お年賀
新年の挨拶のために、知人、長上(目上の年長者)、取引先、親戚などの家々を回ることである。お年始回り、年始参り、単にお年始とも言う。

年始回りに伺うのは松の内までとされており、元旦は避けるべきとされている。

ただし、地域によっては1月10日や1月15日までの場合もある。なお、時間帯は、午後1時から2時頃が望ましいとされている。

また、長居は失礼にあたるため、基本的に玄関先で済ませる。そのため、室内に招かれても断るのがマナーだとされている。


 

↑ 訪問先により内容に違いも ↓

 

 

年始回りに伺う時には、お年賀を渡すことが多い。また、子供がいる場合は、お年玉を渡すことも多い。

 

 

↑ ポチ袋 ↓

 

 

歴史
年始回りは元々主に農村部でおこなわれた親族が本家に集まって新年の挨拶をする行事だったとされる。

江戸時代に入ると、商人が手土産を持って得意先に新年の挨拶をする習慣が生まれ、それもお年始と呼ばれるようになった。その風習が現代に続いているとされる。
 

 

お年賀
お年賀の現在の意味は「年始の挨拶回り」になっていますが、昔は歳神様へのお供え物という意味がありました。

 

お年賀の意味や由来
日本には、新しい年の神様(歳神様)をお迎えして祀る習慣がありました。
現代でもお正月に門松を立てたり、鏡餅を供えたりするのはその名残です。

 


 

年始の挨拶回りには
歳神様や仏様へのお供え物(御歳魂、おとしだまを持参するのも習わしで、これが後に「お年賀」や「お年玉」になったといわれています。

現代では、旧年中にお世話になった方への感謝と「今年もよろしくお願いします」という気持ちを込めて、年始挨拶の際にお年賀を贈るようになりました。

お年賀を贈る正しい期間
お年賀は、正式には「三が日」(1月1日~1月3日まで)の年始挨拶をするときに持参する品物を指します。


 

↑ 近隣のお宅へは粗品として持参し御挨拶 お得意様にはご来店時に ↓



しかし、三が日は、お互いに都合がつかないということも少なくありません。そのため、お年賀は「松の内」と呼ばれる1月1日~1月7日頃までに贈ればよいとされています。

ただし、元旦は避けるのがマナーなので、お年賀を贈る期間としては「1月2日~1月7日頃まで」となります。

松の内の期間は、地方によって「1月15日頃まで」といった違いもあるので事前に確認しておくとよいでしょう。

 

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