ 御神籤とコスプレイヤー ↓

 

コスプレ
聖天宮はコスプレイヤー向けの写真撮影場所としても人気がある。
2007年頃からコスプレの来訪者が目立つようになり、2012年のコスプレでの来場者はのべ約500人にのぼった。


 

聖天宮を建立した康法師は生前、「多くの日本人に台湾の文化に触れてほしい」として、コスプレ撮影に快く応じてきたという。


 

境内での撮影には、寝転び撮影禁止といった一般的な注意に加え、宗教施設であるため露出度の高い服装や、キョンシーなどのアンデッド系の動き・服装は禁止といった独自のルールがある。予約が必要。


 

聖天宮は、ルールを守ってもらえれば「道教の教えは来る者拒まず」という理由でコスプレ撮影を受け入れていると説明している。


 

台湾では、日本にある台湾の宗教施設がコスプレの名所になっていることが珍しがられ、ネットニュースで報じられた。