国立公園の地形
この地域内の地形は山岳地帯で、山が複雑に入り組んでおり、1000m級の山も多数存在する。


 

 

↑ トレッキングコース入口 ↓

 

 

地域の80%以上は常葉樹林地帯になっている。
地域南側にタイ東部北側の住民の水道および下流の工業用水を提供するバーンパコン川の源流となっている。

また地域北側はイーサーン南部へ水を提供している重要な水源となっており、タイにおける重要な水資源の一つである。

 

 

↑ バーンパコン川の源流 鰐かと思ってパチリ ↓

 

 

 

↑ ビジターセンター付近 ↓

 

 

 

生物
2005年の世界遺産登録時点では、112のほ乳類、392の鳥類、200の両生類とは虫類が発見されている。

インドゾウなどの東南アジアの森林では一般的な動物の個体数も多く、この地域のドライブウェイではドライブ中に何らかの野生動物がみられる可能性が高い。

珍しい種類ではシロテテナガザルやその食べ残しで生息するマレーヤマアラシ、もっとも原始的な猿といわれるスローロリスや、この地域のみでしかみられない世界最大のオオサイチョウが生息する。

 

 

 

↑ 野生動物見学サファリ―ツアー車 出発地のビジターセンター ↓

 

 

 

↑ 見晴台 ↓

 

 

↑ アカシア ↓

 



アカシア (金合歓) 
マメ科ネムノキ亜科アカシア属の総称。アカシヤ、アカシャ、アケイシャ。

 


アカシア属は約1000種が熱帯から温帯にかけて、特にオーストラリア大陸、アフリカ大陸に多数の種が分布する。

その多くは非常に深く主根を伸ばすため、年間を通してほとんど降水が無い砂漠に自生する。

 

 


日本においては、明治時代に輸入されたニセアカシアを当時アカシアと称していたことから現在でも混同される。たとえば「アカシアはちみつ」として販売されている蜂蜜はニセアカシアの蜜である。

また、花卉栽培されるフサアカシアなどがミモザと呼ばれるが、本来ミモザはオジギソウを指す言葉である。

インディアンの間では若い男女が愛を告白するのに使ったと言い、花言葉もそれに由来してか「秘密の恋」がある。他には「優雅」「友情」がある。

 


主な種
日本では関東以北では栽培が困難であるものが多い。比較的温暖な所で栽培されるものに、下記の種類がある。

偶数羽状複葉
フサアカシア Acacia dealbata
フランスのミモザ祭に使われる。

ギンヨウアカシア A. baileyana
葉が小ぶりで、生花に使われる。

以上、ともに花期 3 - 4月、花の色は輝く黄色。特に早い春に、1cm未満の球状の花が輝く黄色のたわわになる。

モリシマアカシア A. mearnsii
花期 5 - 6月、花の色は地味なクリーム色、タンニンを採取する有用植物。

アラビアゴムノキ A. senegal
アラビアガムの原料

単葉
サンカクバ・アカシア
両先端丸く葉脈1本、三角状の葉

プラビシマ・アカシア A. pravissima
片側丸く片側鋭尖頭で葉脈2本

偶数羽状複葉・単葉
メラノキシロンアカシア A. melanoxylon

 

 

 

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