通り池
通り池は直径約60mの円形の池が二つ並んであり、二つの池とも外洋に通じている。


 

↑ もう一つの通り池へ ↓

 


池の大きさは内陸のほうが直径約55m、推進40m。海側の池が直径約75m、水深約50mとなっている。 

その池は神秘性が強く、いろいろな島の物語も秘められている。また池が外の海ともつながっていることからダイバーたちの格好のポイントとなっており全国的にも有名です。1974年(昭和49年)3月に県の天然記念物に指定されている。


 


通り池の継子伝説
昔、下地島に住んでいた漁師が妻に先立たれ、残った子を育てるために後妻を迎えた。
継母が先妻の子を殺す計画をたてた。夕方になって継母は自分の子と継子を潮干狩りにといって通り池に行った。 


遅くなったので通り池で過ごすことになった。継母は我が子がすべり落ちないように岩のゴツゴツした場所に寝かせ、継子はすべり落ちやすいようになめらかな岩の上の池のふち近くに寝かせた。

継母は、潮干狩りに出かけてくると口実をつけてその場を離れていった。 



夜中に戻ってきた母は子供の寝場所が変わっているとも知らず、大急ぎで池の縁近くに寝ている子を池に突き落とすと岩のゴツゴツしたところに寝ていた子をおぶって、一目さんにその場を離れ部落の方角にひた走りに走りました。 

 

東の空には曙の光が夜明けを知らせていました。
「お母さん弟はどうしたの」背中で目をさました継子がたずねます。 

その瞬間継母は自分がおんぶして来た子が継子であり、あの池に情け容赦もなく突き落として来た子が、可愛い自分の子であることに気づきました。 


気も狂わんばかりに泣き悲しみ、継子をその場に放り捨て、自分は今しがた走り続けてきた道を逆に通り池の方めざしてはしり、自分も子供の後を追手池に飛び込み死んだと言う。

人間の悪の報いの恐ろしさを今に伝えています。最初に継子を寝かせてあった場所をママ子台と呼んでいます。

 

 

島の西岸と空港滑走路の間にある空港監視レーダー
ASR (Airport Surveillance Radar:空港監視レーダー)
PSR(Primary Surveillance Rader:一次監視レーダー)とSSRを組み合わせ、空港から約110km以内の空域にある航空機の位置を探知し、出発・進入機の誘導及び航空機相互間の間隔設定等ターミナルレーダー管制業務に使用しています。

SSR(Secondary Surveillance Rader:二次監視レーダー)

航空機は、この装置から発する質問電波を受信すると、機上のATCトランスポンダー(航空交通管制用自動応答装置)から各機に固有の応答信号を発射し、地上のレーダー表示画面上に航空機の識別、高度並びに緊急事態の発生等を表示します。
 
ASDE (Airport Surface Detection Equipment:空港面探知レーダー)
 
空港地表面の航空機や車両等の動きを監視しそれらの交通の安全を図るための高分解能レーダーで、飛行場管制業務に使用しています。
 
PAR (Precision Approach Radar:精測進入レーダー)
 
管制官がレーダーを見ながら、航空機を3次元的に滑走路の接地点へ誘導する着陸援助施設です。
 

 

 

ユナイタマ伝説
昔、この付近の木泊村には2軒の家があった。そのうちの1軒に住む漁師がユナイタマ(ジュゴン)を捕らえ、半身を切って隣家にも分けた。

 

↑ 二つの通り池の間は木道が整備され歩きやすい ↓

 


ユナイタマが海に助けを求めると、大波が3度押し寄せてユナイタマを運び去り、波が引いた後には、2軒の家があったところがぽっかりと池になっていた。

 

↑ 此の木道により周囲の自然が荒らされ憎くなった ↓

 


また別の形では漁師の名は後前(あとめー)タカッチャと云い、よなたま(ユナイタマ)は人面魚体の人魚で食べるために炙られて母人魚に助けを求めたため、津波が起きたことになっている。

 

↑ 二つ目の通り池に到着 ↓

 


この伝説中の大波とは、1771年(明和8年)の八重山地震の津波(明和の大津波)ともされる。

 

 

↑ ダイバーはこの二つの通り池の間を海からを潜水して来る ↓

 

 


しかし、この伝説と同じ内容の伝説が、明和の大津波以前の1748年に書かれた『宮古島紀事仕次』に記載されており、先島地方には明和の大津波以前にも何度も津波が襲来しているので、この伝説はそれらの津波に由来するものとも考えられる。

 

↑ 来た道を戻る ↓

 

 

↑ 妻が撮影 ガイドさんが撮影 ↓

 


『宮古島紀事仕次』には、ユナイタマはジュゴンであるという記述はない。
大正・昭和初期に活躍した郷土史家・稲村賢敷は、ユナ(海)・タマ(魂・精霊)で、海の精霊のことだとその著書のなかで解釈している。

 

 

↑ 阿檀が生茂る道 ↓

 

 

↑ 自然保護の注意喚起 ↓