水上 勉
1963年(昭和38年)に発表された水上勉の小説。同年に映画化、翌年に舞台化され、その後ドラマ化された。



 

この作品をきっかけに生まれた同名の郷土玩具「越前竹人形」は、1994年に福井県の郷土工芸品に指定された。

越前竹人形 玉枝
文学座が創立80周年記念公演として、水上勉の代表作「越前竹人形」を上演。故郷の福井県を舞台とした水上の名作を喜助役の助川嘉隆、玉枝役の山本郁子らが演じた。

 



越前の寒村「竹神村」は竹細工の産地。名人と呼ばれた父を亡くした喜助を、父に世話になったという芦原の娼妓、玉枝が訪ねる。

やがて、喜助は玉枝を妻として迎え入れ、竹人形師として世間に認められるようになるが、玉枝には指一本触れようとしなかった…。


 

過去にも水上作品による名作舞台を残してきた文学座だが、「越前竹人形」は初めて。高橋正徳が現代の視点から演出した。
 

 

 

  ↑ 竹人形殺人事件(決定稿) 山村美沙 サインは中村俊介 ↓

 

竹人形殺人事件/浅見光彦シリーズ
第27作フジテレビ・東映(2007年10月26日)
 

 

↑ 船越栄一郎 越前竹人形 ↓

 

竹人形殺人事件/山村美沙
福井県で持ち上がっている大観音堂建設計画。


 

ルポライターの浅見光彦の兄で警察庁刑事局長の陽一郎は、建設推進派の和村誠から、土地の買収に関する調査に手心を加えて欲しいと頼まれる。

しかも、和村は、浅見らの父がある女性に贈った越前の竹人形を見せ、事と次第によっては、これを母・雪江に差し出すという。


 

母の動揺を心配した浅見は、事の真偽をつかむために福井へとやってきた。だが、その直後、人形師の孫が惨殺されるという事件が発生する。


 

竹人形に関する真偽を求めてやってきたはずの浅見は、新聞記者の片岡明子の恋人、平石吾郎の容疑を晴らすため、殺人事件の真相解明に乗り出す。


 

↑ 竹水仙 ↓

福井の県花越前水仙
福井県の冬と言えば「越前がに」が有名ですが、実は、福井県花である水仙も日本水仙の三大群生地の一つで、栽培面積約70haは全国一位を誇ります。

水仙は、福井市・越前町・南越前町の越前海岸地域で栽培されており、「越前水仙」としてブランド化されています。

その発祥地は福井市居倉地区といわれており、急峻な斜面地で凛として咲く姿は、福井の冬の風物詩の一つとなっています。

毎年12月下旬ごろ、越前海岸一帯に越前水仙が開花し始め、1月上旬から2月頃に徐々に満開を迎えます。

日本海の寒風や荒波にさらされて育つ可憐で強かな越前水仙。

その特徴は、他産地の日本水仙よりも花が引き締まって香りが強く、日持ちと草姿が良いことから特にお正月を彩る花としても人気があります。