ホトケノザとコオニタビラコ
ホトケノザ(仏の座)
シソ科オドリコソウ属の一年草あるいは越年草である。サンガイグサという別名も持つ。

なお、春の七草に数えられる「仏の座」とは異なる。漢字では当て字で、「元宝草」や「宝蓋草」とも書く。





形態・生態
成長した際の高さは10センチメートルから30センチメートルぐらい。
四角断面の茎は柔らかく、下部で枝分かれして、先は直立する。


葉は対生で、縁に鈍い鋸歯があり、下部では葉枝を持つ円形、上部では葉枝はなく茎を抱く。
茎は段々につくことから、俗にサンガイグサ(三階草)とも呼ばれる。

花期は3月から6月で、上部の葉脇に長さ2センチメートルほどの紫で唇形状の花をつける。
上唇はかぶと状で短毛がびっしり生え、下唇は2裂し濃い紅色の斑点がある。



つぼみのままで結実する閉鎖花が混じることが多い。白い花をつけるものもあり、シロバナホトケノザ(f. albiflorum)と呼ばれる。


種子には白い物質が付着する。これにはアリが好むエライオソームと呼ばれる物質が含有しており、これによってアリの手で遠くまで運ばれ、芽吹くことが知られている。




ローアングルファインダー
一眼レフカメラのファインダー部分に装着し、ローアングルの撮影を容易にする装置。


一眼レフカメラに使用されるアクセサリーのひとつ。
レフコンバーターとも呼ぶ。

地面に近い花の接写など、低い位置での撮影は、カメラの ファインダー 位置が低く覗きにくい。



場合によっては頭を横にして覗かなければならず、構図をつかみにくい。
そこで、光路にプリズムを配置して90度の角度をつけた延長ファインダーが考案された。


カメラの接眼部のアイカップを外して取り付けることで、 ローアングル だけでなく、直接ファインダーを覗きづらい ハイアングル 撮影時にも役に立つ。


↑ 製品によっては、倍率を等倍から2倍に変更して被写体を拡大して見られる変倍アングルファインダーや、 視度調整 をそなえたものもある ↓

 



ちなみにアングルとは、英語の Angle で角度のこと。

最近は、アングルファインダーの代わりとして 液晶モニター の ライブビュー が注目されている。


 

もう一つのホトケノザ
コオニタビラコ(小鬼田平子)
キク科に属する越年草の一つ。

タビラコ(田平子)やホトケノザ(仏の座)ともいい、春の七草の一つとしても知られている。
標準和名としてはコオニタビラコを使用する。


湿地を好み、田や周囲のあぜ道などに多く生える。初春の水田ではロゼット葉を広げて地面にはいつくばった姿で見られる。



葉は羽状複葉で頂羽片が大きくて丸っこい。高さは10cm程度、早春には黄色の頭状花が咲く。

花が終わると果実は丸く膨らみ、下を向く。種子には綿毛がない。
若い葉を食用とする。


 

丈の低い草花の撮影はしゃがんで撮っても見下ろすアングルが多く平凡である。

ローアングルで横から、また下から見上げる様なアングルで撮ると見栄えも良くなる。

 

 

↑ 非常識カメラウーマン ↓

 

 

都立向島百花園にて08年9月1日撮影。

縄で仕切られた立ち入り禁止区域に、上半身を肘で支え入れて「レンゲショウマ」を撮影。

 

 

挙句の果てには柵を倒して腹這いになりローアングル撮影を。

腹這い下の山野草は押し潰されてしまった。

 

こんな事を平気でやらかす神経を疑う。日々専門の園芸職員が手入れをし、多くの来園者を和ませるための努力を踏み躙っているのだ。